イギリスのEU離れが加速している。 イギリス人がEUが嫌いな理由は、歴史的な背景が
あるのだが、右派メディアによるプロパガンダの影響も大きい。 その主な歴史的な要因は、
第二次大戦後、チャーチル英首相は欧州統合の必要性を訴えながらも、英連邦を率いる
イギリスは統一欧州の一部にならないとした。

ところが英連邦の栄光は長く続かず、イギリスが他国との連携を模索し始めた頃には既に、
EUの前身であるEEC(欧州経済共同体)が西ドイツとフランスの主導で結成されていた。

1963年、イギリスは初めての加盟申請をドゴール仏大統領に拒否されるという屈辱を経験。
イギリスは1973年にEECの後身ECに加盟したが、国民が加盟を承認したのは75年に
なってからだった。
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イギリスは、ドイツの経済力にはかなわず、在りし日の大英帝国の面子が丸潰れとなっている
ため、ドイツの言い成りにはなりたくないのであろう。

今回のウクライナの一件では、EUが実は、バラバラである事が露呈してしまったが、どちらかと
言うと、他の国から足を引っ張られまくっているドイツが一番EUから離脱したがっているのでは。

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