韓国の兵士は、四六時中、軍事境界線を監視している。 いつでも北朝鮮の
侵略を撃退する用意が出来ている。 朝鮮は今も戦争中だと考えている人もいる。
朝鮮戦争(1950~1953年)で韓国にはかろうじて国の存在を守ったが、この戦争は
正式には終わっていない。 2つの国に分断された朝鮮の人々は、お互いの国を
自由に行き来することは出来ない。 家族が離れ離れになってしまったままの人も
多い。
非武装地帯にある村、板門店に、ただひとつの非武装地帯がある、ここを通過する
許可をもらうためには、たくさんの書類をそろえなければならない。 軍事境界線に
めぐらされた塀と有刺鉄線は、朝鮮における過去の激しい戦いを常に思い出させる。
それでもなお、南北朝鮮の多くの人々が、いつかまた、朝鮮はひとつになるという
希望を持ち続けている。
【非武装地帯】
朝鮮半島で野生動物が手付かずのまま生息している数少ない場所が、非武装地帯
である。 非武装地帯は、韓国と北朝鮮の軍事境界線上に延びる幅4キロの一帯で、
1953年、朝鮮戦争停戦の時に儲けられた。 それから70年近くもここには誰も足を
踏み入れたことがないが、その両側からは、およそ200万人もの兵士たちが互いに
監視を続けている。 予想外だったのは、この非武装地帯が、野生動物が人間に
邪魔されずに生きることの出来る安息の地になったことだった。 ツルやその他
沢山の貴重な鳥が、ここで冬を越す。 もし朝鮮半島のどこかに今も野生の虎が
いるとしたら(否定する専門かもいる)、住んでいるのは、この非武装地帯である。
もし非武装地帯がこのまま続くのであれば、自然保護家たちは、ここを世界的に
有名な自然保護区にしたいと考えている。
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