ロシアの目は、確実に、『アジア』を向いており、ロシアにとって、一番仲良くしたい国は、
中国ではなく日本。 政治的な対立により、それが実現出来ないのは、相互理解が
足りないから。 日本から最も近い親日な国、ロシアを知らない人が日本には多過ぎます。
日本とロシアが険悪な雰囲気になれば、なるほど、アメリカの思う壺。 隣国同士で、
いがみ合って、得をするのは、一体誰でしょうか?
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90年代初頭、旧ソ連崩の壊により、経済的に極限状態に追い詰められていたロシア。
それを尻目に、日本はバブル景気に酔いしれていました。 その当時は、財源的にも、
まだ余裕があったため、日本側が、北方領土をお金で買い取るという方法も残されて
いました。 その後、20年以上の月日を経て、ロシアは、大きく経済発展を遂げ、日本は、
長引くデフレ不況にあえいでいます。 『4島一括返還』に拘り過ぎて、ロシア側からの
ぎりぎりの提案を見抜けなかったのは、日本側に先見性がないからです。

 

ロシアでは、小学校から、日本語の外国語教育を行っており、それが、親日感情へと
繋がっています。 アメリカの色眼鏡に騙されないように、しっかりとした、自主性を持ち、
自分の頭で考えて行動する事が、今後ますます重要となってきます。 2000年にロシアは、
中国との領土問題を解決するために、アムール川に浮かぶ3島を中国に引き渡し、
これにより、中国との領土問題はなくなりました。 これが、中国での、ロシアに対する
好印象を維持している要因です。 クリミア問題を解決したロシアにとって、最後に残った
領土問題は、北方領土のみです。



柔道で黒帯を所持しているプーチン氏は、かなりの親日家です。 この代に、北方領土に
関する問題を明確にしておかないと、日露間の領土問題は、未来永劫動かないでしょう。
これまでに、ロシア側は、何度も、北方領土問題を解決しようとしましたが、日本側が、
『4島一括返還』にこだわり過ぎて、話が全く前進しませんでした。



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