【クロマニヨン人からケルト人まで】
今から3万年前、フランスには、我々の祖先とされている新人に属する
クロマニヨン人が住んでおり、 狩猟や漁労の生活をしていた。 紀元前9世紀頃
から、フランスには、鉄器文化を持ったケルト人が移住し、彼らが支配した
地域は『ガリア』と呼ばれている。 紀元前58年から、ケルト人の指導者
ウェルキンゲトリクスが反乱を起こすが、破れ、紀元前51年に全土を支配された。

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【フランク族の支配と封建時代】 
ローマ帝国の支配により、ガリアの地はローマ化が進すみ、キリスト教も広まった。
4~6世紀になると、ゲルマン人が侵入し、ガリアは、その中のフランク族が
支配するようになった。 5世紀末、フランク族のクロービスがメルビング朝を
起こし、キリスト教に帰依する。

メルビング朝の宮宰のカール・メルテルは、732年にイスラム軍を破り、フランク
王国への進入を食い止めた。 その子であるピピンは、751年にカロリング朝を
起こし、ピピンの子シャルルマーニュ(カール大帝)は、北イタリアから北海に
およぶ地域を支配し、ローマ教皇から西ローマ帝国の冠を授けられた。

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843年、フランク王国は3つに分かれ、このうち、に西フランクがほぼ今の
フランスにあたる。 続いて、987年、カペー朝が起こった。 この王朝の下で
農業技術が発展し、土地の開拓が進み、農村共同体が出来た。 小領主は、
大領主に忠誠をつくして保護を求め、主従関係が結ばれた。 この頂点に立った
カペー朝は、キリスト教の権威を支えに、中世の封建制度を確立した。

11~12世紀には、ロマネスク様式の教会が、12世紀後半頃からゴシック様式の
教会が各地に建てられた。 この頃、都市も発展し、市民層の発言力も高まった。

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