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満面の笑みを絶やす事すら許されない日本の接客業務においては、労働者側に
過度な接客対応が強要されており、その対応は、既にサービスの域を超えている。
その『感情労働』に対する対価となるものは特に存在せず、ほぼ無償、かつ、
ほぼ強制的に提供されているため、それを当たり前と考える顧客が多くなり、
例え、粗相のない対応をしていたとしても、運が悪ければ、即刻モンスター
クレーマーの餌食となるため、あたかも、地中の地雷を踏むがごとく、常に危険と
隣り合わせ。

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そもそも、全く同じ顧客対応をされたとしても、顧客側の感じ方は千差万別で、
自分の感情を一切出さない事なかれ対応の接客は、既に完璧なロボットの域に
まで達している。 但し、心の底からそのような事を思っている人間は、相当
稀であるため、心が蝕まれ、心療内科が大流行。 風が吹くと桶屋が儲かる
ならぬ、不景気風が吹くと、心療内科が儲かるという仕組み。 しかも、
その心療内科も、薬漬けで、通えば通うほど、今度は体が蝕まれるという
仕組みが出来上がっている。

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過度のおもてなし精神は、むしろ無用で、そのような無駄なものを強制的に
提供されるのであれば、自動販売機で買い物を済ませる方が、気が楽とも言える。
日本で自殺が極端に多いのは、精神的なストレスが多過ぎるためであり、自分が
自分のままである事すら許されず、あくまでも、ロボットとして生きるしか
道がない。 職人気質が喜ばれたのは、一昔までの話で、今となっては、
そのような面倒な性格の人間は、冷や飯を食べるしかない。 誰かを苦しめて
まで、己だけの快適さを追求する世界は、そろそろ限界なのかも知れない。
何もかもお金に変換する資本主義も終焉が近いのか。

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