日本の大学教育の劣化が叫ばれて久しいが、近年、海外へ留学をする学生の数が
めっきりと減っている。 その理由は、例え海外へ留学をして、新しい視野を得たと
しても、それを活かせる職場が日本にはほぼないためで、特に、日本企業側が
このような人材を非常に嫌がるからである。 また、学生側も、わざわざ海外の
大学へ通って苦労をしてまで、ブラック企業には入りたくないという理由で、
このような状況となっている。

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海外留学先の一番人気は、昔も今も、アメリカ一辺倒だが、アメリカの高校までの
教育は、実は、国際的に見るとかなり低く、数学はOECD加盟国34ヵ国中27位、
科学は20位(共に2012年現在)と、例年下から数えた方が早い順位となっている。

アメリカの教育では、自己主張、創造力の教育に力を入れて来たため、
基本的知識の習得(読み・書き・そろばん)が他の諸国に比べて遅れている。
アメリカは、大学の教育レベルが非常に高いと未だに信じている人間が多い
のだが、教育水準が非常に高いヨーロッパの大学と比較すると、全くお話に
ならない。 よって、このような大学に留学をしたとしても、日本企業からも
使える人材として判断をされないことが多い、

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日本の大学の場合は、諸外国に比べると、大学の教育水準がずば抜けて低く、例え、
アメリカの大学に行ったとしても、レベルが高く感じられるのだが、ヨーロッパの
場合は、レベルがある一定のレベルに達していない学生は、絶対に進級出来ない。
よって、ドイツ語圏の大学などでは、例え、10年間大学に通っても大学を卒業
出来ないという事態が生じる。

アジア諸国、特に、中国とインドでは、逆に海外留学がブームとなっており、
留学生の数がうなぎ上りとなっているため、一頃は、日本、中国、韓国、インド人
それぞれの留学生の数は、さほど違わなかったが、近年では、日本だけ
学生の数が駄々下がりの状況となっている。 この数値は、そっくりそのまま、
その国の経済状況を示しており、日本は、経済の萎縮により、海外への留学生の
数まで減り続けている。 同じく経済が余り芳しくない韓国に関しても、ここ数年、
微減が続いているが、それでも、以前と比較すると、留学生の数は減ってはいない。

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経済的な余裕がないのであれば、学費が無料なヨーロッパへの留学をお勧めするが、
アメリカ至上主義のプロパガンダにより、ヨーロッパの大学の優位性などは、一切
報じられない。 日本の外国語教育に関しても、疑問だらけで、英語以外を一切
選択出来ない時点で、英語圏以外への留学を非常に難しいものにしている。

ヨーロッパの一部の大学では、英語での教育も行っているため、外国語に余り自信が
ないのであれば、英語の授業を選択することをお勧めするが、それでも、海外へ
なかなか出たがらない若者には、絶望感すら漂っている。

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外国語をひとつ知る度に、人生が広がる。 物事を色々な角度から多角的に見る
事によって、視野が広がるが、ひとつの事柄に縛られて、どうにもならない人は、
外国語をマスターして、海外へ飛び出すと、ものの見方が飛躍的に変わる。 尚、
日本語の土台がそもそもダメな人間は、例え、外国語を学んでも、まともなレベル
には到達しないが、それでも、外国を習得するための苦労を知っただけでも、
それなりの価値は得られるのではないか。

【お勧めの一冊】


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