毎年7月1日は、カナダの建国記念日となっている。

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1497年、イギリスの探検家ジョン・カボットがニューファンドランド島のセント・ジョンズに
上陸。 そして1534年、フランスの探検家ジャック・カルティエがガスペ半島に到達し、
ヌーヴェル・フランスを宣言。 1864年にシャーロットタウンで最初の建国会議が開催
され、その3年後の1867年に制定された英領北アメリカ法により、カナダが一つの
連邦として自治を開始した1867年7月1日を記念して国民の祝日に制定され、オタワに
正式に連邦政府の首都が置かれた。
 


『カナダの誕生日』と言われることも多いカナダの日は、当時既にイギリス連合王国の
一部であり、現在のオンタリオ州とケベック州からなるカナダ州(Province of Canada)に、
ノバスコシア植民地、ニューブランズウィック植民地を加えて、ひとつの自治領である
カナダ連邦が1867年7月1日に誕生したことを記念する日として制定された。

当時は、南北戦争が終わり、産業革命とあいまって、アメリカが本格的に力を付けて
きた事から、アメリカの影響力を防ぐために、イギリス本国がカナダの統一を急いだ。 
 


カナダの日の祝祭行事は主に各地方自治体が主催し、屋外で行われるものが多い。
パレード、屋外のお祭り、バーベキュー、航空・艦船ショー、野外コンサート、花火などが
開催される。 また、新移民の公民宣誓式も行われる。 バンクーバーのパレードでは、
地元日本人団体による神輿、盆踊りも見ることが出来る。
 
首都オタワでは国会議事堂前の広場では、カナダ総督と首相が参加する記念式典が
行われる。

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