モスクワから1時間半のフライトで、ベラルーシの首都ミンスクに到着。
このミンスク第2空港は、中国の資本で建設されたとかで、あちこちに漢字
表記があるため、日本人には非常に便利。 空港到着後は、ベラルーシの
厳しい入国審査があるのかと思いきや、一切何もなく、そのまま外に出て
しまったため、拍子抜けした。 夜中の11時半にミンスクに到着したため、
タクシーが一切捕まらず、色々と交渉した結果、恐らく、ミンスク市が
運営している予約制のタクシーを1時間後にようやく予約出来たため、
夜中の1時過ぎに本日のお宿である健康センターへとたどり着いた。

【ミンスク】
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空港から宿までの道には、街灯がひとつもなく、正に漆黒の闇の中を林の
中へとずんずん突き進んだ場所にこの健康センターがあるのだが、一夜明けて、
朝になると、素敵な森の中にある施設である事が判明。 日本円にして1,200円
程度でスウィートルームを予約したため、朝から気分は大金持ちのおぜう様w
健康センターだけあって、マイナスイオンたっぷりの朝の散歩が気持ち良い。
敷地内には、サウナやらレストランやら、色々な施設があった。

ミンスク市内は、ロシア語とベラルーシ語のちゃんぽん表記が多く、周囲は
皆ロシア語だけで話しているのに、地下鉄の放送は、ベラルーシ語と英語のみ。
元々、ベラルーシ語は「死語」と呼ばれる程すたれた言語だったが、近年になって、
徐々に復活をしている模様。 旧ソ連邦の国々では、ロシア語のみが公用語で
あったため、ベラルーシ語やウクライナ語が激しく規制されていた時代もあった
影響で、各民族語がすたれたのだが、ソ連から独立の後は、各民族語の復活に
力を入れている国々もあるものの、ウクライナのように、余りにも強引な
やり方をして、ロシア語話者の人権を無視している国もあるため、ベラルーシ語の
復活にも、慎重な体制で臨んで欲しいところ。

【ミンスク】
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基本的に、ベラルーシ語はロシア語に非常に似ているため、特にロシア語の
アナウンスをしなくとも理解出来るのだが、周囲で喋っている言語と、公共
放送とのズレがあるのには違和感を感じた。 大阪で標準語の放送等、この逆
パターンは、幾らでもあると思うのだが、道路表記は、話し言葉が追いついて
来てから変更した方が良いと思った。

ミンスク駅構内のキオスクでは、溢れるばかりの商品が並べられていた。
一部の旅行雑誌には、「ベラルーシは、旧ソ連邦の中でも最もソ連時代の面影を
残している国」との記載があったため、どれほど古めかしい国なのかと思いきや、
こんな程度のレーニンやらモニュメント的な遺物は、ロシアこくないにもまだまだ
残っているため、ロシアとベラルーシの決定的な違いは見出せなかった。
ベラルーシでは、チェルノブイリ原発事故の影響で、国内を旅行するという
習慣がないそうなのだが、その現実を後で何気ない場所で見る事となった。

【ミンスク】
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ミンスク駅前には、重々しい重厚な雰囲気の建造物があり、社会主義建設の
象徴となっている。 この日は、このまま夜にこの駅からビリニュスへ向けて
旅立つため、まずは、駅の下見から。 行き先とホームの番号が記載されている
ものの、ビリニュス行きの電車は、1番線の最先端部分にある21番線からの出発と
なっており、非常に分かり辛い。 ミンスク空港から入国し、5日間のビザなし
訪問でベラルーシへやって来た人達の場合は、鉄道での国境越えは絶対に出来ず、
今回は、わざわざベラルーシのビザを取得して来ているため、この超難ルート
での国境越えに挑みます。 ミンスク空港からのビザなし訪問でベラルーシへ
入国した場合は、絶対にミンスク空港から以外は出国出来ないため、ご注意
くだされ(出発前にベラルーシ大使館に確認済み)
。 

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