ロシア語の辞書の見出しになっている動詞の形は、多くが、-ть という語尾を持っている。
この他にも、わずかながら、- ти、чь という持つものもある。 このように、-ть を語尾に
持っている動詞の形を不定形と呼ぶ。 不定形とは、時(現在、過去、未来)や人称や数
(単数、複数)が定まっていない形である。 ロシア語の動詞は、時、人称、数、などに
よって、以下の通り、それぞれ違った形を取る。
【動詞の現在変化】
ロシア語の動詞の現在変化は、数と人称による変化である。 同士の現在変化は、大別
すると、第一式(e 変化)変化と第二式(и 変化)変化とに大別する事が出来る。 第一式の
代表として、читать(読む)、第二式の代表として、говорить(話す)を例に取ると、その
変化は、以下の通りとなる。
【 читать 】
я чита-ю
ты чита-ешь
он чита-ет
мы чита-ем
вы чита-ете
они чита-ют【 говорить 】
я говор-ю
ты говор-ишь
он говор-ит
мы говор-им
вы говор-ите
они говор-ят
第一式変化の特徴としては、 ты から вы までの語尾が、母音 e を共通にしている事と、
я とони の語尾の母音が同じになる事。
第二式変化の特徴としては、 ты から вы までの語尾が、母音 и を共通にしている事と、
я とони の語尾が異なる事。
上記の чита-говор-の部分までを、現在語幹と呼ぶ。 現在語幹とは、現在変化の中で
変化しない部分であり、第一式では不定形から тьを、第二式ではтьとその前の母音を
除いたものである。
ロシア語には、上記以外の動詞全てに人称変化があるため、時間を掛けて、全て
覚えるしか手立てはない。
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第一式変化の特徴としては、 ты から вы までの語尾が、母音 e を共通にしている事と、
я とони の語尾の母音が同じになる事。
第二式変化の特徴としては、 ты から вы までの語尾が、母音 и を共通にしている事と、
я とони の語尾が異なる事。
上記の чита-говор-の部分までを、現在語幹と呼ぶ。 現在語幹とは、現在変化の中で
変化しない部分であり、第一式では不定形から тьを、第二式ではтьとその前の母音を
除いたものである。
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