多言語翻訳 Samurai Global ~多言語のススメ~

世界各国のニュースを知る事により、多言語、多文化
共生社会を目指します。
日本ではなかなか伝えない世界各地の真実を伝えます。

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    カテゴリ:多言語のススメ > 方言講座

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    2017年現在、台湾の人口は、約2,350万人となっており、1km²あたりの
    人口密度は620人と高く、200倍の広い国土を持ったオーストラリアよりも、
    200万人以上人口が多い。 そして、台湾人の人口の約半分が都市部に
    暮らしている。



    【民族と言語】
    台湾に暮らす人々の大半は、300年以上も前に中国南部の福建省や広東省から
    渡って来た漢族系移民の子孫とされるが、先住民との混血の割合も多い。
    福建省からの移民は漢族の多数派を占め、廈門を中心とした中国南方方言の
    ひとつとされる台湾語を話す。

    一方、東からの移民は、客家語を台湾に伝えた。 客家語を母国語とする人々の
    大半は、台湾北部の新竹や苗栗に住む。 今日ふたつのグループの違いは、主に
    彼らの話す言語である。

    1949年以降に渡って来た人々は、中国大陸の全域からやって来た。 彼らは、
    台湾の全人口の約15%を占める。 20世紀になって台湾に来た彼らは、北京語を
    中心とした北方方言、いわゆる北京語を話す事が出来る。 蒋介石は、北京語を
    台湾の公用語とした。

    北京語は、1950年代以後学校教育で使われ、80年代になると、教育を受けた世代の
    台湾人の間で広く使われるようになった。 こうして、台湾では、漢族の文化が
    支配的な文化となった。 ただ、福建系、客家系、戦後の移住者と、生活上の
    文化には異なる点もある。 この他、台湾の先住民は、異なった系統の文化を
    伝えている。 こうした先住民族は、全部合わせて台湾の総人口の1.5%である。
    indigenous2

    先住民は、大半がマレー・ポリネシア系で、タイヤル、アミ、ブヌン、パイワン、
    サイシャットなどの部族がいる。 彼らは、漢族とは異なる身体的な特徴を持つ。
    だが、今日では先住民達の多くは、生活上はl、周辺の漢族の文化に同化して
    いるように見える。

    先住民は、伝統的には農耕を行い、独自の宗教を持っている。 東海岸に住む
    アミと、南部の緑島に住むヤミを除けば、いずれの部族も山間部の村落に
    住んでいる。 だが、都市部に働きに出た先住民も多い。

    言語学者は、先住民の言語のルーツをみなマレー・ポリネシア語族であるとして
    いるが、部族が異なると互いに言葉が通じない。 そこで、共通語として北京語が
    使われているが、一部には日本語がまだ使われている。 マレー・ポリネシア
    語族は、マレー諸語やフィリピン諸語なども含んでいる。



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    01 方言は一定の地域に特徴的な話し言葉。 語彙や話法、アクセントなどすべてを含む。
    02 その土地特有の単語、言い回し、俗語を『俚言』ともいう。
    03 日本の方言は『本土方言』と『琉球方言』に分けられる。
    04 そのうち本土方言は『東部方言』『西部方言』『九州方言』の三つに分類される。
    05 さらに東部方言は『北海道方言』『東北方言』『関東方言』『東海・東山方言』『八丈方言』
    に分けられる。
    06 西部方言は『北陸方言』『近畿方言』『中国方言』『雲伯方言』『四国方言』に分けられる。
    07 九州方言は『豊日方言』『肥筑方言』『薩隅方言』に分けられる。
    08 琉球方言は『沖縄方言』『奄美方言』『先島方言』に分類される。
    09 東部方言と西部方言の境界線は、新潟県糸魚川市と静岡県の浜名湖を結んだ線とされる。



    10 この境界線にはフォッサマグナがあり日本アルプスの高い山脈が両地域を分断していた。
    11 愛知と三重の県境付近の揖斐川も、アクセントなどが大きく変わる方言境界となっている。
    12 『万葉集』には東部方言を使った東歌も残されている。
    13 江戸時代中期(17世紀頃)まで日本の中央語(事実上の標準語)とされていたのは京都の言葉。
    14 武家共通語が江戸に移植され、アクセントが関東風に変わったものが江戸山手言葉。
    15 この江戸山手言葉を明治新政府が簡略化しわかりやすくしたものが現在の共通語のルーツ。
    16 一方かつての江戸の下町で使われてきた方言が江戸言葉。 江戸弁、下町言葉とも呼ばれる。
    17 東京の山手言葉や江戸言葉は旧来の住民の間に残るも、現在は『首都圏方言』が優勢。
    18 首都圏方言は『新東京方言』『東京新方言』とも呼ばれることがある。
    19 地域の違いを超えて日本全国に通用する言語が共通語。 標準語は人為的に整備された。
    規範性の強いもので、教育・法令なとの公用語として用いられる言語。 共通語は自然に存在
    して全国に用いられる言語として区別される。

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    首都圏方言とは、共通語、東京方言および西関東方言が融合して成立した、
    この地域の地域共通語であり、新東京方言や東京新方言などとも呼ばれる。
    首都圏方言の使用地域は、東京中心部および東京への通勤・通学圏が中心と
    なっている。

    首都圏方言の使用地域は、主に、東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県に該当する
    地域、更に、茨城県の県南地域や栃木県と群馬県の一部地域にもまたがっており、
    首都圏方言の影響は、広範囲に及んでいる。

    首都圏では、標準語で話していると思い込んでいる人が多いが、実は、若干
    訛っているため、他地域の人達には、意味が通じない事があるため、以下の
    表現には、十分な注意が必要。

    【日本の方言分布図】
    青・緑=東日本方言、黄褐=西日本方言、黄・橙=九州方言

    Japoniclanguages
    【日本語のアクセント分布図】
    赤 - 京阪式アクセント地域
    緑 - 東京式アクセント地域
    pitchaccent
    【首都圏方言の一例】

    出典: Wikipedia
    ●ちがかった - 五段活用動詞「違う」の形容詞活用化。 栃木・福島県の
     方言から。
    ●うざったい - 「鬱陶しい」を意味する形容詞。 略して「うざい」とも。
     多摩地方の方言から。
    ●ちっけった - 「じゃんけん」のこと。
    ●みたく - 「みたい(だ)」を形容詞のように活用させたもの。
     北関東の方言から。 (例)お母さんみたいに→お母さんみたく
    ●きれくない - 形容動詞「きれい(だ)」の語幹末尾「い」を形容詞活用
     語尾と混同しての 形容詞活用化。(例)きれいじゃない?→きれくない?
    ●よこはいり - 「割り込み」のこと。
    ●ら抜き言葉 - 大正時代からある表現だが、戦後になって使用が拡大している。
     (例)見られる→見れる

    その他、現在の首都圏で広まっている比較的新しい表現には次のものがある。

    ●…(する)よか - (する)するしか、(する)よりも。 北関東の方言から。
    ●こちとら - 一人称。 おれ。 われわれ。
    ●青たん - 青あざ。 北海道方言由来。
    ●かたす - 片づける。
    ●かったるい - 身体が疲れてだるい。 北海道方言から。
    ●くっちゃべる - 無駄なおしゃべりを続ける。 北海道方言から。
    ●だべる - 無駄話をする。駄弁の動詞化。
    ●つんのめる - 倒れそうになるほど体が前に傾く。 茨城弁から。
    ●…した時ある - 「…したことある」の意味。 東北地方の方言から。
    ●多いい - 「多い」の転訛。 アクセントも標準語とは異なり、標準語の
    「多い」ではおおい、もしくは、おおい と発音する(NHKアクセント
     辞典では前者を推奨) が、首都圏方言の「多いい」では おおいい と
     発音する。

    東京方言では「してしまった」を「しちまった」や「しちゃった」と変形
    させるが、北関東の方言の影響から、「しちった」という表現が新たに
    使われ出している。 なお、「しちまった」や「しちゃった」も明治時代
    に東京近郊の方言から取り入れられた表現である。

    中部地方(三河弁・遠州弁あるいは甲州弁)で発生し、多摩地方や
    神奈川県を経由して取り入れられた「じゃん」が有名である。 東京都内よ
    り横浜方面で先に広まったことから、これを「横浜弁」と認識している者が
    多いが、現実には横浜の伝統的な方言でも、横浜発祥の新方言でもない。
     
    「違い」形容詞的活用は、終止形「ちげー」として用いられる場合もある
    (特に終助詞「よ」が付く場合に顕著:「ちげーよ」)。 この場合、
    「ちげー」は完全な形容詞平板型アクセントを獲得しており、形容詞の
    型の弁別は失われていない。

    新しい表現が広まる一方で、「おっこちる・おっことす(=落ちる・
    落とす)」「のっかる・のっける(=のる・のせる)」「ぶっとばす
    (=なぐりとばす)」「おっかける(=追いかける)」「ぶんなぐる
    殴る)」など、動詞の前に促音や撥音を含む接頭語を挿入する現象や、
    「かたす(=片づける)」などの伝統的な方言の表現が若年層に継承
    されている例もある。
     
    若者の話し言葉では、くだけた感じや親密な感じを出すために他地方の
    方言(特に「お笑い」のイメージが定着している大阪弁)を意図的に
    混ぜることがある。

    2005年頃には、東京の女子高生を中心に日本各地の方言をメールなどに
    織り交ぜることが流行した(方言のおもちゃ化・アクセサリー化)。
    また、近年の接客業でよく使われる「よろしかったですか」などの
    いわゆるバイト敬語(コンビニ敬語)は、北海道方言などの影響を
    受けているとの指摘がある。

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    現在、『別冊少年マガジン』に連載されている、青森を舞台にした漫画『ふらいんぐ
    うぃっち』の漫画の中の一コマの内容が、余りにも分からなさ過ぎて話題となっている。
    横浜から青森に移住した主人公の真琴が、植物の勉強のために『使ってもいい農地とか
    ないですかね?』と居候先のお父さんに尋ねるシーン。 皆さんは、理解出来ましたか?

    l_ikko_tsugaru01

    東北の方言は、それぞれの地方によって、かなりの方言差があるため、なかなか
    理解し辛いものがあるのだが、それぞれの単語が、ある程度似ているため、青森県
    出身でなくても、殆ど分かりますw

    【仙台弁翻訳】
    いのうっしょさあるはだげば、つかえばい。
    くさおがってっから、なんぼがすべねげねーきとも、
    あそごだら、いがべおん。

    【日本語翻訳】
    家の後ろにある畑を使えば良い。
    草が生えているから、ちょっと片付けなければならないが、
    あそこだったら、良いだろう。

    l_ikko_tsugaru03

    『ふらいんぐうぃっち』は、アニメ化も決定しており、津軽弁での吹き替えが、
    どのように行われるのか、気になるところ。

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    東京女子大学篠崎ゼミが作成した『方言チャート47都道府県版』。 なかなか良い線を
    行っておりますが、何度挑戦しても、『岩手県』としか出ないため、合っておりませんw
    その後、『47都道府県を100エリアに細分化』を試したところ、見事正解☆

    初めの部分の設問は、全く見たことがない方言であるため、全て西日本の方言です。
    東北の県境は、明治政府の愚行により、昔の藩政時代の境界線とは大きくずれている
    ため、◯◯県出身という判断は出来ません。 仙台弁は、現在の岩手県の南3分の1でも
    話されているため、『岩手県』という判断は間違いではありませんが、宮城県出身者は、
    他の東北と一緒にされる事を極度に嫌うため、この結果は皆納得出来ない筈。
    04
    この設問の中に出て来るもので、『おはよう靴下』は、宮城県独自のものですが、
    仙台市内でのみしか言わないため、この単語では宮城県とは判断出来ません。
    『だから』も仙台市内のみで、それ以外は、『んだがら』としか言いませぬ。

    『いづい』と『ゴミを投げる』は、北海道弁でも言いますが、北海道弁と仙台弁を区別する
    際には、『したっけ』の使い方で、完全に分かります。 この設問では、鳥の唐揚げの事を
    『ザンギ』と言うか言わないかで仙台弁と北海道弁を区別している事が分かります。
    kutusita
    仙台弁は、場所による方言差がかなり大きいため、完全に分類するのは、恐らく無理です。
    大きく分けても、3つに完全に分かれるのと、北側は、更に海側と内陸に完全に分かれます。
    よって、このチャートでも、『宮城県(伊達)』という判定でした。

    北海道弁は、元々は白石付近の仙台弁から分かれた方言であるため、70%程度同じ。
    北海道弁では言うが、仙台弁では、もう言わない例としては、『ゆるくない』、『おがる』、
    『サビオ』他多数w 仙台弁ネイティブが北海道で耳にする方言で??wと感じる事が
    多いのは、昔の形を留めているため。

    現在の仙台弁は、東京弁よりも、むしろ、標準語に近く、東京と95%位同じですが、話して
    いる内容が全く違うため、どちらの出身者なのか、すぐに分かります。

    んではまず♪♪(←これを北海道弁で言うと、したっけw)
    ※仙台弁の『したっけ』に『じゃあね』という意味は一切ありません。

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    お腹減った → 腹減った
    のど渇いた → のど渇いだ
    水をください → 水ばけさいん
    ご飯を食べに行こう! → おまんまくさ行ぐすぺ!
    何食べたい? → 何くいで?
    いただきます → いただきます
    ごちそうさまでした → ごっつぉさまでござりすた
    おいしい! → んめ!
    うまい! → んめ!
    めっちゃうまい! → いぎなりどんめ!
    ベジタリアンです → ベリタリアンでがす
    割り勘でいいですか? → てんででいがすか?
    今日はおごります → 今日はおごりすちゃ
    写真を撮ってもらえますか? → 写真ば撮ってけねすかや?
    お手洗いはどこですか? → 便所どこだべ?
    もう一度お願いします → もう一回おねげーしす
    疲れた → あー、こえこえ
    どうしたの? → なじょしたの? 
    マジで? → うそばり?
    具合悪い → あんべわりー
    お大事に → お大事に



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    おはよー → おはよー
    こんにちは → こんぬずわ
    こんばんは → おばんでがす
    お疲れ様です → お疲れ様でがす
    さようなら → んではまず
    バイバイ → んで
    またねー → んでねー
    お久しぶりです → お久しぶりでがす
    ありがとうございます →ありがどうござりす
    すみません → すいません
    ごめんなさい → わりがったごだ



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    最近、地方の方に電話を掛ける機会が多くなり、先日は、札幌、福岡、仙台に
    電話を掛けた。 さて、この中で、最も訛っている都市は、どこかと言うと、
    比較的標準語に近いとされている、札幌なんですねw

    私、何気に、東京⇔仙台⇔札幌を引越しで行ったり来たりしております関係上、
    標準語に加えまして、東京弁、仙台弁が完全ネイティブ、北海道弁は、仙台弁の
    南側の方言である、仙南弁が変形した方言であるため、こちらも、ほぼネイティブ
    となっております。

    仙台弁と北海道弁は、単語も70%程度同じで、イントネーションは完全に同じ。
    『いづい』と『したっけ』は、仙台弁と北海道弁以外は使っていない方言で、
    『いづい』は、標準語で言うと、『しっくりこない』になるのだが、ニュアンスが
    標準語とは、かなり異なりる。 また、同じ仙台弁から派生した単語である筈が、
    北海道の場合は、『今日の天気いづいね』とも言うため、仙台弁の使い方からは、
    既に逸脱している。

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    北海道弁で言うところの、『今日の天気いづい』とは、仙台弁では、『今日の天気
    おがつねー』と言うので、既に全くの別物。 『したっけ』に至っては、共に基本的
    には、『~すると』と言う意味で使うのだが、北海道弁では、『またね』という意味
    でも使うものの、仙台弁には、そのような意味は一切ないため、完全に元の意味が
    変形したもの。

    尚、仙台弁で『またね』は、『んでね』と言います。 『したっけ』と
    『しったっけ』は非常に似ているのだがが、全く別の意味で、『しったっけ』は、
    『~していたら』という意味。

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    北海道は、かつては蝦夷地と呼ばれた外地で、松前藩が完全に独立をするまでは、
    仙台藩が直轄地として、一時蝦夷地を治めていた場所。 その後、戊辰戦争~
    明治維新を経て、東北列藩同盟の各藩が、蝦夷地の開拓を強要されたのだが、
    その中でも、仙台藩からは多くの武士たちが強制的に蝦夷地の開拓をやらされたため、
    北海道には、その方言が完全に残った。

    その他、現在の愛媛県宇和島市は、仙台藩の支藩だったため、藩祖伊達政宗公の
    長男である、伊達秀宗公が、初代藩主となり、仙台藩から、家臣を引き連れて、
    宇和島入りしたが、その方言自体は、現地に完全に吸収され、全く残ってはいない。

    これと同様に、約400年ほど前に、石巻の月の裏から、ローマに向けて出帆した、
    慶長遣欧使節団の一部は、その地でキリスト教へと改宗し、スペイン南部に
    留まったが、こちらも、現地の人たちと同化し、今でも、その名残として、
    スペイン語で、日本を意味する『ハポン』姓を名乗っている。

    支倉常長を団長とする、この慶長遣欧使節団については、下記のリンクを参照。

    >>遠い帆 ~日本で始めて海を渡ったサムライ~

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    本日のお題は、『市町村合併』

    我が宮城県美里町は、当時の宮城県知事の掛け声の下、平成の大合併により、
    強引に誕生した町。 当初は、遠田郡全ての町である、涌谷町、小牛田町、田尻町、
    南郷町全てと、すぐ隣の旧志田郡全ての町である、鹿島台町、松山町、三本木町との
    合併を目指しましたが、旧志田郡全ての町が、大崎地区の中心地である、古川市との
    合併を選択。 同じ遠田郡内の田尻町も古川市との合併を選択し、その後、
    古川市は、意味不明な『大崎市』という名前になりました。

    最後に残った、涌谷町、小牛田町、南郷町との3町合併で、『遠田市』という市の
    名称まで決定していたものの、町の中心地をどこに置くかで、涌谷と小牛田が
    激しく対立した結果、その戦いに敗れた涌谷が合併協議からギリギリのところで
    離脱しました。

    結果として、仕方なく残りの2町だけ合併をする事になりましたが、この時点で、
    合併後の人口が28,000人余りしか居なかったため、市に昇格をするための条件である
    『人口3万人』を割り込んでしまい、市ではなく、町のまま留まる事になりました。

    合併後の名前を大々的に募集した結果、何故か非常に意味不明な『美里町』と
    なりました。 よって、地元では、今でも『美里』とは誰も言いません。 取って
    付けたような無理やり感満載の町の形。 そもそも、美里って何だよ?と言いたく
    なるような変な名前。 小牛田町と南郷町が合併すると、何がどうなって
    美里町になるのかが疑問。 元々、5年以内に大崎市と合併をする計画であった
    ため、誰も町の名前なんて気にも止めていなかったのだが、8年以上も経過した
    今でも、そのままの状態。

    町の中心部である、小牛田への一極集中は、ますます増すばかり。 市町村合併で、
    良くなった点は、1つもなく、むしろ、悪くなる一方。 南郷地区は、元々、
    涌谷警察署管内であったため、運転免許を取る際には、すぐ隣の石巻運転免許
    センターへ行っていたのだが、市町村合併後は、100%古川管内である小牛田の
    お陰で、非常に遠い古川運転免許センターへと管轄が移されました。 市町村
    合併前までは、石巻運転免許センターまでは、車で20分程度で行けたところを、
    古川運転免許センターの場合は、45分程度も掛かるため、非常不便。 ハッキリ
    言って、倍以上遠くなりました。

    美里町は、水道料金が日本国内でも12を争うぐらい高いのですが、それは、
    合併後に、公共料金全てを高い方に合わせたため。 元々、南郷地区は、
    江戸時代にも領土問題で争いになった場所なので、領土問題でもかなりの
    デリケートゾーン。 石巻、仙台、古川、矢本を都合良くつまみ食い程度に
    完全に使い分けているため、車で15分も掛かる小牛田へは、基本的に行きません。
    バス路線も、市町村合併前までは、涌谷が終点だったのにも関わらず、合併後は、
    全て小牛田が終点に。 買い物の多くを涌谷でしているこちらと致しましては、
    不便極まりなし。 美里町民バスは、どこまで乗っても100円という超破格値
    だったのだが、遠い古川駅まで1時間半を掛けて、100円で行けますと言われても、
    普通に車で行けば、25分で到達出来ます。

    むしろ、買い物の殆どを石巻でしている南郷地区の場合は、石巻へのバスが
    あった方が便利で近い。 住民の意思を完全に無視して、市町村合併をすると、
    こんな大失敗を仕出かすと言う見本のような町が、宮城県美里町。 ここが
    自分の地元ですと言われても、一切そんな実感すら沸かない名前となってしまい
    ました。 すぐ隣の大崎市と合併をすれば、宮城県第二の都市に成り上がれるため、
    早めの合併を強くお勧め致します。

    misato01
    04505

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    日本各地には、『方言』なるものが多数存在するが、その中でも、唯一公の場でも堂々と
    使用が許されているのは、関西弁のみ。 私は、第一言語の仙台弁の他にも、標準語、
    東京弁までが完全ネイティブで、北海道弁もほぼネイティブに近いのですが、実は、
    この関西弁が非常に大嫌い。 理由は、こちらは標準語で完全に喋っているのに、相手が
    方言で堂々と喋っているから。

    関西では、関東に出て来ても、自分たちの方言を捨てると、『魂を売った』という扱いを
    受けるそうだが、関東の場合は、方言に憧れを抱く極一部の人たちを除き、今時
    そんなもので喋ると、聞き取り辛いとしか感じないため、ハッキリ言って、止めて欲しい
    としか感じず。

    『郷に行っては郷に従え』という言葉の通り、そもそも、その土地の言葉に合わせられない
    のであれば、そんな場所には住むべきではないのでは。 一番迷惑なのは、出会い
    がしらに当然のように関西弁で喋られる事。 こちらからは、そんなもので喋るなと非常に
    嫌味を込めて、100%標準語のみで話してやっているのだが、そんな事は一切お構い
    なしで、ビシバシと関西弁で話されると、ムカつくを通り越して、もう寄って来ないでと
    感じます。

    東北の場合は、方言などで話すと、完全にバカ扱いされますが、地域によって風習や
    文化が異なるとは言え、ここまで違うと、一緒はされたくはないため、当然のように
    自分の事だけを押し付ける際には、相手の気持ちにもくれぐれもご注意下され。

    Japanese_dialects-ja

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    2014年12月6日より、仙台市交通局では、交通系のICカードである『Icsca』が導入と
    なります。 導入当初は、市営地下鉄南北線のみで利用可能となり、来年度の地下鉄
    東西線開業時に、東西線、市営バス、並びに、宮城交通バスでの利用も可能となり、
    2016年春からは、関東で既に導入済みの『Suica』との相互利用が開始されます。
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    関東では、このICカードが利用出来る自動販売機が、既に多数存在していますが、
    いわゆる、電子マネーの方が、現金よりも、わざわざ銀行まで赴いて現金を引き落とす
    手間が省けるため、断然便利。 ここで問題になって来るのが、その他の電子マネーとの
    互換性なのですが、『Suica』の場合は、『Pasmo』との互換性はあるものの、現在の
    ところ、『Edy』『Nanaco』『Waon』他のプリペイドカードとの互換性はありません。
    よって、イオングループでは、『Waon』以外は使えず、セブンイレブンでは、『Waon』は
    使えず、マクドナルドで、『Suica』は使えずと、各社間での縄張り争いが非常に激しく
    なっております。

    電マネーは、非常に便利であるため、それぞれの垣根を取り払って、全国どこでも、
    全てのICカードが使えるようにした方が便利なのですが、そうすると、今度は、銀行が
    バタバタと潰れるので、やはり、止めて置いた方が良いのかも知れません。 基本的に、
    現金は一切使わない主義なので、現金しか使えないお店の場合は、よほど値段が安くない
    限り、カードが使える場所まで行くのですが、今後、JR等でも、各社間の垣根を全て取り
    払って、全てタッチ・アンド・ゴーで改札を通れるようにすれば、職員の削減にも繋がり、
    更には、予算の削減にも繋がるため、企業としては、願ったり叶ったりなのでは?
    但し、そうなってしまうと、人間様の居場所がなくなってしまうため、機械化は、ほどほどに
    して止めて置いた方が無難なのか?

    企業での給与の支払い方法も、流通形式が全く目に見えない電子マネーにしてしまった方が、
    業突く張りな人間を減らせるのかも知れません。 現在の社会では、お金とは、単なる
    万能なクーポン券に過ぎない事をすっかりと忘れ去っていると思います。

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    東北はどこも同じと思われている方たちも大勢いると思うのですが、東北は、
    太平洋側と日本海側、また、南と北で、ほぼ共通点がないほど異なります。
    まず、大きく異なるのは、気候、方言、県民性。 特に、一番異なるのは方言。
    同じ県内と言えども、各地で非常に異なるそれぞれの方言で話した場合、
    ハッキリ言って、全く意思の疎通が出来ません。 

    宮城県の場合は、太平洋側に面しているため、気候が温暖で、雪が余り降りません。
    夏は、太平洋側に開けた平野にあるため、さほど暑くはなりません。 よって、
    仙台は、日本全国の都道府県庁所在地の中でも、最も寒暖の差がない都市。
    そこそこ田舎で、そこそこ都会、これが宮城県です。 海も山も車で30分程度
    あれば、十分行ける距離にあります。 冬は晴れの日が多く、『伊達62万石』と
    外面的には名乗っていたものの、実際の石高は、その後の大規模干拓により、
    その4倍程度あったため、食料難には直面した事がなく、他の東北では、飢餓やら
    飢饉やらに悩まされておりましたが、そんものは、他国でのお話。 食べ物に
    関して、みみっちい事は一切申しません。 よって、お客様が来られた際には、
    両手に溢れるばかりの農産物を持たせてやるのが、しきたりとなっております。

    一般的に、寡黙で真面目、かつ、雪が多く、暗いイメージが常に付きまとう
    東北ですが、宮城県の場合は、この条件は、ひとつも当てはまりません。 よって、
    そこに住む人たちも、陽気でおしゃべり、かつ、ありえないぐらいのお笑い好きw
    普段喋っている内容を分析すると、その約40%程度は、ボケに費やされており、
    しかも、相当な早口。 黙っていると、相手がボケまくって来るため、こちらも、
    負けじとボケてやらねばなりませんw ここで関西とは決定的に異なる点としては、
    ボケに対して、ツッコミを入れると、ドンビキされるため、まずは、様子を
    見ながら、適度にボケてみましょう。 そこから、徐々に調子の波に乗って、
    人前で、平気で大ボケをかませるようになったら、あなたは、もう立派な
    宮城県民ですw

    宮城県と一番感覚が似ているのは、福島県なのですが、福島の人たちは、ボケ方が
    足りません。 言っている内容は、ほぼ理解出来ますが、アクセントが平板で
    あるため、東北の中では、最後の最後まで、訛りが抜けません。 宮城県の南側は、
    この福島とほぼ同じ方言です。 山形県の人に至っては、宮城県とは、性格が
    完全に間逆です。 よって、宮城県民が、たった30キロ程度しか離れていない
    山形県に赴くと、異国の地に立たされたような気分になります。 しかも、山形県の
    場合は、気候も全くの間逆。 『トンネルを抜けると、そこは雪国だった』を地で
    行っているのが、山形県。 岩手県の場合は、しゃべり方が、全体的におっとりと
    しているため、個人的な見解としては、東北の中で一番親切な人が多いと思います。
    朝ドラでも有名になった、『あまちゃん』そのものの人たちが多いと思います。
    tohoku
    宮城、福島、山形、岩手、いわゆる、東北4県の場合は、お互いの方言で喋った
    としても、かなりの割合で理解可能ですが、問題は、秋田と青森。 既に日本語の
    域を相当逸脱しているため、全くの理解不能レベル。 良々聞くと、何となく
    理解出来るのですが、基本的に、標準語で喋らないと、後で泣きを見ます。

    ステレオタイプな人の場合は、仙台は断然青森に近いと思っておりますが、実は、
    仙台は、東京と青森どちらへも350キロ程度の完全中間地点にあります。
    最近では、都市化が進み過ぎて、方言すら全く使わなくなりましたが、余りにも
    度が過ぎて、今度は、方言が理解出来なくなりました。 30代~60代に掛けては、
    100%標準語と仙台弁のバイリンガルが多いのですが、そこまで言葉に拘って
    いない人の場合は、どちらか一方だけしか喋れません。

    現在、仙台弁のネイティブは、宮城県民全体の3分の1程度にまで減少しています。
    昔は、方言の事を恥ずかしいとしか思いませんでしたが、最近では、自分たちの
    本来の言葉を次の世代に正確に残さなければならないと考えています。 言葉とは、
    単なるツールではなく、心や伝統を伝えるものです。 伝統文化を守るように、
    方言も後世に語り継いで行かなければなりません。 日本の中でも、一番消滅の
    可能性が高い仙台弁の場合は、尚更です。

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