ロシア連邦、中国、キルギス、ウズベキスタン、トルクメニスタンと国境を接し、
カスピ海にも面したカザフスタンは、国土の大部分が砂漠やステップ地帯である。
人が住める場所は限られていて、人口の大半は、首都のアスタナやアルマトイ
といった一部の地域に住む。

kazakhstan

ソビエト連邦が崩壊した後は、カザフスタン共和国として独立したが、ロシアを
中心とする独立国家共同体(CIS)に加盟、ロシアとは良好な関係を結んでいる。
国民の6割近くがカザフ人で、残り3割をロシア人が占め、その他にも、
ウクライナ人やウズベク人も住んでいる。 宗教もイスラム教とロシア正教が
中心となっている。

ソビエト連邦を構成していた他の共和国とは異なり、大統領のヌルスタン・
ナザルバエフはソ連時代から今日までずっと大統領職にあり、強力なリーダー
シップを発揮している。 一見、安定した国家のように見えるが、アルマトイでは、
反ナザルバエフ派の市長が殺されたり、2006年には、野党連合の共同議長が射殺
死体となって発見されるなど、事件が続き、この時は、容疑者として、国家保安
委員会のメンバー5人が逮捕されている。

nazarubaev

日本の7倍もある国土は長大で、全ての国境を警備することは不可能に近い。
特に、2001年の9.11テロ以降は、テロ組織アルカイダや外国の反政府組織の
メンバーらが潜伏するのに好都合とばかりに、出入りしている事実もあり、
中でもウズベキスタンとの国境は、厳重な警備が敷かれている。

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