ロシア第2の都市サンクト・ペテルブルクの地下鉄で起きた爆破テロ事件で、地元
メディアは実行犯とみられる男がキルギス共和国出身でロシア国籍の男だと報じた。

実行犯と見られる男は、1995年生まれのキルギス共和国出身、ロシア国籍の
アクバルジョン・ジャリロフと報じられた。 この爆破テロ事件は、2017年4月3日
午後2時半頃、サンクト・ペテルブルク中心部を走っていた地下鉄車内で起きた。
タス通信によると、これまでに14人が死亡、更に49人が現在も入院中であると
発表した。



ソ連時代は、民族対立や人種差別が全くと言っていいほどなかったロシアだが、
最近は、中央アジアや、ウクライナからの移民や難民が増え過ぎた関係で、
ロシアと中央アジアとの関係が緊迫している。 そういうところに、このような
中央アジア出身者によるテロ事件が起きると、アジア人やウクライナ人に対する
差別が目に見えて増えるため、暫くは情勢不安定になると見るのが妥当。

180を超える超多民族国家のロシアでは、誰が何人とはハッキリと言えない位に、
色々な民族が入り混じって生活をしているため、一度争いが起きると、歯止めが
掛からない。 特に、キルギスは、ロシアにとって、カザフスタンと並んで、
最も仲が良い国なので非常に残念。

igkgid

近年、モスクワなどでも、移民が増え過ぎて、ロシア人でも仕事がなかなか
見つからないという話を時折耳にする。 キルギス人は、本来、皆真面目で
温厚な人が多いが、どうして、こうなってしまったのか? ここ数年、
中央アジア人は、かなり差別をされており、なかなか仕事が見つからないため、
こうなってしまったのか。。

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