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日本では、『ネーナ』として知られている、ネーナ・ケルナーは、1980年代
初頭に、『ロックバルーンは99』で世界的な大ヒットを飛ばしたドイツ出身の
歌手、並びに、女優。 ドイツ人は、長期休暇の際に、好んでスペインに行くが、
『ネーナ』の語源は、スペイン語で『小さな女の子』を意味する『ニーニャ』が
元になっており、3歳の頃から周囲からは、『ネーナ』の愛称で呼ばれていた。

nena

ハーゲンのギムナジウムに通っていたが、17歳の時に中退、手に職をつける
ために、両親の勧めで金細工の技術を習っていた。 1977年11月にディスコで
ギタリストのライナー・キッツマンと知り合い、そのバンドThe Stripesの
ヴォーカルに誘われたのが音楽活動の始まりだった。 1978年には、ライブ
活動を開始し、翌年最初のシングルである『Strangers』を発表した。

1980年には、アルバム『The Stripes』を発表したが、シングルの方こそ、
そこそこの販売を記録したが、アルバムは余り売れなかった。 1981年にこの
バンドは解散した。

ネーナは、当時の伴侶であったThe Stripesの元ドラマー、ロルフ・ブレンデルと
共に、西ベルリンへと移ったが、そこで知り合ったキーボードのウヴェ・
ファーレンクローク=ペーターゼン、ベーシストのユルゲン・デーメル、
ギタリストのカルロ・カルゲスと共に、ロックバンド『ネーナ』を結成し、
1982年に最初のシングル『Nur geträumt』を発表。 その後、テレビにも
出演して知名度が急上昇した。



1983年、2枚目のシングル『ロックバルーンは99』を発表すると、ドイツ国内で
ヒットチャート第1位を獲得するだけには留まらず、この曲を偶然聞いた
カリフォルニア州のDJの耳に止まり、アメリカ西海岸にあるラジオ局を通じて
大ヒットとなり、ついには、アメリカ国内チャート第2位を獲得し、更に、
そこから火が付いて、全世界(スイス、オーストリア、イギリス、オランダ、
スウェーデン、ポーランド、ニュージーランド、オーストラリア、日本、カナダ、
メキシコ、コロンビアでヒットチャート第1位)規模での大ヒットとなった。 尚、
この曲はヨーロッパでは反戦歌として定着している。



しかし、その後発表したシングルに数曲のヒットがあったものの、次第に
人気が衰え、低迷期へと突入し、映画出演で知り合った俳優との間に最初の
子供を妊娠したため、バンドは活動休止へと追い込まれ、1987年には
バンドが解散した。



バンドの解散後も、ネーナ自身は、1989年からソロ活動を続けていた。
子育ての時期の楽曲は子供向けの性格が強く、余りヒットしなかったが、
音楽活動の傍ら、声優、司会者などとして出演していたものの、歌手としての
キャリアは完全に忘れられつつあった。

ところが、ドイツにおける長期的な80年代ブームの中、2002年に『ネーナ』の
元キーボード、ウヴェ・ファーレンクローク=ペーターゼンと組んで、かつての
大ヒット曲である『ロックバルーンは99』を新ヴァージョンで発表すると、
瞬く間に人気が復活、奇跡的なカムバックを果たした。

2005年に発表したシングル『Liebe ist』は、ドイツの人気ドラマ
『Verliebt in Berlin』の主題歌になったこともあり、『ロックバルーンは99』
以来、22年振りのヒットチャート1位を獲得した。 アルバム
『Willst du mit mir gehn』もヒットチャート2位を記録。 同年には、
フランクフルト・ブックフェアでアルバムと同名の自伝を発表、その年3位の
売上となり、ベストセラーとなった。 ドイツ、オーストリア、スイスでの
ツアーも開始。 携帯電話のコマーシャルにも出演。 2007年にはマレーネ・
ディートリッヒのカヴァー曲を発表している。

ただし、かつてのようなドイツ語圏の枠を超えてのヒットは今のところ
見られない。



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