フィリピンの人口のおよそ41%は都市部に住んでいる。 マニラは首都であり、
フィリピン最大の都市でもある。 更に、商業、金融の中心、国内一の港でもある。

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【マニラ】
マニラはルソン島の南西に位置し、マニラ湾に沿って集まる多数の小さな市と町
から成っている。 マニラ市は160万人の人口を抱える一方、マニラ首都圏一帯で
は800万人を超す人々が暮らしている。

マニラはパシグ川によって2つに分けられている。 川の南にはスペイン植民地
時代に建てられた古い城壁都市、イントラムロスがある。 更に南には、リサール
公園(ルネタ公園としても知られている)があり、広大なオープン・スペースは
市民の憩いの場や集会の場に使われている。 パシグ川の北はトンドで、人口が
密集し、バラックの立ち並ぶスラムがある。 マニラにはまた、大統領官邸である
マラカニアン宮殿がある。

【ケソン】

マニラの北東で接しているのはケソン市で、1948年から1976年までは首都で
あった。 現在はマニラが首都だが、政府の多くの省庁は今もケソン市にある。
フィリピン国立大学の中央キャンパスもケソン市にある。

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【セブ】
セブ島の東海岸にあるセブ市では、港が活気がある。 ビサヤ諸島の輸出品の
大半はセブ市の港を経由している。 人口は50万人以上あり、フィリピンの
大都市のひとつとなっている。

フィリピン諸島最初のスペイン植民地の名残として、セブ市には沢山のスペイン
様式の教会と共に、16世紀に建てられたサンペドロ要塞を残している。 また、
1950年創立のサウスウェスタン大学を含めていくつかの大学が市内にある。

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【イロイロ】
もうひとつの主な港町は、パナイ島の南東部にあるイロイロ市で、1700年と
1800年代に海賊たちがしばしば植民地を襲ったため、住民は石の望楼や、防衛の
ための要塞を設けた。 イロイロ市は25万人越す人口を抱えた農産物交易センター
であり、急成長する島の織物工業の商業センターでもある。

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【ダバオ】
ダバオ市はミンダナオ島の南東岸にある最も急成長中の市のひとつである。
人口は80万人を超え、他の島からの住民も多い。 彼らは農業労働を求めて
やって来る。 ココナツはダバオ港から世界に輸出されている。

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