足利学校は、日本で最も古い学校として知られており、2015年4月24日、史跡
足利学校跡を含む
『近世日本の教育遺産群-学ぶ心・礼節の本源-』が日本遺産
として正式に認定された。

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足利学校の創建については、奈良時代の国学の遺制説、平安時代の小野篁説、
鎌倉時代の足利義兼説などがあるが、この何れが正しい説であるかは、現在も解明
されてはいない。 その歴史が明らかに
なるのは、室町時代の永享11年(1439)
関東管領、上杉憲実が、現在国宝に指定されている書籍を寄進し、鎌倉円覚寺から
僧・快元を招いて初代の庠主とし、足利学校の経営にあたらせるなどして学校を
再興してからとなっている。



16世紀初頭には生徒が3,000名を数え、イエズス会の宣教師フランシスコ・ザビエルに
よって、『日本国中最も大にして、最も有名な坂東の大学』と海外にも紹介された。
現在の姿は落雷により消失してしまった江戸時代の姿を復元したもの。

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江戸時代の末期には『坂東の大学』の役割を終え、明治5年に幕をおろしたが、廃校
直後から有志に
よる保存運動が展開されるなど、郷土のシンボル、心のよりどころ
として足利学校の精神は市民の
中に連綿として生き続け、平成2年の復原完成へと
繋がった。

















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