反知性主義(英語: Anti-intellectualism)とは、知的権威やエリート主義に対して
懐疑的な立場をとる主義・思想のことで、この言葉自体は、1950年代のアメリカで
登場したとされている。

近年の日本社会においても、この反知性主義が台頭しており、学歴や経歴など
そっちのけで、金儲け第一主義が貫かれている。 40年ほど前までは、大学卒業など
珍しい部類に入ったものだが、現代では、大卒は当たり前、大学院卒業もさほど
珍しいことではなくなった。 日本の反知性主義は、アメリカとも異なっており、
日本の場合は、単に、『金儲け第一主義』のやった者勝ちととらえて間違いはない。

大手メーカー等に代表される日本企業では、戦後の焼け野原から立ち上がる際に、
大量の労働者を雇用したが、これが、現在の団塊の世代よりも、もう少し前の
世代で、現在70歳過ぎぐらい。 現在の団塊の世代も、そろそろ定年のピークに
差し掛かってはいるものの、この世代は、戦後を余り経験してはおらず、ただ、
がむしゃらに働き続けて来た世代とも言える。

現在、役員や主な重責に着いているのは、更に下の世代で、戦後の苦労もろくに
知らず、バブルの時代に入社した人材が多いため、大企業と言えども、大量一括
入社が多かったため、入社時にも、実はさほど苦労はしていない世代。 しかも、
当時は、PC等と言うものが存在しなかったため、作業もかなりアナログな作業
ばかりで、時間の消費量が多い割には、作業効率が悪かった。

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時は移り変わり、バブルがはじけ、転職や就職がままならない時代が到来した。
バブル期に大量に採用した正社員達は、立派な社員になっているのかと思いきや、
さほど苦労もせずに簡単に入社をしているため、逆に、会社のお荷物状態となり、
これらの社員には、派遣社員という名前の都合の良い奴隷があてがわれるのだが、
元々、仕事が出来ないため、ろくな指示すら出せない有様。 よって、何もかも
抽象的な指示ばかり出して来るため、すこぶる作業効率が悪い。

但し、余り仕事をしていないことを知られては、リストラされてしまうため、
必然的に無意味な長時間労働で、何とか自分の存在価値を誤魔化すしかない。
昔から長時間労働は当然存在していたが、現代社会においては、PCが必須アイテム
となっているため、処理時間的に、昔と比較すると、飛躍的にスピードアップを
遂げている筈なのだが、バブル期の社員は、余りPCを使いこなせないため、当然、
仕事のスピードもかなり遅いばかりか、使えないソフトが余りにも多い。

若い世代は、高学歴化が進み、大学院を卒業しり、海外へ留学をした人材が多数
居るが、このような有能な人材は、まず、大手企業には採用されない。 その
理由は、先に述べた通り、無能な正社員が既に大量に居るためで、有能な社員に
入社されてしまうと、無能な正社員のその無能さ振りが白日の下に曝されてしまう
ため、うかつに有能な人材を採用出来ないという意味不明なジレンマに陥っている。

これが、日本社会をダメにしている根本的な理由であり、無能な人材は、早々に
リストラして、有能な人材に入れ替えない限り、このよどみ切った日本社会は何も
変わらない。

更に、無能さに磨きが掛かった人材の場合は、他人の足を引っ張ることにだけ
己の全ての能力を使い果たしており、無能を通り越して、有害の域に達している。
最近では、その手法にも磨きが掛かり、他人を蹴落とす、嘲り笑う、わざと分かる
ように嫌がらせをする等、小学生のいじめとさほど変わらない状況となっている。

いじめは、大人の社会が先なのか、それとも、子供の社会が先なのかが分からなく
なって来ているが、要は、アダルトチルドレンが、そのまま大人になっただけの
話しなのであろうが、高学歴の人間ほど、他者の話を聞き、従順な人間が多く、
他人のことなど、我関せずで、自分だけが良ければ、それで良しとしている人間の
場合は、むしろ、好都合な時代となっているものの、日本社会全体が25年以上にも
渡り、沈み続け、更には、GDPにおいても韓国に抜き去られてしまったのは、
このような腐り切った人材の責任と言わねばならない。

このような不都合な事実を隠蔽するため、日本政府は、同じ反知性主義国家である
アメリカ以外からの情報を全て遮断し、政府を上げて、国民の極右化を押し進めて
いるが、全世界がインターネットで繋がっている現代社会においては、英語が
世界と繋がるための、ひとつのキーワードとなるため、政府は、この先も英語の
教育には余り熱心にはならないであろう。

元をたどって行くと、日本人の外国語音痴は、政府のお墨付きとなるが、海外では、
このようなモラルの低下を宗教で補っているのだが、日本には、そのような歯止め
すらないため、自殺者が絶えない。

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