マラケシュからタンジェまで
モロッコ鉄道最南端のマラケシュ駅から午前6時出発の電車に乗り、
一路モロッコ鉄道最北端のタンジェ駅へと向かいます。 丸1日でモロッコを
南から北まで一気に駆け抜けるため、6時間以上の旅となります。

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この列車に乗って、カサブランカを目指しますが、途中、空調が壊れているのか、
外風がそのまま車内に送風されており、幾らアフリカとは言え、1月初旬なので、
かなり寒かったです。

モロッコ国鉄は、日本国内からも予約出来ることにはなっているものの、最終的な
決済がカードでは出来ないため、実質予約が出来ません。 前日のうちに、翌日の
チケットを予約しようと思い、窓口で尋ねたところ、チケットは当日以外は
発売しないとのことで、早朝6時の出発に向けて、宿を4時40に出発しました。
マラケシュの旧市街は、新市街から5キロ弱離れているため、歩くと1時間以上
掛かりますが、タクシーだと早朝料金で50ディルハム(約900円)でした。

途中のカサブランカ・ボヤジュー駅で乗り換えが必要なので、一旦駅の外に
出て見ましたが、乗り換え時間が15分しかなかったため、ほんの数分で、
カサブランカ観光を終えました。

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モロッコ南部は、100%フランス語が通じましたが、北部は、スペイン語以外は
殆ど通じず、南北格差が非常に大きい国だと感じました。 基本的に、英語は
どちらもさほど通じないため、モロッコ北部では、とりあえず、フランス語で
話し掛けてみて、駄目であれば、スペイン語で訊くを繰り返しましたが、北部では
フランス語は、殆ど通じませんでした。

【マラケシュ駅→カサブランカ駅】
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カサブランカを出発
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「カサブランカ」とは、スペイン語で「白い家」と言う意味ですが、その名の通り、
白い駅でした。 ここからは、フランスのTGV風の列車に乗って、一路、
タンジェを目指します。 カサブランカは、モロッコ最大の都市ですが、首都は、
このお隣りのラバトです。 商業都市と政治の街が分離しているため、東京の様に、
どこも激混みということはありませんでした。

【タンジェ駅】
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カサブランカからタンジェへ向かう電車は、フランスのTGV、タリスと同じ列車。
モロッコの凄いところは、駅にも駅名が書いていないところ。 車内は何語でも
放送をしないため、非常に困るのだが、流石に、終着駅なので、タンジェ駅で
あることは分かりました。 モロッコ国鉄最南端のマラケシュ駅から最北端の
タンジェ駅まで乗車したため、モロッコ国鉄は、3分の2程度走破したことに
なります。 尚、マラケシュ→タンジェ間は、6時間弱で、直通列車はありません。

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