ランゴス
冬のオーストリアの食べ物の定番ランゴス♪ 元々は、ハンガリー料理だった
ものだが、帝政時代にオーストリアに入って来ました。 同じドイツ語圏の
ドイツでは、このような物は冬に食べないらしい。 ウィーン市庁舎では、
毎年冬のクリスマス市が開催されるが、多くのウィーン子たちが外で食べ歩きを
しているのがランゴスで、オーストリアでは、非常に人気のあるファーストフード。
主に野外の屋台で熱々のランゴスを販売しています。
オーストリアのランゴス
ランゴスの調理方法は、パイ生地のような小麦粉の生地をオリーブ油でパリパリに
なるまでからっと揚げ、ニンニク、塩、水を混ぜたものを塗るだけ。 その他、
チーズを乗せたり、お好みで、トマトやピクルス等を上に乗せて、ほぼピザのような
状態のものもあるが、個人的には、シンプルなこのバージョンが一番美味しい。
ランゴスを販売している屋台
焼き栗 マローニ
オーストリアや南ドイツのバイエルン等では、お馴染みの冬の食べ物。
ウィーン市庁舎前のクリスマス・マーケットでは、毎年、ランゴスの屋台と共に
焼き栗(オーストリアでは、「Kastanien」ではなく、「Maroni」と言う)の
屋台が登場し、ウィーンの冬の定番となっている。
キンダープンシュ
ノンアルコールの子供向けの飲み物だが、大人も普通に飲むため、子供だけに
限定されない。 フルーツティーとフルーツジュースを混ぜ合わせてひと煮立ち
さたせた後に、シナモンやカルダモン等をお好みで入れる。 野外で飲むことが
多いため、体を温めたい時に最適。
グリュー・ワイン
ワインを温めたホットワイン。 キンダープンシュとは異なり、アルコール入り
のため、大人向け。 主に使用するのは、赤ワインだが、白ワインを使用する
こともある。 ワインを煮立たせた後に砂糖を加え、シナモン、カルダモン、
クロープ、ジンジャー、ローズマリー、ローレル等をお好みで入れる。
華やかなウィーンのクリスマス・マーケット
いただきます
そのような表現自体存在せず、その代わりに、これから食事をしようとしている人に
対して、『美味しく召し上がれ』と言います。 オーストリアの場合は、
「Mahlzeit(マール・ツァイト)」、ドイツでは「Guten Appetit(グーテン・
アペティート)」、または、フランス語の「Bon Appétit(ボン・アペティー)」と
言います。