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ロシア語の名詞の性は、一々全て名詞の性を覚えなければならないドイツ語や、
フランス語と比べると、比較的覚え易いと思います。 スウェーデン語他の北欧語と
同じで、名詞の性を決定するための定冠詞が語尾にそのままくっついていると考えると、
その法則性が分かります。 ロシアは、元々、リューリク朝の時代に、スウェーデンから
皇帝を招いているため、恐らく、この名詞の性は、スウェーデン語の影響だと思われます。



さて、早速、名詞の性を見て行くと、子音で終っているものは、全て『男性名詞』で、
その他、-й、または、-ьで終っているものも「男性名詞」。 -тельで終っているものも、
その殆どが『男性名詞』。

-а、または、-яで終っている名詞は、『女性名詞』。 その他、-ьで終っているものも
『女性名詞』。 -ьで終っている場合は、男性名詞か、女性名詞か分からないため、
全て辞書で調べて覚えるしかありません。 -ость、または、-естьで終るものは、
全て抽象名詞となるため、全て『女性名詞』。 また、жь、чь、шь、щьで終るものは、
全て『女性名詞』で、ьは、発音には一切影響しない。

-о、または、-eで終っているものは、全て『中性名詞』。 この他にも、-мяで終っている
ものも、10個しかありませんが、全て『中性名詞』。

また、名詞の複数形の作り方は、男性名詞語尾なし→ -ы(但し、г、к、х 、ж、ч、ш、щの
後は、正書法の規則により、-и)、-ь → -и、-й → -иへと代わる。 女性名詞 -a → -ы、
-я → -и、-ь → -иへと代わる。 中性名詞 -о → -a、-e → -я、-мя → -менаへと代わる。
※中性名詞複数形と、女性名詞の単数形は、見た目が同じとなるが、あくまでも、
別々の名詞。

尚、ロシア語は、ドイツ語とは異なり、あくまでも自然性に従うため、例え、-a、-яで終って
いたとしても、『男性名詞』は存在する。 その際は、前にくっつく形容詞は、男性名詞として
変化し、男性名詞自体は、女性名詞と完全に同じ格変化となるため、注意が必要。

この規則は、ほぼ例外がないため、覚えてしまえば規則通りであるため非常に簡単。
但し、ここに記載したのは、あくまでも、格変化する前の主格のみ。 ここから、更に
10通りに格変化するため、主格の名詞の性は、非常に重要。 因みに、ゲルマン語では、
中性名詞がなくならないという法則があるため、英語の名詞は、全て『中性名詞』。

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