ブログネタ
日本の政治 に参加中!

総務省統計局就業構造基本調査の発表によると、平成24年10月時点での
『正規の職員・従業員』は3,311万人、『非正規の職員・従業員』は2,042万
7千人となっており、20年前の調査と比べると、非正規の比率は約16.5
ポイント上昇し、男性・女性共に過去最大の比率となった。

0000078897

正社員の比率が大きい製造業は生産拠点の海外移転などで雇用が減り、
パートの多い小売やサービス業で働く人の割合が高まった事が背景となって
いる。 なかでもパートやアルバイトとして働く人が多い女性は、非正規の
比率が57.5%と、半数を大きく上回る。

gn-20150219-02

非正規労働者の比率は37.2%であり、過去最大であった昨年度と比較すると、
1%程改善した。 引き続き、非正規労働者の比率が高い理由としては、
産業構造がパート比率の高いサービス業に転換していることなどが背景にある。

正社員だった人が転職の時に非正規になる流れも強まっている。 過去5年の間に
転職をした人を調べて見ると、転職前に正社員だった人のうち40.3%が非正規に
なった。 2007年の前回調査と比べると、3.7ポイント上がっている。 逆に
非正規社員が転職するケースでは、正社員になれたのは4人に1人にあたる
24.2%に留まる。 この比率も5年前と比較して、2.3ポイント下がった。 転職を
する際に、正社員になれる確立は、5年前よりも難しくなったと言える。

gn-20150219-03

非正規労働者の雇用者全体に占める比率は、年々増加を続け、該当者の生活の
安定性への懸念はもちろんのこと、職場における技術や経験の継承が困難となり、
企業・業態そのものが脆弱化するとの指摘、報告もある。

d0174710_149137

非正規労働者のうち、約7割が女性となっており、これが女性の3人に1人が貧困
に陥っている原因ともなっている。 但し、女性の場合は、40代前半ぐらいまでで
あれば、派遣労働者になれる可能性があるが、男性の場合は、その派遣労働者に
なるのですら非常に困難な状況となっている。 正規労働者として雇われる可能性も
非常に低いため、結局は、短期のアルバイト、または、短期の派遣の仕事で何とか
食い繋ぐ以外に道はないのが現状となっている。 よって、男性の自殺率は、
女性の約2.5倍。

ae-9a-4

自殺は遺書がなければ、自殺とは認められず、『変死』として扱われるため、実際の
自殺率は、公にされている数値の3~5倍以上とも言われている。 最近、中高年の
自殺が激増しているのは、まともな仕事がないため。 中高年の雇用は完全に
崩壊している。

>>トップページに戻る



クリックをお願いします☆
にほんブログ村 外国語ブログ 通訳・翻訳(英語以外)へ
にほんブログ村