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ロシア語をはじめとする、スラブ語で『ドイツ人(男)』の事を『nemets
(ニェーメツ)(nemetskijは男性名詞の単数形容詞長語尾形)』と言うのは、
ポーランド人だったかチェコ人の祖先のスラブ人が、ドイツ人と初めて遭遇した
際に、余りにも『寡黙』であったため、言葉が喋れない『おし』だと勘違いして、
『nemoj(ニモーイ)』と呼んだのが始まり。

よって、ロシア語では、この言葉は、差別用語になるため、公式には、『ドイツ』の
形容詞を『germanskij(ゲルマンスキー)』と言わなければならないのだが、皆
『nemetskij(ニメーツキー)』と言っています。 本当は、『germanets
(ゲルマーニィエツ)』という単語もあるのだが、誰も使わない。 『ドイツ人
(女)』の場合は、『nemka(ニェームカ)。

但し、国名を言う場合は、上記の理由により、ロシア語の場合は、『Germaniya
(ゲルマーニヤ)』と言います (^-^)b よって、ロシア語の場合は、国名と形容詞と
人種名がドイツだけ、大幅にズレます。

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ロシア語では、『ドイツ連邦共和国』の事を省略して『フェー・エル・ゲー』と
言うのだが、最後の『ゲー』が『ゲルマーニヤ』の生格省略形。 ポーランドか
チェコの場合は、国名も『ニェーミア』ですが、その意味は、『おしの国』w
 
尚、日本の場合は、国名が『Yaponiya(イポーニヤ)』、人種名が『Yaponets
(イポーニィェツ)(男)』と『Yaponka(イポーンカ)』ですが、この法則で
中国人と韓国人もこうなるのかと思いきや、女性のところが、不規則変化になり、
以下のようになります。

【中国】
『Kitaj(キターイ)』、『Kitaets(キターィェツ)(男)』『Kitayanka
(キタヤーンカ)(女)』

【韓国/朝鮮】
『Koreya(カレーヤ)』、『Koreets(カレーィエツ)』、『Koreyanka
(カレヤーンカ)(女)』。

ロシア語って難しいですね (^-^)b

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