豫園を中心としたエリアは、上海の中で最も中国的な場所。 現在の人民路と
中華路は城壁を壊して造られた道で、この中は近代以降、租界時代も上海城と
呼ばれた中国人居住区だった。 この周辺には、上海市内のほかの地域ではもう
見られなくなった市場もまだ残っており、昔ながらの屋台も点在している。

また、豫園付近にある豫園商城は、中国の伝統的江南デザインの建築物が立ち並ぶ
観光エリアとなっている。 上海を訪れた観光客が、必ず訪れるという、上海随一の
観光名所であるため、常に観光客で溢れ返っている。 また、この周辺には、
飲食店が多く、安い値段でボリュームのある本格的な上海料理を堪能することが
出来る。

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豫園は、旧上海城の北東部に位置し、江南古典庭園の名園と称されている。 最初に
着工されたのは1559年で、明代の役人藩充瑞が父親のために19年掛けて造った
私庭が始まり。 造園は、明代の名工が施工したもので、その美しい造りから江南
名園の中でも一番と古人に称えられたと言う。 現在の面積は約2万平方メートル
だが、その当時は5万平方メートルの敷地があったと伝わる。 創建当時は美し
かった庭園も、藩充瑞の死後に藩家が衰えると荒れてしまう。 その後、1760年に
庭園の管理が移り、20年掛けて楼閣を建て石山を築く等、再度整えられて行った。
更に歴史の並に翻弄されながら、1961年に現在の形が完成した。

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豫園商城では、概ね一品15~45元程度でボリュームのある上海料理を楽しむことが
出来る。 1品の分量がかなり多いため、2皿食べると、かなりお腹が一杯になり
ます。 また、飲み物は別料金だが、10~15元で、絞りたてのフルーツジュースを
販売しているため、食料に関しては、中国の方が断然日本よりも安い。 中国も
近年は物価高で、物によっては、日本よりも高いのだが、安くて美味しいものを探し
歩くのも楽しいかも知れない。

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