相模総合補給廠は、神奈川県相模原市中央区に所在する在日アメリカ陸軍の
補給施設であり、米側名称は、U.S. Army Sagami General Depot。 旧名称は、
横浜技術廠 相模工廠。 敗戦前の相模陸軍造兵廠の敷地、および、施設を
米軍が接収して設置された。



施設の敷地は、JR横浜線相模原駅〜矢部駅付近の北側約214ヘクタールを
占めており、横浜線沿いにその施設があるため、車内からも米軍施設を確認
出来る。 西側にある約17ヘクタールの一部敷地は、2014年9月30日に日本へと
返還されたばかり。 主な施設は、物資の保管倉庫、修理工場他。

相模総合補給廠の主要施設位置図
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① メインゲート(正門)
② 国土交通省東京航空局座間航空無線標識所
③ 第5ゲート
④ 車両テストトラック
⑤ DLA(国防兵站局)
⑥ 野球場、フットボール場
⑦ DECA(国防購買部関東地区中央配送センター)
⑧ 神社公園(旧相模神社)
⑨ ヘリポート
⑩ 司令部(郵便局、図書館)
⑪ 体育館
⑫ 消防署

JR横浜線から見た相模総合補給廠。 橋本駅出発から2分17秒経過したところから、矢部駅到着まで、全て米軍施設


かつては、全世界に展開するアメリカ陸軍が使用した戦車や装甲車などの兵器を
補修する整備施設があり、ベトナム戦争ではアメリカ軍にとってなくてはならない
重要な施設だった。 現在も、アメリカ陸軍の小銃から、糧食、野戦病院セット、
各種工作車両に到るまで、膨大な物資が常時保管されており、アメリカの世界
戦略を支えている施設であることに変わりはない。 また、アメリカ本土の陸軍
部隊と陸上自衛隊の共同演習の際に使用する戦車・装甲車などの兵器一式が、
以前は保管されていた。 アメリカ陸軍のみならず、アメリカ空軍、アメリカ海軍、
アメリカ海兵隊の各種物資も常時保管されている。
 
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運用に当たっては、在日アメリカ陸軍司令部があるキャンプ座間、アメリカ陸軍の
揚陸施設である横浜ノース・ドック、極東の輸送ハブである横田飛行場と密接に
連携している。 一方で、廃棄物の一時保管場所になっているため、しばしば
地元との対立が発生している。 1992年には、カドミウムを境川に垂れ流していた
ことが判明、1999年には、有毒物質であるポリ塩化ビフェニル(PCB、米軍基地で
使用されていた米国製・日本製等)を保管していたことが明らかになり、大問題と
なった。 PCBは一度横浜ノースドックからアメリカ合衆国に搬出されたが、
アメリカの港で受け入れを拒否されて横浜ノースドックに戻され、結局ウェーク島に
一時保管されることとなった。 西門が事実上の正門として使用されており、出入り
する車両に対しては日本の警察官による厳重な検問が行われている。



2009年11月末
焼夷弾約90発が見つかり、12月4日と7日に爆破処理を行った。
4日の爆破処理は周辺住民には事前に伝わっておらず、突然の爆音に驚かされた
市民からの苦情が寄せられた。

2010年1月25日
焼夷弾約25発が見つかったが、横須賀基地爆破処理班の調査で鉄パイプだった
ことが判明した。

2010年7月下旬〜8月25日
戦闘指揮訓練センターの建設工事の過程において、焼夷弾約100発が見つかった。

2010年8月27日
上記の焼夷弾を、午前9時から午後1時半頃にかけ、5回に分けて爆破処理した。

2015年8月24日
0時45分頃から、連続的な爆発が発生。 ボンベ等の圧力容器を保管してあった
倉庫からの出火によるが、原因は調査中。

相模原市内には、日米安全保障条約とそれに基づく日米地位協定により、
この他にも、キャンプ座間、相模総合補給廠、及び、相模原住宅地区の3つの
米軍基地が所在しており、その面積は428.6ヘクタールにも及ぶ。
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キャンプ座間
所在地:磯部、新戸、座間市
土地面積:172.5ヘクタール(座間市域分を含めた面積は234.6ヘクタール)
主な施設:在日米陸軍司令部等の施設

相模原住宅地区
所在地:上鶴間
土地面積:59.3ヘクタール
主な施設:住宅施設

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