ベラルーシの首都であるミンスクは、人口約200万人程度のこじんまりとした街で、
仙台の姉妹都市となっている。

ミンスク空港からミンスク市内へやって来る際は、宿のおばさんに地下鉄の
終点駅まで乗せて来てもらったため、空港への行き方が分からなかったが、
ミンスク駅のお隣り(と言っても、日本の感覚で言うと5件ぐらい隣り)に
あるバスターミナルから空港行きのシャトルバスが20分間隔で出ている事が判明。
更に、後で分かった事だが、このシャトルバスは、40分おきに乗り合いタクシーと
路線バスが交互に出発しているため、空港への到着時間が20分程度異なっている。

乗り合いタクシーは空港まで40分程度で到着するのだが、路線バスの場合は、
1時間弱掛かる。 しかも、乗り合いタクシーの場合は、「降ります」の意思表示
ボタンが付いていないため、降りたい場所に近づいたら、運転手に
「降ろしてください」と意思表示をしない限り、タクシーから降りる事すら
ままならないw

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ミンスクは、こじんまりとした街なので、徒歩で街中にある主要な観光地を
全て見て周ることが出来るが、要所要所では、やはり、運賃約30円でどこまで
でも乗れる地下鉄が便利。 外は暑いので、地下鉄の中は避暑地にもなる。
有事の際には、核シェルターにもなるモスクワの地下鉄とは異なり、ミンスクの
地下鉄は、そこまで深い場所を走っていないため、エスカレーターの移動も
さほど苦にはならず。 ミンスクは思っていたよりも綺麗な街並みなので、主な
観光地を徒歩で丸1日掛けて、ほぼ網羅した。

「最も社会主義時代の痕跡が色濃く残る国」という偏った情報に騙されて、
重苦しい雰囲気の街を想像していたのだが、ミンスクは、想像以上に綺麗な街で
あった。 ドイツ軍に街を破壊されてからは、ソ連式の復興計画に則り、
街の復興がなされた名残で、多少ソ連式の重厚な建物は残っているものの、
そこまでの暗さは感じられなかった。 道路の清掃も行き届いており、中途半端に
アメリカの薄汚い街へ観光に行くよりも、ミンスクの方が断然お勧め。 ロシア語も
全く訛っていないため、ロシア語留学にも適している。

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明るい雰囲気のミンスク市内。 この周辺が街の中心部であるため、お土産屋の
キオスクが軒を連ねていた。 ベラルーシの民族衣装を着た人形やロシアの
マトリョーシカなど、観光客は少ないなりに、それなりには居るのだと思った。
但し、皆ロシア語で喋っていたため、旧ソ連邦内、特に、ベラルーシではビザが
必要のないロシアからの観光客だと思う。

ヨーロッパにある街の中心部には、必ず教会があるのだが、敬虔な祈りの場で
あるため、観光地ではない。 写真を撮るのは余りお勧め出来ないが、邪魔に
ならない程度であれば、特に文句を言われることもないので、主なものだけ
写真に収めて、教会を後にした。

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先ほどの教会がある地下鉄の駅からは若干離れているものの、正しい歴史を
知るために、第2次大戦の記念館に行く事にした。 ミンスクは、ドイツ軍に
よって破壊された街だが、ビリニュスはソ連軍によって破壊されたもの。
ヨーロッパでは、至る所で殺し合いをしているので、それを乗り越えてEU
というものが存在している事を忘れてはならない。

博物館に行く途中にデパートがあったため、若干寄り道。 地下に食料品
売り場があったため、ミンスクの生活を垣間見るために、色々と見て回った。
ミンスクでは、流石にお隣りウクライナ・ポロシェンコ大統領の「アリョンカ」は
売っていなかった。 物の全くない時代に旧ソ連に住んでいた者としては、
世界が大きく変わってしまったという感想しか出て来ないのだが、逆を言うと、
超極貧な地域でも、ものの20年程度で、この様に大発展出来る事を意味している。
日本の場合は、逆にこの20年間ですっかりと退化してしまったため、
ベラルーシをはじめ、旧ソ連地域における存在価値を全く見出せなかった。

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そのお隣りに本屋があったため、日本語の本を物色。 旧ソ連邦では、日本語の
人気が高いため、日本語の教科書が30種類程度も置いてあった。 ここで
自分へのお土産として、露和辞典を700円程度で購入した。 語彙数は約2万語
であるため、基礎的な単語しか書かれていないのだが、用例が多いため、非常に
勉強になる1冊であった。

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