考古学者たちは、大昔の人々の野営の跡や石器類をルソン島のカガヤン渓谷で
発見した。 これらの品々は25万年前に遡り、当時この地域は、まだアジアと
陸続きだった。

アジア大陸の色々な方面から、様々な民族が陸路、フィリピンにやって来た。
約25万年前には、弓矢を使う狩猟民族のアエタと呼ばれる人々がやって来た。
これら新しい人々は、狩猟の他に、食料を確保するために植物を植え、耕作も
行った。 およそ1万2000年前、地球の広大な地域の表面を覆っていた氷が
溶け出した。

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溶け出した大量の水により、フィリピンと他のアジアを繋げていた陸路は水没し、
この時からフィリピンは島々になった。

1500年から紀元前500年の間に掛けて、マレー人や現在の中国人、ベトナムから
人々が太平洋をカヌーでやって来た。 彼らは沿岸に住み着き、先住民たちは、
島の内陸部へと移動した。 新しい人々は洗練された石の武器や道具を用い、
村に集団で住んだ。

マレーからの新しい移住者たちは、労働用にカラバオ(水牛)を取り入れた。
マレー人とその子孫たちは、ルソン島北部の山々を切り開いて段々畑を作り上げ、
米作を行った、 こうして何世紀にも渡って、沢山のマレー人がフィリピン諸島に
やって来た。

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