現在のデンマークの国土で、最後の氷河期の氷が解けて消え始めたのは、紀元前
1万2000年頃である。 紀元前1万1000年頃には、遊牧民の集団がやって来た。
彼らは、トナカイを捕獲して、食料と毛皮を得ていたらしい。 紀元前3000年
頃には、人々は定住地を作り始め、森林を焼き払って、灰の中に穀物を栽培した。
食料用の家畜も飼われていた。

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紀元前3000年前後に氷河が解けたため、ヨーロッパ北西部の一部は水没した。
その後、比較的標高の高い地面が海面から次第に姿を現し始め、一部がこの国の
島々を形作った。 紀元前2000年から1500年位の間に、東と南から新来の人々が
ユトランド半島に侵入した。 彼らは、現在のデンマーク人語の祖先である
ゲルマン語を話していたと思われる。 そして、青銅製の頑丈な武器や精巧な
装飾品を作り、帆船で海を渡って、ヨーロッパの他の地域と交易をしていた。

紀元前500年頃までに、この国土の住民達は、鉄製の武器や道具を作る方法を
会得した。 その後、600年余りの事は良く分からないが、この間に北欧全体の
気温が寒冷化して、人口が減少し、他の地域との交易も衰えたらしい。
一部の集団は、南に移住したと思われる。 紀元前100年以降、この国の人々は、
他の国との交易を再開した。

6世紀までに人口が急増し、多数の小王国が成立した。 紀元前500年前後、現在の
スウェーデン南部のスコーネ地域から、デーン人と呼ばれる人々が、エーレ海峡を
超えてデンマークにやって来た。

Dannebrog

その後の300年の間に新来者は、スコーネ、シェルラン島、ユトランド半島に
またがる王国を建設し、この国の名をダンマルク、つまり、『デーン人の国』と
呼んだ。 これが、デンマークの国名の起源である。

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