東京電力・福島第一原発の事故をめぐり、株主の一部が歴代の経営陣に
会社への賠償を求めた裁判で、株主側が会社の損害が増え続けているとして、
賠償を求める額を5兆円から9兆円余りに増やす申し立てを行ったことが
わかりました。
 
原発事故をめぐっては、4年前、東京電力の株主の一部が、『安全対策を
怠ったために事故が発生した』として、歴代の経営陣ら27人に対して、
5兆5,045億円を会社に賠償するよう求める訴えを起こしました。

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東京電力はその後、被災者への賠償や除染にかかる費用が7兆円を超えるという
見込みを明らかにしているほか、ことし3月期の決算で廃炉の費用などとして
1兆3,800億円余りを計上しています。

このため株主側が、損害が増え続けているとして賠償を求める額を9兆482億円
余りに増やす申し立てを東京地方裁判所に行ったことが弁護団への取材で
わかりました。

株主側の弁護団長の河合弘之弁護士は『賠償を求める額は国内の民事裁判で過去
最高になるはずだ。 事故がもたらした被害の甚大さを知ってほしい』と話して
います。

一方、東京電力は『裁判に関する内容については回答を差し控えます』と
コメントしています。

>>福島第一原発汚染水問題 東電の新旧経営陣32人を書類送検へ

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