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国境なき記者団が毎年発表する『世界報道自由度ランキング』で、2015年度の日本の
順位は、61位まで下げ、過去ワースト記録を更新した。 昨年度は、59位、一昨年度は、
53位と、着実にその順位が落ちているのが分かる。

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日本のランキングは2002年から2008年までの間、20位代から50位代までの間で推移して
来たが、民主党政権が誕生した2009年から17位、11位とランキングを上げた。 2008年
までの間は、欧米の先進諸国、アメリカやイギリス、フランス、ドイツと変わらない中堅層や
上位を保っていたが、民主党政権誕生以降、政権交代の実現という社会的状況の変化や、
政府による記者会見の一部オープン化もあり、2010年には最高の11位を獲得している。

しかしながら、2011年の東日本大震災と福島第一原発事故の発生の後、2012年の
ランキングでは、22位に下落、2013年には53位、2014年には59位を記録した。 そして、
今年2015年には、ついに過去最低の61位までランキングを下げる結果となった。
自由度を5段階に分けた3段階目の『顕著な問題』レベルに転落した状況である。
 
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日本では、名目上、言論・報道の自由が保障されているはずであるが、日本が
ランキングの順位を大幅に落とすのは、今回が初めてではなく、第一次安倍政権の
際にも、大きく順位を落としているのが分かる。

ランキングを見ると、まともに聞いたことすらない国々が、日本よりも上位にランキング
されているが、この事実は、日本が、世界でもまともではない部類の国に入っている事を
示している。 このような事実を世界から突き付けられても、日本のマスコミは、反省
どころか、政府と結託して、ウソ・間違いだらけの報道を日々繰り返しているため、
当然の結果と言えるのかも知れない。

政治の腐敗は、国民が監視し続けなければならないのだが、今の日本では、そのような
システムが全く機能しておらず、政治家のやりたい放題となっているため、このような
結果となっている。

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日本がそのランキングを大きく落としたのは、2011年に発生した東日本大震災と
福島第一原発事故の後で、2012年のランキングでは22位、2013年には53位、
2014年には59位を記録した。 今年2015年には、ついに過去最低の61位まで
ランキングを下げる結果となったが、自由度を5段階に分けた3段階目の『顕著な問題』
レベルに転落した状況となっている。

この他にも、国境なき記者団は、2013年度に施行された、秘密保護法と、福島第一
原発事故に関する電力会社や『原子力ムラ』によって形成されたメディア体制の
閉鎖性と、記者クラブによるフリーランス記者や外国メディアの排除の構造などを
指摘している。

来年度の日本の順位は、70位代にまで転落しているのだろうか。

>>2014年度報道の自由度ランキング
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