リスボンの中でも、特に歴史的な地区としても名高いベレン地区には、ポルトガル
大航海時代を再現した「発見のモニュメント」がある。 インド航路発見者の
ヴァスコ・ダ・ガマ、ブラジル発見者のペドロ・アルヴァレス・カブラル、初めて
世界一周を成し遂げたフェルディナンド・マゼラン、喜望峰を初めて回りインド洋
へと到達したバルトロメウ・ディアス、日本へ1549年にキリスト教を伝道した
宣教師フランシスコ・ザビエルと、ざっと見ただけでも、かなりの偉業を達成した
人物ばかり。

【発見のモニュメント】
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同じくベレン地区にある世界遺産「ジェロニモス修道院」は、エマヌエル様式の
最高傑作とも言われ、大航海時代の富をつぎ込んで建築された。 建築資金は当初、
バスコ・ダ・ガマが持ち帰った香辛料の売却による莫大な利益によって賄われ、
その後も香辛料貿易による利益によって賄われたが、途中で建設が中断したため、
最終的な完成までには300年も掛かった。

このすぐそばには、「ベレンの塔」があり、ジェロニモス修道院と共に、
「リスボンのジェロニモス修道院とベレンの塔」の構成資産として世界遺産リストに
登録されている。

リスボンのジェロニモス修道院とベレンの塔
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リスボンの交通機関は、デポジット式のプリペイドカードなのだが、実は、
車内でも清算が出来るものの、料金が一気に跳ね上がり、前払いよりも約2.5倍の
3.8ユーロ(約480円)となる。 基本料金の1.5ユーロ(約190円)と比較すると、
非常に高いため、2回以上車内で清算をする可能性がある場合は、1日フリーパスが
断然お得となる。

リスボン中心部にある「コメルシオ広場」は、テージョ川河口付近にあるため、
港町の雰囲気が漂っている。 リスボンの街はさほど大きくはないため、頑張れば
歩いても回れるものの、ある程度は地下鉄や路面電車を組み合わせて効率良く
回ると時間の節約にもなるため、利用価値が高い。

【ベレン地区~コメルシオ広場】
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テージョ川河口付近。 この川を下り、世界各地に探検家を送ったポルトガルは、
スペインと並び、世界中に植民地を持つ大帝国となった。 この日は年末で
あったため、コメルシオ広場では、新年の準備が進められていた。

リスボン観光の目玉、サンタ・ジュスタのリフト(「エレベーター」はアメリカ
英語)。 リスボンは港町であるため、高低差が激しく、このリフトで上に登る
ことが出来る。 ポルトガル土産は、スペインと同じく、絵柄の付いたタイルが
多いのだが、青い色が多いのは、海のそばにある街だからなのか?

【サンタジュスタのリフト】
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ポルトガル名物のエッグタルト。 同じ物は、旧植民地であるマカオにもあのだが、
やはり、本場のリスボンで食べるエッグタルトは一味違う♪ この日は時間が
なかったため、途中の乗換駅で、ピザとエッグタルトを買い、そのまま空港へと
向かいました。

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