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ドイツのメルケル首相は、天皇陛下、そして、ロボットと握手をする機会がありました。
メルケル首相は、2日間の日程で、日本を訪問中です。 訪日中、注目される議題は、
文化、外交の他、次のG7首脳会議、過去の総括に関する慎重な意見、脱原発への
アピールです。 現地からのリポートです。



メルケル首相が、東京で出迎えを受けたロボットのアシモは、色々な事が出来ます。
飛び跳ねたり、走ったり、ボールを蹴ったりする事も出来ます。 しかし、メルケル首相との
握手だけは、上手く行きませんでした。 首相の訪日で、すれ違いとなったのは、これだけ
ではありません。 日本の新聞社主催の講演会で、メルケル首相は、日本が、どのように
過去の精算をすべきかについては、言及しないとしましたが、ドイツの過去については、
次のように語りました。

メルケル首相です: 隣国の寛容さがなければ、全ては成り立ちませんでしたが、ドイツも
過去と向き合う用意があったのです。

しかし、日本の安倍首相は前向きではないようです。 いわゆる、従軍慰安婦問題等に
ついて、日本の過去を綺麗ごとで収めようとしているため、隣国との難しい関係が改善
されません。 福島第一原発事故後の結論にも、意見の相違があります。 全国的に
抗議行動が起きているのにも関わらず、安倍総理は、原発を再稼動する構えです。

安倍総理です: 世界に認められた、厳しい安全基準によって、認可された原発は、
再稼動すべきだと思います。

原発事故から4年後の今、ドイツでは、脱原発、日本では、原発再稼動という事です。

安倍総理とメルケル首相は、共通点もありますが、中心的な問題では、別の方向へ
向かっています。 エネルギーや経済政策もそうですが、ドイツの視点から見て、最も
危険と思われるのは、安倍総理のナショナリズムを持って、中国との関係が、更に
悪化する事です。

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