東日本大震災から丸6年が経過したが、津波で消滅した沿岸部では、未だ復興など
というものは全く進んではいない。 ようやく、防潮堤の工事がようやく始まった
程度なのだが、2017年の政府主催の東日本大震災追悼式では、安倍首相が、
『被災地に足を運ぶたび、震災から6年を経て、復興は着実に進展していることを
実感します』などと絵空事ばかりを述べたが、実際に、被災地に足を運んだことが
ある人間は、そのようなことは一切実感しない。

 

安倍首相は、元々、復興が完了した場所にしか足を運ばず、悲惨な場所には、
殆んど行ってはいない。 政府が率先してこのようなウソばかりを述べ立てるため、
被災地に行ったことすらない人たちの場合は、まんまと騙されてしまうのだが、
最近では、まともに被災地の報道すらされなくなったため、『災害の風化』
どころか、既に何もなかったことにされてしまっている。 『災害の美化』と
でも言うべきなのだろうか。

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元々、関東他の直接被害を受けていない地域での東日本大震災に対する関心は、
非常に薄かったのだが、被災から6年を経て、あれほど『絆』と言っていたあの
騒ぎは一体何だったのかと首をひねるばかり。 何もかもが他人事で、地元の
人間でも沿岸部の人間以外は、余り復興などというものには関心がないため、
既に記憶の片隅からも消え去っている。

現状、沿岸部では、ようやくかさ上げ工事が終了し、防潮堤の建設が始まった
ばかりであるが、その防潮堤が高過ぎるため、海が一切見えなくなった。 有事の
際には、むしろ、海が全く見えないため、危険なのではとさえ感じる。  しかも、
その工事を請け負っているのは、地元の建設業者ではなく、大手ゼネコンばかり。

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実際に、防潮堤の工事現場に足を運ぶと、被災地を食い物にしているとしか
思えないぐらいに同じ名前の建設会社ばかりが並んでいるのだが、逆に、
被災時に地元のために歯を食いしばって頑張った地元の建設会社は、むしろ、
防潮堤の建設には選ばれなかった。

『他人の不幸は蜜の味』という言葉があるが、『他人の不幸はカネになる』が
正しい日本語なのかも知れない。 実際には、災害によって、むしろ、金持ちに
なった人たちは少なからずいるのだが、瓦礫の処理もカネ儲け、防潮堤も
カネ儲けでは、世知辛いを通り越して、それこそ、世の終わりを感じるばかり。

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