東日本大震災から4年11カ月となった2016年2月11日、東京電力福島第1原発
事故で全町避難が続く福島県大熊、双葉両町を上空から望んだ。

廃炉作業が進む第1原発の原子炉建屋付近は大型クレーンが林立する。 かつて
雑木林が広がっていた南側には、汚染水タンクが所狭しと並んでいた。

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原発から3キロほど離れた双葉工業団地。 除染廃棄物の中間貯蔵施設建設に向け、
県内から搬入された廃棄物の一時保管場がある。クレーンを使った積み上げ
作業が行われていた。

沿岸部に目を向けると、県警や消防が月命日に合わせ、行方不明者の一斉捜索に
当たっていた。 一帯は帰還困難区域。一時帰宅は認められているが、住民の
姿は確認できなかった。

出典:河北新報

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