名目上は、ボスニア連邦第二の都市であるバーニャ・ルーカから、ボスニア
連邦の首都サラエボまでは、バスで約3時間半の道のり。 途中、スルプスカ
共和国からボスニア連邦に入った途単に、風景が一気にイスラム化し、キリル
文字からローマ字に切り替わりました。 ボスニア連邦の中心民族は、
ムスリム人でクロアチア人は、余り多くはありませんでした。

と言っても、元々は同じ民族であるため、見た目は同じであるものの、イスラム教徒
独特の風貌をしているため、見てどちらかが分かります。 ムスリム人の見た目の
主な特徴は、男性はひげを生やし、女性はスカーフを巻いています。 一部、
ブルカを着ている人もいましたが、恐らく、別のイスラムの世界からやって来た
観光客だと思われます。 余り敬虔ではないイスラム教徒は、ここまではして
いませんが、話し方がやはり独特であるため、やはり、ムスリム人だと分かります。

【バーニャ・ルーカ⇒サラエヴォ】
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サラエヴォで宿泊したのは、市中心部で、鉄道駅と高速バスターミナルからは、
歩いて20分程度の場所にあり、むしろ、駅とバスターミナルの方が街の外れに
あるため、こちらが本当の中心地。 旧ユーゴでの内戦で死亡した人達の魂を
鎮めるためなのか、『永遠の炎』が宿のすぐそばにありました。 これが歩行者
天国への入り口で、こちらはヨーロッパ側。

歩行者天国を入って、10分程度は、ヨーロッパ的な石造りの街並みが続きますが、
『ここが境界線』という場所で、目に見えて景色が一変します。 サラエヴォには、
基本的に、カトリック教会もありますが、数百メートルおきに、イスラム教の
モスクが乱立しているため、カトリックは圧倒的に少数派。

セルビア正教会もお慰み程度にはありますが、内戦後、セルビア人の多くは、
サラエヴォからは出て行き、ここから見て、山を越えたスルプスカ共和国側に
住んでいるため、サラエヴォにはセルビア人は余り残っていません。

サラエヴォ】
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この通りから先が、ムスリム人居住区。 景色が一気にイスラム化し、ヨーロッパ
ではなくなります。 サラエヴォには、イスラム教の他にも、カトリック教会、
セルビア教会、ユダヤ教が共存していますが、圧倒的多数なのは、イスラム教。
ユダヤ人はここでは、かなりの少数派だと思います。 尚、現在イスラエルに
住んでいるユダヤ人の多くが、旧ソ連邦からの移民であるため、イスラエルでは、
実は、多くの人達が、ロシア語で話しています。 ユダヤ人は、見た目が非常に
特徴的であるため、見てすぐに分かります。

ロシア連邦のタタールスタン共和国や、カザフスタン等の中央アジアも、完全に
イスラム教の世界なのですが、完全にヨーロッパ化しているため、同じイスラム
教徒でも、サラエヴォは趣が全然違いました。 ここは、完全なるイスラムの世界。
街を歩いていても、あちらこちらからコーランが普通に聞こえて来ます。

ユーゴスラヴィアは、『民族のモザイク』、特に、複数の宗教が混在している
サラエヴォは、『コスモポリタン』とも呼ばれていましたが、むしろ、ここまで
思想が異なる同じ民族をひとつにまとめていたチトー元大統領が物凄いのだと
改めて気付きました。 旧ユーゴ内戦後に、それぞれの民族ごとに『住み分け』が
実施たことでも分かるように、宗教が異なり、思想が異なると、やはり、共存は
無理だと思います。

ムスリム人居住区内にあるサラエヴォ市庁舎。 内戦でボロボロになりましたが、
修復を終えて、美しい姿に戻りました。 露店に並ぶお土産は、トルココーヒーの
セット。 結構欲しかったのですが、意外に高いのと、かさばるため、購入は
我慢しました。 尚、今回の旅は、リュックサック1つのみで出掛けております。

【ムスリム人居住地区】
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川のある場所から、山が見えますが、その山を越えた場所が、セルビア人居住区の
スルプスカ共和国。 よって、サラエヴォからセルビア人が出て行ったと言う
よりは、山を越えた向こう側に引っ越したが一番正しい表現だと思います。 尚、
ボスニア連邦⇔スルプスカ共和国間には、国境があるものの、同じ国内であるため、
パスポートチェックはなく、通貨も同じ。 但し、見た目的にも、思想的にも、
全く別の国。

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