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相変わらず、ウクライナのテレビ放送は、ロシア語とウクライナ語を
ちゃんぽんで喋っておりますが、これを変だと感じないウクライナ人の
感覚には付いていけませぬ。 独立から20年以上を経過しても、
ウクライナ語は余り浸透しておりませんが、ウクライナ政府は、ロシア語
話者の権利を守るべきで、ロシア語を外国語扱いするのは、間違っています。

アニ・ロラクもインタビュアーも全てロシア語だけで話していますが、実際の
ところ、余りウクライナ語が得意ではないのだと思います。 去年は、
クリミアでの公演をキャンセルしたアニ・ロラクですが、実際は、かなり辛い
選択を迫られた模様。 そのまま舞台に立てば、過激派に殺される可能性も
十分ありましたが、それでも、舞台に立ち続けたのは、平和のため。 ロシアも
ウクライナもベラルーシも関係ないと言い切っておりますが、全くその通りだと
思います。

実際、このスラブ国は、切っても切れない血縁関係で結ばれており、全て隣国の
せいにして相手を憎んでみたところで、離れられません。 今回の内戦も、
新興財閥オリガルヒから見れば、体のいい金儲けの手段だったのだと思います。
国単位だけでものを見るのは、他の文化を認めないモノカルチャー世界の宿命で、
ウクライナ、ロシア、ポーランド、ルーマニア、ハンガリーと多民族共生だった
筈のウクライナが崩壊し掛けた原因は、正にここにあると思います。



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