ブログネタ
北欧 に参加中!

『世界幸福度ランキング』で世界156ヶ国中、例年首位をキープしているデンマーク。

デンマーク

『マッチ売りの少女』にあるような厳寒、貧困の国であったデンマークは、戦後の
社会福祉国家としての制度改革によって、いまや『国民の幸福度ランキング』で
世界第一位の生活大国となった。 世界でも最も小さな国家とも言える
デンマークの生活は、一体何が幸福なのか? 

その生活を日本と比較すると、余りの落差に驚きを隠す事が出来ない。


・出産費用、保育園から大学までの教育費が無料。 
・子供には毎年国から18才20万円の児童手当が支給される。
 大学生には国から毎月9万円支給される。 
・結婚式、葬式が無料。
・失業の際には、それまでの収入の90%が4年間支給される。 
・デンマーク人はほとんど貯金をしない。 税金が貯金通帳だと思う人が多いため。 
・OECD加盟国の中で一番貧困率が低い。
・民主主義指数世界3位。
・公務員と政治家がクリーンな国ランキングで世界2位。
・世界平和指数ランキングで2位。
・国連の発表した幸福度指数で世界1位。
・医療費が無料。 入院費用、歯医者も無料。
・介護サービスが無料。
・年金は掛け金なしでも支給される。



残業が基本的にない。 残業をする場合は、大幅に賃金が割高になるため、
企業は労働者に残業させないようにする。

国民の貧富の格差が世界で最も少ない。 4ヶ月間の徴兵制度はあるものの、
それを拒否して、社会福祉施設等での労働へと替える事が出来る。 

週2日の休日の他にも年間6週間の休暇が取得出来る。 年間休日は140日程度。 
平均的なサラリーマンは17時頃には仕事を終え、夕飯は家族で食べる。
窃盗などの犯罪が多い理由は長期休暇で家を空ける事が多いため。

国家予算の70%以上が、社会保障福祉、教育、医療に当てられている。
国にとって、国民一人一人は、大切な財産。 国民は国を信じて税金を納める。
世界一幸福な国は、国と国民との信頼関係で成り立っている。

尚、日本のランキングは、世界158カ国中、46位に留まる
high