東京通詞 ~多言語のススメ~

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    ソチ・オリンピックのフィギュアスケートで銅メダルを獲得した
    デニス・テン選手がアルマトイで刺殺された事件に関して、カザフスタンの
    刑事裁判所は、被告人2名に有罪判決を下した。

    アルマン・クダイベルゲノフ被告とヌラリ・キヤソフ被告に対して、
    懲役18年が言い渡された。

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    カザフスタンの国民的英雄であったデニス・テン選手は、2018年7月19日に
    アルマトイで暴漢に大腿部を数ヶ所刺されて出血性ショックのため死亡した。
    テン選手は自身の車のミラーの盗難現場に遭遇し、被告人2人と揉み合いになり
    太ももを刺された。

    ​クダイベルゲノフ被告には窃盗と強盗、並びに、殺人罪が、キヤソフ被告には
    強盗と殺人の罪で有罪が言い渡された。 この2名に加え、意図的な盗難を行い
    通報を怠った罪でザナール・モリブエワ被告にも判決が下された。

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    ロシア・柔道アカデミーは、モスクワの西65キロの場所にある柔道専門施設。
    2012年の施設オープン当初は、プーチン大統領もわざわざ視察に訪れ、
    モスクワ郊外に華々しくオープンしたものの、建設途中で390億ルーブルが
    横領されたため、施設は完全には完成されないまま放置され、現在、水、電力、
    冷暖房は、一時的な利用のみとなっている。 館内はコンクリートがむき出し
    になっており、雨漏りも酷いため、存続が危ぶまれている。

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    ロシアの国技、サンボ(武器を持たない護身術の意)は、柔道からより実践的な
    ものだけを取り入れた競技となっており、柔道、合気道、空手は、ロシアでは
    比較的人気の高いスポーツとなっている。

    2000年シドニー五輪でロシアは、銅メダル1個と銀メダル2個、2004年アテネ
    五輪では銀メダル2個と銅メダル3個を獲得したが、2008年北京五輪ではメダルを
    獲得出来なかった。 北京五輪の後、1980年モスクワ五輪の金メダリストで
    1984年ロサンゼルス五輪の銀メダリストであるイタリアの柔道家
    エツィオ・ガンバ氏が、コーチとして招かれ、リオデジャネイロ五輪では、
    ロシアは金メダル5個を含む、五輪メダル8個を手にした。

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    オリンピック出場のため、ロシア代表選手に費やされている費用は
    どのくらいなのか? また、誰が資金を提供しているのか?


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    リソース:РБК

    ナショナルチームをオリンピックへ送るための費用としては、連邦予算や
    地方予算だけではなく、スポンサーからの資金提供があるが、これら公的資金は、
    主にスポーツ施設、トレーニングセンター、競技場等のインフラ建設と改修費用
    として費やされている。

    この費用の中には、オリンピック候補生の移動費用も含まれており、この中から、
    コーチ、医師等専門家への人件費、並びに、アスリートへのスポーツ報奨金も
    支払われている。

    予算枠外の予算は、非政府組織であるロシアオリンピック委員会で審議されるが、
    2014年度は「ガスプロム」(天然ガスの生産・供給において世界最大の企業。
    創設は1993年2月17日。半国営の天然ガス独占企業。ロシア政府が50.23%の
    株式を保有している)からの大口の寄付により、その費用の半分以上がまかなわれ
    ている。

    どのくらいのお金が予算として使われているのか?
    ※1ルーブルは約1.6円

    スポーツ省の年間予算は、2014年から2018年まで、467億~807億ルーブルで
    推移し、このうち、半分以上がFIFAワールドカップの入札準備として、競技場の
    建設、インフラ整備などのために使われた。 ワールドカップを除くエリート
    スポーツへの連邦予算の年間支出額は約22〜25億ルーブルとなっている。

    スポーツ省からの予算としては、地域スポーツ委員会に対して競技の運営費用
    として毎年13~15億ルーブル、オリンピック競技を含むハイパフォーマンス
    スポーツに対しては毎年10億ルーブルの補助金が支給されている。

    オリンピック選手、あるいは、元オリンピック選手に対しては、年間1兆1,520億
    ルーブルの「大統領奨学金」を支払うための予算が確保されており、 3万2,000
    ルーブル(ロシア人の平均月給とほぼ同じ額)が奨学金として毎月3,000名に
    支給されている。

    【ドーピング費用】
    オリンピックの間接費用として、ドーピング費用があり、ロシアは毎年、
    ドーピング防止策としてUNESCOとWADAに寄付を行っている。 ユネスコに
    対しては年間15~20万ユーロ、WADAに対しては年間100万ドルの寄付を行って
    おり、ロシアはWADAの最大支援国のひとつとなっている。 ロシア・
    反ドーピング機関(RUSADA)の資格認定剥奪に関しては、WADAが最大の
    貢献者となった。

    【追加予算】
    2017年11月、スポーツ省はメドベジェフ首相の指示により、連邦政府から
    ピョンチャンオリンピックに対する準備金として2億3,770ルーブルが直接
    配分された。 この予算は、ロシア代表チームの海外でのトレーニング活動や
    海外スポーツイベントへの参加時に必要な外貨購入資金から追加予算として
    捻出されているところに留意したい。

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    ロシア・オリンピック委員会(ROC)はオリンピックに幾ら
    費やしているのか?

    オリンピックに直接参加するロシア代表チームの主な費用は、ロシア・
    オリンピック委員会が管理しており、ROCではスポンサーからの寄付だけ
    ではなく、連邦予算と地域予算の2つを主な資金源としている。 国からの予
    算は、スポーツ省(国家予算)と地域スポーツ委員会を通して分配されている。

    ROC副会長のスタニスラフ・ポズニャコフ氏の言葉によると、ピョンチャンに
    出場するロシア代表チームの準備金として、2017年10月末までに約1億
    ルーブルを費やして来ており、更に、4年間で約10億ルーブルをナショナル
    チームへの準備金として費やした。

    同等の金額12億ルーブルがROCにより、2016年のリオ・オリンピックの
    準備金として支払われた。 リオオリンピックへロシア代表団が出発する際に、
    ROCの最高経営責任者であるウラジミール・センゲレフ氏は、タス通信への
    取材に応じ、選手への準備金として8.3億ルーブル、ロシア代表団のブラジル
    までの遠征費として3.85億ルーブル費やしたことを明かした。

    公的機関であるロシアオリンピック委員会は、トップアスリートの強化を
    行うために、スポンサーからの寄付を募っているが、ロシアにおける
    オリンピックへの主なスポンサーは、ガズプロムとなっている。 同社は
    ソチオリンピックのために1億3000万ルーブルを準備し、その後、リオと
    ピョンチャン・オリンピックを含め、4年周期で多額の寄付を行っている。

    ガスプロムは、オリンピックナショナルチーム育成のための予算として、
    ロシアオリンピック委員会に対して大口の寄付を行っているが、ロシア・
    オリンピック委員会の予算収入の半分以上は、ガスプロムからの寄付で
    まかなわれており、ロシアオリンピック委員会は予算規模を明らかにして
    いないものの、ビジネス紙『ヴェドモスチ』の調査によると、年額で
    約20億ルーブルとも言われている。

    法務省のウェブサイト上で公表されたデータによると、2016年度の研究
    開発費は、IOCからの支援があったものの、オリンピックだけでも5億
    ルーブルを超える費用が大会実施に向けた準備費用として費やされた。

    この研究開発費の内訳としては、ガスプロムに加えて、アエロフロート、
    ノルニッケルがスポンサーとなっており、ナショナルチームが使用する
    スポーツ用品の提供会社として、シベリアの健康社が新しく加わったと
    伝えられた。

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    ヴィタリー・ムトコ ロシア連邦副首相は、ロシア国内でボブスレー、
    クロスカントリースキー、バイアスロン、ショートトラック、スピード
    スケートを含む、平昌オリンピックの代替大会を2018年3月中にソチや
    クリミア他の複数都市で開催することを発表した。 ロシア・スポーツ省は、
    政府との連名で後日代替大会の日程を発表する。

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    開催都市はソチ、コロムナ、スィクティフカル、ハンティ・マンシースク、
    サンクト・ペテルブルグが候補地としてあがっており、IOCがピョンチャン
    オリンピックへの参加を許可しなかった選手たちのために、プーチン大統領が
    大会の開催を約束し、その代替大会では、オリンピックと同等のメダルと
    報奨金を出す予定だという。

    ソチでの大会では、900名以上の参加が予定されており、ロシア国内のみならず、
    外国からの選手も招待されるという。 ソチは、2014年のオリンピック開催地
    であるため、オリンピックで使用された全ての施設は、現在でも良好な状態に
    保たれている。

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    ロシアでは、メダル候補の選手たちが次々とドーピング問題によって失格へと
    追い込まれ、残りの選手たちもピョンチャンオリンピックでは『中立選手』
    として参加したが、なかなかメダルへと結び付けることが出来ず、この代替
    大会がロシア選手たちの活躍の場となる。

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    ロシアのスポーツ報奨金の金額は、以下の通りとなっており、その他にも、
    ドイツ車のBMW、マンション、一生分のガソリン代(未成年者の場合は
    運転手付き)が国から支給されるため、スポーツ選手にとっては、正に
    死活問題となっている。

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    2018年ピョンチャンオリンピックのフィギュアスケートで金メダルを獲得した
    アリーナ・ザギトワ選手は、金メダル獲得当時、15歳であっため、運転手付き
    でのドイツ車の贈与となった。 尚、パラリンピアンに対する報奨金の金額は、
    オリンピアンと同額となっている。
    • 金メダル 400万ルーブル
    • 銀メダル 250万ルーブル
    • 銅メダル 170万ルーブル
    ソ連時代は、全ての企業は国営、全ての国民は国家公務員という計画経済制を
    敷いていたため、国が国民に対して、マンションと別荘を支給していたが、
    その時代の名残りとも言える高額な報奨金制度は、ソ連が崩壊した後も、
    そのまま残されている。

    ※1ルーブルはソチオリンピックの時は約4円、現在は日本を含む西側からの
    経済制裁により約1.6円まで下がっている

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    2020年の東京オリンピックとパラリンピックに対する事前準備として、
    オランダ・ナショナルチームは、東京に隣接している千葉県で複数回
    事前キャンプを行う予定だ。 オランダ・オリンピック委員会*オランダ・
    競技連盟(NOC*NSF)のアンドレ・ボルイス会長と森田健作 千葉県知事は、
    猪俣宏司 オランダ駐箚特命全権大使とNOC*NSFのゲラルド・ディレッセン
    会長の出席の下、アムステルダムにあるゴッホ美術館にて契約書に署名を
    行なった。

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    NOC*NSFは、オランダ・ナショナルチームの多くが2020年の東京大会以前に
    日本で定期的にトレーニングを行う事が出来るようになり、非常に満足して
    いると述べた。

    NOC*NSFのテクニカルディレクターであるマウリツ・ヘンドリクス氏は、
    「我々は、東京2020に向けて、オランダチームがハイパフォーマンススポーツに
    対応したトレーニング施設と宿泊施設を千葉県内で利用するための手続きを
    完了出来たと考えている。 この場所を選んだのは、2015年の世界陸上競技
    大会の際に、オランダチームが中国大会の事前キャンプ地として、千葉県を
    利用したという実績に基づいている。 我々は、千葉県で少なくとも、陸上競技、
    柔道、ボクシング、ボート、自転車競技、バレーボール、ハンドボール、
    車いすバスケットボール、卓球、ビーチバレー、オープンウォータースイミング、
    トライアスロンの練習をする予定であり、オリンピックとパラリンピック両方の
    可能性がある」と述べた。

    森田健作 千葉県知事は、「千葉県民600万人は、オランダ選手を歓迎し、2020年の
    東京大会におけるオランダチームの事前準備が円滑に行えるよう、全力を
    尽くします」、「千葉県の若者とオランダ選手との交流も楽しみです」と述べた。

    NOC*NSFの会長兼統括マネージャーであるアンドレ・ボルフイス氏とゲラルド・
    ディレッセン氏は、協力協定に署名した際に、千葉県とNOC*NSFの良好な協力
    関係を強調した。 結果的に、2016年のリオ・オリンピック、および、
    パラリンピックが始まる前に、4年間の契約締結を結ぶ事が出来た。

    「お互いの強t力体制が整ったことが重要であり、我々は、複数の県と話し
    合ったが、過去の実績により、千葉県を選んだ」とゲラルド・
    ディレッセン氏は述べた。

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    ロシア連邦政府 法令(2009年8月7日発令)
    ロシア連邦スポーツ・観光省は、2020年までの期間、ロシア連邦における
    『体育とスポーツの発展』のナショナルプランを推進しており、2020年までの
    期間、ロシア連邦における『体育とスポーツの発展』振興戦略の規定を踏まえ、
    この活動を促進するため、ロシア連邦内当該執行機関への協力を要請する。

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    ロシア・スポーツ庁長官 パーヴェル・コロプコフ氏

    ナショナルプラン
    『体育とスポーツの発展(Развитие физической культуры и спорта)』を
    実施するため、2016年の連邦予算費用は703億ルーブル(約1,406億円
    (ソチオリンピック前までのレートで計算すると約2,812億円))に達した。
    この情報は、電子データベース版2016年度版連邦予算計画書に記載されている。
    2015年から2017年の3年間のナショナルプランの実施に関しては、695億
    ルーブル(約1,390億円)が配分された。 したがって、この法案によって
    政府から提供された金額は、8億4,620ルーブル増加した。

    2016年度のFIFAワールドカップ2018、並びに、FIFAコンフェデレーションズ
    カップ2017準備委員会に対する連邦予算支出は、307億ルーブル(約614億円)
    に達する。 この金額は、各ナショナルプラン間の予算再配分に関連して、
    1億5,400万ルーブル(約3億800万円)増額されている。

    2016年度のこのナショナルプランへの予算配分は、2015年と比較すると、
    3億5,320ルーブル減った。 予算を変更するために、連邦予算作成に関する
    交渉を行い、2016年度のこの活動に対して、追加の予算配分が行われた。

    『体育とスポーツの発展』のための2016年度の予算は、7.1から3.4億ルーブル
    まで削減されることが予想されている。 この削減は、2016年~2020年度の
    『体育とスポーツの発展』に対する8億7,790ルーブルのコスト削減によるもの
    である。

    トップアスリートやタレントプールに対する予算配分は、31億1,000ルーブル
    から25億8,000ルーブルへと減少する。 したがって、対象プログラムへの
    総費用は97億ルーブルとなる。 この法案には、2016年度のリオ・オリンピック、
    および、パラリンピックでの褒賞を支払うための追加予算が含まれており、
    この額は32億ルーブルに相当する。 2016年度は、ユニバーシアード向けの
    施設建設費として、42億ルーブルがクラスノヤルスク地方への助成金として
    配分された。 この措置を実施するためには、追加予算が不足するため、毎年
    開催されている『SportAccord』からの4億ルーブルの経費削減が想定されて
    いる。

    更に、補助予算として、スポーツ団体をサポートするために5億1,220万ルーブル、
    大規模スポーツ複合施設『労働と防衛のための準備(GTO) 』を導入するために
    1億2,740万ルーブル、一般スポーツ施設の建設費として5億1,220ルーブルを
    補助する。

    【ロシア連邦 スポーツ行政構造】
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    ロシア連邦内における『体育・スポーツの発展』の主要な戦略目標は、
    2009~2015年までが第1段階、2016年~2020年までが第2段段階として
    定義されている。

    1)全国民にこの活動を広め、定期的にスポーツをしている一般市民の割合
     (2008年度の15.9%から第1段階として、2015年度は30%、第2段階の2020年
         には40%へ)を増やす。
    2)定期的にスポーツをしている生徒や学生の割合(第1段階で34.5%から60%、
         第2段階で80%へ)を増やす。
    3)専門競技施設で運動をする市民の割合を増やす(第1段階で20.2%から35%、
         第2段階で50%へ)。
    4) 定期的にスポーツをしている障害者の割合(第1段階で 3.5%から10%へ、
        第2段階で20%へ)を増やす。
    5) 毎週の運動時間(第1段階では少なくとも6時間から8時間、第2段階では
        6時間から12時間、国民の年齢およびその他の特性に応じて、3時間から
        4時間の運動)を増やす。
    6) スポーツに従事する常勤者数(第1段階では 29万5,600人から32万人、
        第2段階では36万人へ)を増やす。
    7) 夏期冬期オリンピックでのロシアチームの成功。
    8) 夏期冬期パラリンピックでのロシアチームの成功。

    【戦略の目的と課題】
    このナショナルプランの目的は、国民がスポーツを営む機会を提供する
    ことであり、健康的なライフスタイルをおくり、規則正しくスポーツを営み、
    スポーツ界の発展に寄与すると共に、ロシアにおける競技の競争力を高める
    ことを主眼としている。

    この目的を達成するために解決すべき主な課題
    1)スポーツ教育における新しいナショナルプランの創設。
    2)健康的なライフスタイルを創り出すための絶対条件として、スポーツ促進
         計画を策定し、実施する。
    3)各種スポーツ制度と住民層の近代化、並びに、プロコーチ教育を含むスポーツ
         教育機関の充実。
    4)国際的なスポーツ競技におけるロシア国内スポーツの競争力を高めるため、
         トップクラスの選手やタレントプールのトレーニング方法を改善する。
         アスリートとコーチの社会保障の強化。
    5)スポーツ運営における組織管理、常勤職員、科学的な研究、生物医学、
         アンチドーピングに関するサポートの強化。
    6)スポーツに関するインフラ整備、スポーツ活動に対する財政支援の更なる充実。
    7)スポーツ施設における安全確保、ファンおよびそれらの団体との協力関係を
         組織化するためのシステムを構築する。

    【ロシアの今後の長期的な課題】
    ロシアでは、スポーツの分野において、この10年間の間、山積みの問題が
    あった。 第1の課題は、国民の健康、身体的な発達、並びに、身体的な
    トレーニング状況の悪化があった。 一般的にロシアでは、少なくとも60%の
    学生が健康に問題を抱えている。 ロシア保健省によると、高校生のわずか
    14%が比較的健康であると考えられている。 徴兵時の若者の40%以上は、
    体力の最低基準を含め、兵役の要件を満たしていない。 ほとんどの国民は、
    スポーツに体系的に接する機会がない。 よって、子供や若者の65%を含め、
    市民の85%は、体系的な運動をしていない。

    官民施設を利用する際の現行の制限は、積極的にスポーツ、娯楽産業、並びに、
    スポーツ産業を発展させるためのものではなく、スポーツ、フィットネス、
    および、保健サービスを更に活用出来る可能性を表して。 第2の課題は、
    青少年スポーツにおける効率的なシステムとナショナルスポーツチーム向けの
    効果的なトレーニング施設が不足している点です。 法律、組織、行政、物質、
    技術、科学、組織、生物学、および、人的支援の未解決の問題は、ナショナル
    スポーツチームに対する完璧なタレントプールを養成することは出来ず、青少年に
    対するスポーツの強化を妨げている。 第3の課題は、トップアスリートスポーツに
    おける世界的な競争力の強化である。 近年、国際スポーツ競技における競争が
    著しく高まっており、これは特にオリンピックではハッキリとしており、世界の
    国々では、スポーツ選手の強化に対して、経済的、かつ、政治的な可能性を
    最大限に活用しようとしている。 スポーツ競技大会における上位入賞は、
    全ての国が国際的に自国をアピール出来るまたとない機会の1つとなっている。
    トップアスリートスポーツにおける上位入賞は、国家の社会経済強化の反映と
    なっている。 スポーツ界における目標達成のためには、経済、科学、
    人的資源等、国全体の潜在能力をフルに活用する必要性がある。

    スポーツ界で勝利を収めることは、国際競技において、その国の『プラス』の
    イメージを創り出す事となる。 夏季オリンピックにおいて、中国は目覚しい
    発展を遂げ、アメリカは世界的な好成績を維持しており、イギリスやドイツは、
    スポーツにおける地位を強化している。 ロシアのトップアスリートの成果を
    継続的に改善するためには、あらゆる努力を払う必要性がある。

    冬季オリンピックでの非公式チームイベントでは、トップ争いにおいて、主に
    ドイツ、カナダ、オランダ、ノルウェー、オーストリア、アメリカ等との激しい
    競争がある。 将来的には、スポーツの世界的な競争がさらに激化し、より高度な
    成果を出すためのスポーツ強化策として、ハイテクなアプローチ方法を開発し
    なければならないという課題がある。

    第4の課題は、革新的なスポーツ技術の開発と導入に関して、主なスポーツ大国
    との間に著しい相違があることである。 このことは、エリートスポーツと
    コミュニティスポーツの発展を大いに妨げており、タレントプールとトップ
    クラス選手のトレーニングや、ロシア国内のスポーツの競争力に悪影響を
    与えている。 世界のスポーツ大国は、スポーツトレーニング、教育、心理学、
    バイオメカニクス、バイオテクノロジー、医療、情報科学、ナノテクノロジー、
    マネジメントの理論での最新の結果に基づき、スポーツ強化のための新しい
    技術基盤の形成へとシフトした。

    2006年-2015年度『体育とスポーツの発展』プログラムによる
    ハイパフォーマンススポーツトレーニングセンターの創出

    2006年-2013年までの間に国内のハイパフォーマンススポーツ施設60ヶ所に
    対して、建設、改修のための調査が行われ、43施設が対象となり、そのうち
    2つの施設に対しては、2013年度までの総予算として、382億6,010万
    ルーブルの予算配分が行われた。

    この中には、中等ユース専門施設(13-17才)に対する15億4,800万ルーブル、
    高等ユース専門施設(17-22才)に対する148億8,330万ルーブルが含まれている。
    更に、オリンピック選手のトレーニングセンターに対しては、207億9,850万
    ルーブルが配分された。 アンチドーピングセンターの改築には、10億3,750万
    ルーブルが配分された。

    2013年度は、ハイパフォーマンススポーツ施設14ヶ所で建設、改築に関する
    調査を実施し、予算総額69億6,400万ルーブルが配分され、中等ユース専門施設
    (13-15才)に対して5,000万ルーブル、高等ユース専門施設(15-17才)に
    対して15億4,390万ルーブルが配分された。

    オリンピック選手のトレーニングセンターに対しては、45億250万ルーブルが
    配分された。


    2016年7月22日、ロシア連邦政府の会合で、ウラジミール・プーチン
    大統領は、スポーツにおけるドーピング使用に対抗するため、ナショナル
    プランの実施が重要な「独立アンチドーピング委員会」の創設を提案した。

    我々の組織は、2016年7月のロシアのプーチン大統領の提唱により設立された。
    政府の会合で演説した大統領は、「スポーツは潔白でなければならず、
    競技選手の健康を確実に保護すべきだ」と非常に重要な発言を行った。
    これは、当委員会の主な指標とされています。

    既にご存じのように、近年の世界の競技界は、更に深刻なドーピング問題に
    直面しており、この問題は多くの国々に影響を与えています。 残念なことに、
    この問題はロシアにおいては他国よりも酷く、リオ オリンピックから1部的に
    実施され、ロシアパラリンピックチーム全体が競技前に出場停止されるかも
    知れないという前代未聞の騒動に発展しました。今日、禁止薬物使用に関連する
    ロシア競技界には深刻な問題があり、積極的に排除する必要性があるという
    事実を認識しなければなりません。

    ドーピングとの闘いは、国家的な考えとなるはずです。 我々は、最も貧困な
    地域に深く浸透しているこの問題をたゆまぬ努力によって、解決することが
    できます。 我々は、若者や、失格した競技選手の間でドーピングの問題がある
    こと既に知っています。 これは絶対に受け入れられない。 我々は、行動規範
    違反に対する責任を強化するために、関係当局と共に早急な措置を講じます。
    我々のアイデアは全て、国家的なアンチ・ドーピング計画の基礎となります。

    独立アンチドーピング委員会会長 ヴィタリー・スミルノフ

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    • チャイコフスキー国立体育大学付属
      冬季競技専用 フェデラル トレーニングセンター
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    ⑧『スニェジンカ』  1980年創立 ペルミ地方 チャイコフスキー市

    冬季スポーツ専用トレーニングセンター『スニェジンカ』はチャイコフスキー
    国立大学付属の施設であり、クロスカントリースキー、バイアスロン、
    スキージャンプ、ノルディック複合、フリースタイルスキーの5競技の
    トレーニングに特化している。 1980年6月、チェリャビンスク州立体育協会の
    支部がチャイコフスキーに開設され、冬季スポーツ競技の強化に力を入れはじめ、
    同時に、小さな山間にスキー場が新たな建設された。 1984年と1985年には、
    全長190メートルの跳躍橋の上に70メートルのジャンプ台が建設されたが、
    1990年代はジャンプ台は使用されず、施設状態が悪化した。

    2006年から2015年度に掛けての『体育とスポーツの発展』の下、スキーと
    バイアスロンをベースにしたウィンタースポーツのトレーニングセンターとして
    再建されることが決定され、2010年に2億3,000万ルーブル、2011年には22億
    ルーブルを費やして、施設は事実上、新たに建設され、ソチオリンピック用の
    トレーニングセンターとして、ロシアナショナルチームが使用した。

    【バイアスロン複合施設】
    人工降雪機と照明機器を備えた全長4kmのバイアスロントラック、ローラースキー
    トラック、30名が1度に参加可能な射撃場、並びに、2,000人収容の観客席がある。
    施設内にはトレーニングセンター、並びに、バイアスロン研究センターがあり、
    射撃の詳細な分析が可能。

    この施設では、筋骨格系の障害を持った選手、並びに、全盲選手向けに、
    レーザーと音声を用いたトレーニング、並びに、障害者競技を開催することが
    出来る。 ローラーコースは、ロシアでも最も優れたものの1つとなっている。

    2013年11月、国際バイアスロン連合により、カテゴリВでの6年間のライセンスが
    承認されたため、2014年1月、ノルディックスキー・コンバインドの大会が
    開催された。 2017年8月には、この施設で夏季バイアスロン世界選手権が
    開催された。

    【ナショナルチームトレーニング種目】
    • バイアスロン
    • クロスカントリースキー
    • スキージャンプ
    • ノルディック複合
    • フリースタイルスキー

    • 冬季競技専用 フェデラル トレーニングセンター
    sannobobslejnaya



    ⑨『パラモノヴォ』 2008年創立 モスクワ州 パラモノヴォ村

    フェデラル トレーニングセンター『パラモノヴォ』は、モスクワ州
    ドミトロフスキー地区パラモノヴォ村に位置し、モスクワからは約40km北の
    場所にある。 2006-2015年度の『体育とスポーツの発展』の下、2008年に
    新設され、ボブスレー、ルージュ、クロスカントリースキーにおける
    ナショナルチームの強化を目的としている。

    2011年の建設当初にボブスレー、リュージュ、スケルトンの施設が建設され、
    2015年には200名が宿泊可能なホテルタイプの宿泊施設が完成、最終的には、
    ジャンプ台付きのフリースタイル用の野外施設の建設が予定されている。

    現在、この施設は、2016-2020年度の『体育とスポーツの発展』の下、
    大規模な改築工事が行われており、ボブスレーのスタート練習用として、
    屋内に100メートルのコースが建設され、改修工事終了後は、通年使用可能
    となる。

    2011年-2012年には、リュージュ世界選手権、2012年にはリュージュヨーロッパ
    選手権がこの施設で開催された。

    【ナショナルチームトレーニング種目】
    • ボブスレー
    • リュージュ
    • クロスカントリースキー
    • ボブスレーコース

    • レズガフト記念 体育健康 国立大学付属
      冬季競技専用 フェデラル トレーニングセンター
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    ⑩『カフゴロヴォ』 2012年創立 レニングラード州 トクソヴォ市

    トクソヴォ市にあるフェデラルトレーニングセンター 『カフゴロヴォ』は、
    2012年に設立され、サンクト・ペテルブルクからは約17kmの位置にある
    カフゴロスコエ湖に面している。

    この施設は、レズガフト国立体育大学に属しており、クロスカントリースキー、
    バイアスロン、モーグル、アクロバットスキーのロシアナショナルチームが
    主に使用しているが、ユースのトレーニングセンターとしても使用されている。
    2006-2015年度の『体育とスポーツの発展』の下で改築され、世界標準に完全に
    合致したスポーツ複合施設となった。

    オールシーズン型の屋内型スキーコースは全長3kmあり、施設内には、ホテル、
    スポーツジム、スパセンターがあり、客室、プール、トレーニングルームは、
    障害者向けの特別対応機器がある。

    【ナショナルチームトレーニング種目】
    • クロスカントリースキー
    • バイアスロン
    • モーグル
    • アクロバットスキー

    • ロシア連邦スポーツ省指定体育大学
    0232



    ⑪ ボロネジ国立体育大学 1979創立 ヴォロネシ州ヴォロネシ市

    スポーツ理論学科の教員は、サッカー、バスケットボール、ハンドボール、
    バレーボールを専門としており、この分野での専門的なトレーニングを
    提供している。 他学部への学生に対しては、バスケットボール、
    バレーボール、バドミントン、卓球に関する理論と方法論が基本的に
    教えられている。 サッカー特別専門コースは、大学創設と共に設立され、
    その後、多数のナショナルチームの選手を輩出している。 2010年に
    スポーツ複合施設が完成した。

    【トレーニング種目】
    サッカー、フットサル、バスケットボール、ハンドボール、バレーボール

    【学部】
    コーチング学部(通学のみ)
    通信教育学部
    ●スポーツ競技学科
    (サッカー、バスケットボール、ハンドボール、バレーボール)
    ●陸上競技学科
    ●クロスカントリースキー学科
    ●体操学科
    ●射撃学科
    ●個人競技学科
    (レスリング、柔道、サンボ、ボクシング、キックボクシング、テコンドー、空手)
    ●観光・スポーツオリエンテーリング学科
    ●スポーツマネジメント学科
    ●健康体育学科

    • ロシア連邦スポーツ省指定体育大学
    smolensk0018



    ⑫ スモレンスク国立体育スポーツ観光大学
    1950年創立 スモレンスク州スモレンスク市


    スポーツ総合施設は、学生向けのトレーニングセンターとして使用されて
    いる他、国際大会も開催されている。 この施設は2006年〜2014年に掛けて、
    建設費44億7,791万ルーブルを掛けて大規模な改築工事が行われ、B棟は2009年、
    2000人収容のスタジアム、屋内スケートリンクの改修は2012年に完了した。
    砲丸投げ、槍投げ、円盤投げ、ハンマー投げ練習場、屋内水泳プールが2013年に、
    会議室を備えたホテルタイプの宿泊施設は2014年に完成した。

    【学部】

    体育・スポーツ学部、体育・健康技術学部、通信教育学部、継続教育学部、
    個別教育技術学部


    • ロシア連邦スポーツ省指定体育大学
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    1896年 レニングラード州 サンクト・ペテルブルグ市

    冬季スポーツにおけるロシアナショナルチームのトレーニングセンターとしての
    機能を有し、地域、および、全ロシアレベルでのスポーツイベントを開催。
    スポーツ施設には、クロスカントリースキー、バイアスロン、フリースタイル
    スキー、モーグル、アクロバットスキーなど、冬季スポーツ競技に対応した
    施設が整っている。

    2006年〜2013年に掛けて、建設費41億5,732万ルーブルを掛けて大規模な建設・
    改築工事が行われ、観客席を備えたサッカースタジアムの改築が2011年、
    フェデラルトレーニングセンター(多目的スポーツアリーナ、ユニバーサル
    総合ホール、レスリング場、体操場、プール(25mx15))、教育研究総合施設
    (健康センターを備えた学生寮)、陸上競技場、屋内スケートリンクが2013年に
    新たに建設された。

    【夏季オリンピック学部】
    自転車競技理論方法論学科
    ウォータースポーツ理論方法論学科
    体操理論方法論学科
    漕艇競技理論方法論学科
    陸上競技理論方法論学科
    水泳理論方法論学科
    スポーツ競技論方法論学科
    サッカー論方法論学科

    【冬季オリンピック学部】
    スピードスケート・フィギュアスケート理論方法論学科
    スキー理論方法論学科
    ホッケー理論方法論学科
    バイアスロン理論方法論学科
    カーリング理論方法論学科
    スポーツ施設産業学科

    【個人競技・非オリンピック学部】
    陸上競技理論方法論学科
    ボクシング理論方法論学科
    格闘技理論方法論学科
    フェンシング理論方法論学科
    非オリンピック競技理論方法論学科
    バイオメカニクス学科
    体育理論方法論学科
    健康リハビリテーション研究所

    【保健リハビリテーション学部】
    生化学学科
    予防医学・健康基礎学科
    大衆スポーツ・健康体育学科
    スポーツ医学・健康技術学科
    総合リハビリテーション学科
    スポーツ経営学科
    体育法律学科

    ※他スポーツに関連していない学科は省略

    • ロシア連邦スポーツ省指定体育大学
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    ⑭ クバン国立体育スポーツ観光大学
    1969年創立 クラスノダール地方 クラスノダール市


    大学生専用トレーニング施設、並びに、国際競技開催施設。 2010年~
    2012年に掛けて、建設費3億5,732万ルーブルを掛けてスポーツ施設の改築が
    行われ、2012年に完成した。

    【学部】
    スポーツ学部、体育学部、保健体育学部、観光サービス学部、
    スポーツマネジメント・教育心理学部、体育スポーツ通信学部、
    職業訓練学部オリンピック候補生養成科(オリンピック候補生養成専門)

    • ロシア連邦スポーツ省指定体育学校
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    ⑮ ヴォルゴグラード国立体育アカデミー
    1960年創立 ヴォルゴグラード州 ヴォルゴグラード市

    体育アカデミーの学生のためのトレーニング場の提供、並びに、国際競技の実施。
    2006年〜2013年に掛けて、建設コスト2億6,606万ルーブルを投じて、陸上競技場の
    改築工事が2006年に、屋外水泳プール総合施設の改築が2010年に完了した。
    外部とのネットワーク通信が可能な独立ボイラーハウスの建設が2013年に完了した。

    【学部】
    体育学部、体育スポーツ学部、通信教育学部、職業教育学部


    • ロシア連邦スポーツ省指定体育大学
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    チャイコフスキー国立体育大学
    1980年創立 ペルミ地方 チャイコフスキー市

    大学付属の冬季スポーツ専用フェデラルトレーニングセンターは、ロシア
    ナショナルチームのみならず、各種指定選手のトレーニング施設としても
    使用され、年間を通して包括的なトレーニングが可能。 冬季スポーツで施設は、
    バイアスロン、ノルディック複合、クロスカントリースキー、スキージャンプ、
    フリースタイル、フリースタイルモーグル、アクロバット、また、冬季パラリン
    ピックでは、クロスカントリースキー、バイアスロンに対応している。

    2006~2012年に掛けて、建設コスト5億3497万ルーブルを投じて、新たに
    チャイコフスキー市郊外に冬季スポーツ専用の複合施設の建設が行われた。

    【学部】
    冬季スポーツ競技学部:
    クロスカントリースキー、ノルディックスキー、スキージャンプ、
    アルペンスキー、バイアスロンの跳躍理論とその技術を学ぶ。
    特別トレーニング学部

    • ロシア連邦スポーツ省指定体育学校
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    ⑰ イルクーツク オリンピック候補生養成 国立専門学校
    1943年創立 イルクーツク州 イルクーツク市

    2006~2011年に掛けて、スポーツ総合施設(格闘技、新体操、重量挙げ、
    卓球、エアロビクス、レスリング、空手、柔道対応)が建設され、国際大会が
    開催出来るようになった。 管理棟とメディカル・リカバリーセンターが
    2011年に完成した。

    【競技種目】
    格闘技個人種目、ボクシング、柔道、陸上、サッカー、レスリング、
    バレーボール、体操、バスケットボール

    • ロシア連邦スポーツ省指定体育学校
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    シベリア国立体育スポーツ大学 1950年創立 オムスク州 オムスク市

    大学生のトレーニングとスポーツ競技開催のため、2006~2009年に掛けて、
    建設費1億6,170万ルーブルを投じて、水泳プールの改築とテニスコートの
    建設が行われた。

    【学部】体育学部、スポーツ学部、科学教育学部、通信遠隔教育学部
    【競技種目】HPに記載なし


    • ロシア連邦スポーツ省指定体育学校
    1394771231



    沿海オリンピック候補生専門学校 1996年創立 沿海地方 ウラジオストック市

    専門学校生のトレーニングとスポーツ競技開催のため、2006年~2010年に
    掛けて、建設費2億4,400万ルーブルを投じて、スポーツ健康総合センターが
    建設され、2010年に完成した。 メディカル・リカバリーセンターあり。

    【競技種目】
    バトミントン、水泳、テコンドー、セーリング、陸上競技、カヌー、
    カヤック、ウエイトリフティング、レスリング、柔道


    • ロシア連邦スポーツ省指定体育大学
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    ウラル国立体育大学 1970年創立 チェリャビンスク州 チェリャビンスク市

    大学生のトレーニングとスポーツ競技開催のため、2006年~2008年に掛けて、
    建設費1億5,640万ルーブルを投じて、総合トレーニングセンターが建設され、
    2008年に完成した。

    【学部】
    夏季スポーツ学部、冬季スポーツ・武道学部、保健技術スポーツ医学部、法学部、
    観光・社会文化サービス研究所


    • ロシア連邦スポーツ省指定体育学校
    1970年創立 モスクワ州 ブロンニツァ市

    2006年~2009年に掛けて、建設費8,270万ルーブルを投じて、ほぼ全ての競技に
    対応したトレーニングホールとメディカル・リハビリテーションルームが
    建設された。 特に、カヌーとカヤックに特化しているが、カヌー・
    スラロームと飛び込み、アーチェリーにも対応している。

    【競技種目】
    カヌー、カヌー・スラローム、アーチェリー、カヌー、カヤック、
    ショートトラック、スピードスケート

    • ロシア連邦スポーツ省指定体育学校
    (小中高一貫教育)『アイスト』 2006年創立
    スヴェルドロフスク州 二ジニー・タギル市

    ナショナルチーム用ジャンプ競技場。 2014年10月現在、567人の児童が
    この学校に通っている。 ジャンプ台は40m、60m、90m、120mの4本があり、
    スポーツ複合施設、フィットネスホール付きの管理棟、スキー場、スキー
    スタジアム、3つの宿泊施設がある。 1年に2回、児童は健康診断を受けており、
    給食は提供されていない。

    【ナショナルチームトレーニング種目】スキージャンプ

    【指導科目】
    ●マウンテンスキー(訓練期間10年)
    ●クロスカントリースキー(訓練期間9年)
    ●ノルディック複合(訓練期間9年)
    ●スキージャンプ(訓練期間9年)
    ●クレー射撃(訓練期間8年)

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    ロシアの体育学校の種類(小中高一貫教育11年生)
    青少年体育学校(子供と青少年のための体育学校)は、ロシア、CIS諸国にある
    6歳から17歳までの子供から若者の若いスポーツマンの育成、および、専門教育を
    行う教育機関。 殆ど全てのロシアのオリンピック選手は、これらの体育学校で
    スポーツのキャリアを開始している。 青少年オリンピック候補生育成体育学校と
    呼ばれることもある。
    • 青少年体育学校(детско-юношеские спортивные школы (ДЮСШ))
    • 体育学校(спортивные школы((СШ))
    • オリンピック候補生養成 青少年特別体育学校(специализированные детско-юношеские спортивные школы олимпийского резерва (СДЮСШОР))
    • オリンピック候補生養成体育学校(спортивные школы олимпийского резерва (СШОР))
    • オリンピック候補生養成学校(училища (колледжи, колледжи-интернаты, техникумы) олимпийского резерва (УОР))
    slide814

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    ロシア国内のオリンピック出場選手を支える施設は、国内に約20ヶ所あり、
    これらの場所で、ロシア代表選手は日々厳しいトレーニングを行っています。
    ハイパフォーマンススポーツ専用施設は、主に、ロシア・スポーツ省の直轄
    機関が多いが、その他、モスクワ市営施設や、労働組合によって運営されている
    施設もある。
    • ロシア・スポーツ省 フェデラル トレーニングセンター
    ①『ノヴォゴルスク』 1966年創立 モスクワ州ヒムキ市

    1529563595



    このトレーニングセンターはロシア国内では最大規模となっており、
    アーチェリー、射撃、フェンシング、サッカー、ホッケー、レスリング、
    トランポリン、ミニサッカー、ラグビー、バスケットボール、バレーボール、
    ハンドボール、体操(個人とグループ)、リュージュ、フリースタイルスキー、
    フィギュアスケート、ショートトラック、カーリングなどを含む全32種目の
    トップアスリート競技のトレーニングが可能となっている。

    2006年から2015年度に掛けてのナショナルプラン『体育とスポーツの発展』の下、
    スキーとバイアスロンをベースにしたウィンタースポーツのトレーニングセンター
    として再建されることが決定され、2009年には、2010年に2億3,000万ルーブル、
    2011年には22億ルーブルを費やして、施設は事実上、新たに建設され、ソチ
    オリンピック用のトレーニングセンターとして、ロシアナショナルチームが
    使用した。 2014年に第一期拡張工事が完了し、既存施設や新センターが新たに
    建設され、約500名まで人員を受け入れ可能となった。

    【主な施設】
    ● 敷地面積約40ヘクタール(東京ドーム8個分)
    ● 独立したスポーツ複合施設×3
    ● 国際クラスの大会が開催可能な総合体育館×3
    ● 冬季スポーツセンター
    ● サッカー場×2
    ● 屋内アイスホッケー場、屋外ホッケー場
    ● 2014年にホッケーチーム専用のホテル棟が完成
    ● 新体操とトランポリン用の専用体育館
    ● 水泳プール
    ● トレーニングセンター
    • モスクワ市営 オリンピック トレーニングセンター
    ②『クルゥイラーツコエ』2004年設立 モスクワ市

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    モスクワ市営オリンピック トレーニングセンター 『クルィラーツコエ』の
    運営目的は、ハイパフォーマンス競技におけるロシア代表チームの選手、
    並びに、タレントプールを育成することであり、以下の18競技の
    トレーニングを行うことができる。

    ボート競技、カヌー、水上スキー、ゴルフ、バドミントン、バスケットボール、
    水球、バレーボール、ビーチバレー、卓球、アーチェリー、ラグビー、
    ホッケー、チェス

    【障害者スポーツ】
    卓球(筋骨格系疾患競技者)、卓球(聴覚障害者)、バドミントン(聴覚障害者)、
    シッティング・バレーボール(筋骨格系疾患競技者)

    【主な活動内容】
    ● ロシア連邦法により創設されたスポーツトレーニング方法の開発、承認、その実行
    ● アスリートの個別トレーニング計画の作成
    ● モスクワ市内でのスポーツイベントの開催
    ● スポーツセミナーの開催
    ● トレーニングの進捗管理を行い、 競技大会への参加を促す
    ● 国家基準に照らし合わせてコーチの人選を行う
    ● アスリートの運動能力を向上させる
    ● 医療、および、物的サポート
    ● スポーツ施設の一般開放
    ● スケートリンクは一般人も利用可能

    • モスクワ労働組合連盟 オリンピック トレーニングセンター
    ③『プラーネルナヤ』 1935年創立 ヒムキ市
    31141776514



    モスクワ労組連盟が運営するオリンピック  トレーニングセンター
    『プラーネルナヤ』は、オリンピックに向けたトレーニングを行う多機能な
    ハイパフォーマンス トレーニングセンターであり、センター内には、スポーツ
    複合施設、並びに、様々な長さのレーストラック付きの乗馬コースとスキー場が
    ある。 その他、水泳プール(25mx6)、スポーツジム、多目的屋内ホールが
    ある。

    【ナショナルチームトレーニング種目】
    近代五種

    • ロシア・スポーツ省 ナショナルチーム トレーニングセンター
    ④『クリムスキー』 1935年創立 クリミア半島

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    元ウクライナオリンピックスポーツセンター『スパルタクス』は、2014年
    3月11日にクリミアがロシアへと返還された後、ロシア スポーツ省の管轄へと
    移管され、現在ではロシア代表チーム専用の『クリムスキー』スポーツ
    トレーニングセンターとなっている。

    スポーツ理論学科の教員は、サッカー、バスケットボール、ハンドボール、
    バレーボールを専門としており、この分野での専門的なトレーニングを
    提供している。 他学部への学生に対しては、バスケットボール、
    バレーボール、バドミントン、卓球に関する理論と方法論が基本的に
    教えられている。 サッカー特別専門コースは、大学創設と共に設立され、
    その後、多数のナショナルチームの選手を輩出している。 2010年に
    スポーツ複合施設が完成した。

    2017年7月、クリミア共和国アルシュタにおいて、ロシア連邦スポーツ省が
    推進している『体育とスポーツの発展』プログラムの一環として、5つの
    スポーツ施設の大規模改築が開始され、 2年後には新しいスポーツ複合施設
    として生まれ変わる。

    大規模改築後は、世界レベルでの競技開催が可能となり、ロシア代表チーム
    のみならず、様々なレベルの競技が開催されることとなる。 2020年までには、
    ケルヒ、フェオドシア、スダック等、他のクリミア半島内にあるスポーツ
    複合施設の大規模改築も予定されている。

    【主な施設】
    ● 陸上競技場(2,800席) ● ボクシング場
    ● サッカー場 ● ビーチバレーボールコート
    ● 中央スタジアム  ● テニスコート
    ● 体育館 x2 ● 補助競技場
    ● レスリング場 ● 屋内多目的ホール x3
    ● 温泉

    • ロシア・スポーツ省 南部 フェデラル スポーツ トレーニングセンター
    ⑤『ユグ・スポルト』 2006年創立 クラスノダール地方 ソチ市
    ソチ オリンピックメイン会場

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    『ユグ・スポルト』は海のすぐそば、ソチ市の中心部に位置し、コースト
    クラスターの敷地総面積は15ヘクタール(東京ドーム3個分)となっている。
    2009年には、ナショナルプラン「ロシア連邦における体育とスポーツの発展」
    (2006年〜2015年)の下で大規模改築工事が行われ、本館の建設他が行われた。
    スポーツ総合施設は、ソチ市中心部のコーストクラスター(オリンピック
    メイン会場)、マウンテンクラスター(クラースナヤ・ポーリャーナ)、
    キスロヴォツク市内と3ヶ所に大きく分かれており、全てのスポーツ施設を
    合わせると、東京ドーム25個分の広さとなる。 この施設の最大の特徴は、
    温暖な気候と温泉複合施設があることである、温泉療法を用いたリカバリー
    センターも併設している。

    屋外プール付きのビーチエリア、会議室、スポーツジム、温泉療法を用いた
    リハビリテーションセンター、託児所、ビジネスセンターと映画館、収納室と
    セイフティーボックス、サウナ(遠赤外線、ロシア式、トルコ式、フィンランド式、
    ローマ式、ハーブ)、ジャグジー風呂、ジャグジープール、アロマ風呂

    【対応競技】
    バスケットボール、バレーボール、フットサル、ラグビー、ハンドボール、
    体操、陸上競技、アーチェリー、フェンシング、レスリング、柔道、セーリング、
    ビーチバレーボール、水泳、ノルディック複合、スケルトン、ボブスレー等
    30種類以上の種目に対応

    • ロシア・スポーツ省 フェデラル トレーニングセンター
    ⑥『オーゼロ・クルーグロエ』 1953年創立 モスクワ州 アガフォニハ村

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    この施設は、創立70年以上の歴史を誇り、1979年に施設内に水泳プールが
    建設され、1980年のモスクワオリンピック開催時には、ソ連選手ナショナル
    チームの強化基地となった。 それ以来、この施設では主に水泳と体操ナショナル
    チームの強化を行っている。 施設内には、4つのホールがあり、フェンシング
    ナショナルチームがトレーニングを行っている。 屋内プール内には、2つの
    独立したラウンジがあり、水泳に特化したフィットネス機器や多目的ホールが
    あるため、パラリンピック選手を含むスポーツのトレーニングをすることができる。
    パークエリアではスキーにも対応している。 連邦政府が運営するこの施設は、
    サマースポーツのロシアナショナルチーム、ユースチームのトレーニングの
    ための主要拠点となっている。

    オリンピック: パラリンピック:
    水泳(シニア、ユース) 水泳 - 視覚障害者
    水泳自由形(シニア、ユース) 水泳 - 聴覚障害
    シンクロナイズドスイミング 水泳 - 精神障害者
    飛び込み(シニア、ユース) ゴールボール - 視覚障害者
    水球(ベーシック、ユース) フェンシング
    体操(シニア、ユース) アンプティサッカー
    フェンシング・エペ(シニア、ユース) トーボール
    フェンシング・サーブル(シニア、ユース) 柔道 - 視覚障害
    チェス(シニア)
    近代五種競技(ユース)
    フリースタイルスキー(シニア)


    • ロシア・スポーツ省 障害者専用
    ⑦スポーツ宮殿『オカ』 2011年創立 アレクシン市 / プシノ市

    ByGWAig



    スポーツ宮殿『オカ』は、ロシア初のパラリンピック選手が専門的な
    トレーニングを行う場として、連邦政府ナショナルプラン
    『体育とスポーツの発展』の下、2006年から2011年に掛けて建設された。

    このトレーニングセンターは、モスクワから約150km南のオカ川のほとりに
    位置し、アレクシン市(トゥーラ地方)にある。  『オカ』の施設全体が
    障害を持つ選手の使用を考慮して建設されており、1度に300人以上の選手を
    受け入れることができる。

    敷地内には、リハビリセンター、トレーニングジムとレスリング場を備えた
    レセプションセンター、ホテル、スポーツジムがある。

    ここでは、ホッケー、アイススレッジホッケー、水泳、アーチェリー、
    ゴールボール、サッカー、サンボ等、様々な専門的なトレーニングが行える。

    【対応競技】
     水泳 スケート
    アーチェリー ホッケー
    サッカー アイススレッジホッケー
    フットサル フィールドホッケー
    バスケットボール 射撃
    バレーボール サンボ(ロシア国技)
    ゴールボール

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    2018年7月19日、ウズベキスタン・オリンピック委員会は、スポーツ文化省が
    担当している体育とスポーツ強化のための基金創設に関する記者会見を行った。
    この会見には、体育とスポーツ基金の臨時理事であるハルボエフ・ジャモル氏、
    事務次官のアクマル・ババフ氏、メディアの代表者らが出席した。
    2018年3月5日付けウズベキスタン共和国大統領令UP-5368には「行政制度を
    根本的に改善するための措置」が記載されており、これに基づき、ウズベキスタン
    共和国の体育・スポーツ省内に体育とスポーツ振興基金が設立された。 この
    法令では、課題と役割、基金の活動を組織化する手続き、資金形成とその使用
    方法、権利と義務が明確に定義された。

    この基金により、対象範囲が拡大し、以前は19歳未満の選手のみがサポート対象
    であったが、今回から年齢カテゴリによる制限がなくなった。

    この基金の活動では、年齢カテゴリーに関わらず、スポーツ選手をサポートする。
    この基金では、スポーツ施設の建設問題のみを取り扱うのではなく、その課題や
    組織構造が根本的に見直されている。

    2018年〜2019年の対象期間中に、ウズベキスタン・スポーツ文化省の
    体育スポーツ振興財団から資金提供を受けた体育施設やスポーツ施設の建設、
    改築、改修に関する報告会が行われた。 このプログラムの一環として、
    51のスポーツ施設が建設される他、多くのスポーツ施設の改修や修繕が行われる
    予定となっている。 更に、規定に基づき、51のスポーツ施設に対して、必要な
    スポーツ器具を購入する予定となっている。

    上記の例としては、スポーツ施設(アンディジャン、サマルカンド、ブハラ、
    タシケントに4つの総合スポーツ複合施設、12の青少年体育学校とオリンピック
    候補生養成青少年特別体育学校、12の屋内スイミングプール)の建設のために
    238億の予算が割り当てられている。

    既存の15の子供スポーツ複合施設、オリンピック候補生養成体育学校、4つの
    スイミングプールを改修するために950億ドル強の援助が割り当てられる。
    全てのスポーツ施設では、350億ドル相当のスポーツ用具と機材を購入する予定
    となっている。

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    体育・スポーツ活動における科学技術 - 通称STAPS (sciences et techniques
    des activités physiques et sportives) の学士号取得プログラムでは、スポーツの
    素質だけではなく、科学的な分析も必要となるため、多彩なプログラムと個性の
    創出が必要である。

    7538

    【入学資格等】
    卒業生は、学士が全体の40%を占めており、技術系学士(23%)を上回って
    いる。 入学資格は、既に2年間の高等教育(短大以上)を修了した者。

    【STAPS プログラムについて】
    STAPS教育プログラムではスポーツの資質が問われるが、体育実技は体育理論を
    含めて全体の3分の1(週6時間から10時間)程度に抑えられており、多様な
    プログラムを採用し、多角的な活動を目指している。

    プログラムには、スポーツ科学、スポーツ実技と技術、それらに関連する科目
    (応急処置、コンピュータサイエンス等)に分かれている。 スポーツ科学の
    科目の中には、生命科学(生物学、解剖学、生理学、生体力学等)と人間科学
    (心理学、社会学、スポーツの歴史等)が含まれる。 後者は、スポーツ実技、
    特に、水泳、体操、陸上競技、集団競技スポーツ、ダンス等、さまざまな
    競技の技術を学ぶ。
    施設によりこの選択科目は異なり、いくつかの課題が課される。 トレーニング
    には、コンピュータサイエンス、応用統計学、外国語、コミュニケーション学が
    含まれている。 専門コースに関しては、自分のキャリアプランに応じて選択
    する。

    staps
    【各コースの内容】
    教育と運動技能: 大学や高校で教師を目指すための教育コース。
    スポーツマネジメント: スポーツイベントの開催等を学ぶコース。
    スポーツ活動とマネジメント: 高齢者や障害者に対するスポーツ活動の
    創造とマネジメントを学コース。
    スポーツトレーニング: スポーツ連盟、スポーツクラブ、民間団体、
    地方自治体におけるコーチやインストラクターを目指すコース。
    人間工学と運動能力: 機器や医学によるアプローチ方法を改善し、
    周囲の人的・物的環境を整えて、より快適な環境づくりを目指すコース。

    【STAPS プログラム実施大学の一例】

    フランス政府は、2018年9月に2,000の新たなプログラムを創設することに
    決定した。 このプログラムでは、より高いスキルを持つ者が優先され、
    トレーニングは非常に厳しいものとなっている。 スポーツで強くなるため
    には、文章能力や口頭による表現能力も備えておかなければならず、科学的
    知識も必要となる。

    より具体的には、解剖学、生体力学、生理学、APSA(スポーツと芸術)、
    社会学、社会心理学と歴史の科目の中から、8つの重要なスキルを自分の
    ペースで学ぶことが出来る。

    【解剖学から心理学まで】
    解剖学では、骨学、関節、および神話の基礎を学ぶことが出来る。 生理学では、
    筋肉系の基礎を学部。 APSA陸上競技モジュールでは、訓練に関する技術的な
    知識を学ぶことが出来る。 社会科学の一部でもある歴史では、現代スポーツが
    どのように形成されたかを知ることが出来る。 心理学では、スポーツ
    パフォーマンスとの関わりを学ぶ。

    【フランスの国立大学は授業料が無料】
    フランスの国立大学は、原則として授業料が無料。

    2016年度国立モンペリエ大学の学費の内訳
    1. ディプロム代      134€
    2. 社会保障料       215€
    3. FSDIE*1        16€
    4. 予防医学(公衆衛生費) 5.10€
    5. 図書館使用料      34€
         合計 年間 404.10€ = 53,341円
     
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    ロシア・パラリンピック委員会事務局長であり、パラリンピック競技大会に
    おいても5回優勝経験のあるアンドレイ・ストローキン氏が、カザフスタン
    共和国の首都アスタナに完成したパラリンピック・トレーニングセンターの
    開会式に出席した。

    リソース:ロシア・パラリンピック委員会

    5535dc

    開会式には、ヌルスルタン・ナザルバエフ カザフスタン共和国大統領、
    国際スポーツ組織関係者、国内パラリンピック委員会のメンバーや、その他
    来賓らが出席した。 ロシア・パラリンピック委員会会長のウラジミール・
    ルキン氏は、トレーニングセンターの開設に関して、以下の祝辞を述べた。

    「ロシア・パラリンピック委員会は、カザフスタン共和国のスポーツ界全体に
    対して、お祝いを申し上げます。 アスタナに完成したカザフスタンで初となる
    障害者専用施設「パラリンピック・トレーニングセンター」の開所により、
    世界選手権、パラリンピック等の国際的な大会にカザフスタンの選手を送れる
    ようになるため、国内の強化活動にとっては、非常に重要な一歩となります。
    パラリンピック・トレーニングセンターのスタッフ一同に対して、今度の活動の
    成功を祈っております。」

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    【スラブ祖語】
    スラブ語は、西は中央ヨーロッパのエルベ川中流域から、南はバルカン半島の
    大部分に渡り、東はウラル山脈を越えて、シベリアの太平洋岸まで、北は
    ユーラシア大陸の北極圏の西側の一部を除く、大部分を占める広大な地域に住む
    住民の間で話されている言語であり、方言を含むスラブ語の主要言語の数は、
    古い時代に書かれた資料でのみ伝わるものを含めると、20以上にも及ぶ。

    スラブ語は、語彙、発音、文法的な特徴が非常に良く似通っており、その共通点は、
    古い時代になるほど大きくなることから、全てのスラブ語は1つの共通の祖語から
    派生し、時代と共に分化、発達して今日に及んだものと考えられている。 この分化
    前までの共通言語を「スラブ祖語」と呼び、そこから分化、発達したと考えられる
    系統上の親縁言語を「スラブ諸語」と呼ぶ。 スラブ諸語は、その相互間の親縁
    関係により、「東スラブ諸語」、「西スラブ諸語」、および、「南スラブ諸語」の
    3つに大きく分類される。

    スラブ語は、同じインド・ヨーロッパ語族に属するロマンス語やゲルマン語と
    比較すると、文字の出現が遅かったため、実際には文字で表記されることが
    なかった「スラブ祖語」は、不明な部分が多いものの、記録に残るスラブ諸語に
    共通の主な特徴から、具体的な言語体系として全体的に把捉することは難しい
    ものの、個々の音韻や語の形態に関しては、かなりの確立で予測出来る場合が多い。

    スラブ語共通の特徴の一部は、バルト語、ゲルマン語、インド、イラン語などを
    含むインド・ヨーロッパ語族の古い特徴と著しい対応や一致を示している。 また、
    現代語と比較しても、ロシア語とドイツ語、英語、フランス語などの間には、
    文法や基礎語彙の面においても、偶然の一致では説明出来ないほどの体系的な一致や
    並行関係が見られる。 これは、スラブ語がこれら各言語と祖先を共有している
    ことを表しており、スラブ祖語は、かつて極めて古い時代に「インド・
    ヨーロッパ祖語」から分離したと考えられている。

    まず、紀元前3000年頃までに、インド・ヨーロッパ祖語が形成され、そこから、
    各々の言語の祖語の分離形成が始まったが、スラブ祖語はその一つとして比較的
    遅い紀元前1000年頃になって分離したと考えられている。 そして、そのスラブ
    祖語から、各スラブ語が分化する過程の中で、遅くとも5世紀頃までには、
    東スラブ祖語が分離し、東スラブ語の独自の分化が始まり、10世紀末には、現在の
    ロシア語の基礎となる東スラブ標準語の形成過程に入ったと考えられている。

    【スラブ語発祥の地】
    スラブ語発祥の地に関しては、カルパチア山脈の北東山麓(ポーランド、または、
    ウクライナ)とする説や、更に西にあるチェコ、ドイツ、ポーランド国境地域で
    あるズデーテン地方とする説など、これまでに様々な見解が発表されたが、
    いずれもはっきりとはしてない。 19世紀前半には、農耕系のスキタイ人を
    スラブ人の祖先と見なすスラブ人の起源説が現れたが、紀元前1000年頃に黒海
    北岸からカルバナア山脈に至るステップ地帯に分布したスキタイ人の言語は、
    実はイラン語系であったことが証明されている。

    紀元前7~8世紀頃に滅びた先住民のキンメリア人の言語は、スキタイ人をはじめ
    とするこの周辺地域の民族に受け継がれたと考えられているが、その後、民族
    大移動が起こり、現在の中欧と東欧地域の広範囲に進出して来たスラブ人もその
    影響を強く受けたとする考え方が最も有力となっている。 スラブ人の祖先の
    事が記された古文書が現れるのは、ヨーロッパの民族集団の分布を一変させた
    民族大移動の時代以後であったため、スラブ祖語に関する確実な資料や証拠は
    何一つ存在していない。

    century

    【スラブ諸族の形成と民族大移動】
    4世紀後半に現在のロシアのペルミ付近から黒海北岸へと侵入して来たフン族に
    よって土地を奪われたゲルマン族の一派である東ゴート族は、376年にドナウ
    流域のローマ帝国領内へと移動したが、このことに端を発する民族大移動は、
    東西ローマ帝国の分裂と、ゲルマン族の攻撃によって476年に西ローマ帝国が
    滅亡するという、ヨーロッパ史上における大変動をもたらしたが、東西ゴート族の
    勢力圏や東西ローマ帝国領内、あるいは、その隣接地に住んでいたスラブ人が、
    現在の居住分布に近い居住分布へと変化を遂げたのは、この時期であったと
    考えられている。

    350年、ゴ一卜人司教であるウルフィラがキリスト教布教のために考案した
    ゴート文字により、新約聖書のゴート語翻訳が行われたが、この頃には、ドナウ
    河口、ヴィスワ川上流域、並びに、ドニェプル川下流域の3地域に分かれて住む
    スラブ3部族が、現在の南、西、東の各スラブ人集団へと発展して行ったと考え
    られている。 民族大移動後の6世紀半ばには、スラブ人は既にこの3集団へと
    分化を遂げていたが、これ以降、スラブ人のバルカン半島全域への進州の勢いが
    強まり、いくつかの地域でスラブ人による国家形成の過程が進行した。 7世紀
    には、短命であったが、チェコ、スロバキアの大部分とクロアチア、スロベニアの
    一部に渡る広い地域を支配したスラブ人初の部族連合国家であるサモ王国
    (631年~658年)、ドナウ河口から黒海西岸とドナウの南岸一帯を広く支配した
    アジア系ブルガール人によるドナウ・ブルガール汗国(?~700年頃)、その後、
    その土地の南スラブ人と同盟して681年には、東ローマ帝国から独立を獲得した
    ことに始まる第1次ブルガリア帝国(681年~1018年)へと発展して行った。

    9世紀には、サモ王国をも大幅に上回る大モラヴイア公国(833年~907年)や、
    ポーランドを最初に統一したピャスト王朝(960年頃~1370年)、更に、
    東スラブ人の最初の統一国家となったキエフ・ルーシ(862年~1240年)など、
    現代のスラブ諸国に深い関わりを持つ国々が誕生している。

    尚、セルビア人がブルガリアから自立したのは9世紀後半であり、925年には、
    クロアチア王国が建国されたとされているものの、スロベニア人は、古代には
    フランク王国、中世から近代に掛けては神聖ローマ帝国、その後、
    ハプスブルグ家のオーストリア帝国の支配下にあり、同じ南スラブ人である
    セルビア人、クロアチア人と共に国家を形成したのは、第1次世界大戦後のこと
    であった。

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    【ブルガール人とブルガリア帝国】
    ブルガール人は、かつて現在のロシアからウクライナに掛けて定住していた
    チュルク系遊牧民で、元々は、モンゴロイド系人種であった。 その後、広い
    地域に分散していた一派が、バルカン半島のドナウ川下流域からトラキア地方に
    侵入し、ブルガリア帝国を建国。 キリスト教の正教会信仰を取り入れ、先住民
    である南スラブ人に同化されて、現在のブルガリア人の先祖となった。 そのため
    プロト・ブルガリア人とも呼ばれている。

    ブルガール人の先祖は、2世紀頃にウラル山脈以西、および、中央アジア西部
    からヨーロッパ大陸の東部に姿を表し、カスピ海と黒海の間に広がる草原地帯で
    遊牧生活をおくるようになった。 一部はこの地域でフン人の西進に加わり、
    東ヨーロッパに移動した。 フン人の西進後、ブルガール人の一派は、5世紀
    頃から、アヴァール人の一派と共に度々東ローマ帝国支配下の東ヨーロッパ
    方面に侵入するようになった。
     
    6世紀の中頃、ブルガール人は、アゾフ海の北岸からヴォルガ川下流域の草原
    地帯において部族連合国家である大ブルガリアを形成した。 しかし、
    ブルガール部族連合は分裂し、北方のヴォルガ・ブルガール、西方のドナウ・
    ブルガールへと分かれて移住して行った。 原住地に残ったブルガール人たちは、
    アゾフ海沿岸を支配する部族連合国家を維持し、ヴォルガ・ブルガールや
    ドナウ・ブルガールとの対比から、大ブルガリアと呼ばれた。 大ブルガリアの
    本拠地は、現在のアゾフ・ロストフの北方の草原にあった。
     
    大ブルガリアは、7世紀頃、モンゴルの支配を脱して西進を開始したカフカス
    北麓のチュルク系遊牧民集団ハザールによって駆逐され、多くの部族民は、
    ハザール可汗国に加わり、次第にハザール人と同化して行ったが、10世紀の
    ハザールの滅亡と共に、ほとんど解体した。 一部の部族集団は、ヴォルガ川を
    遡ってカマ川との合流地点に近いヴォルガ川屈曲部(現在のタタールスタン
    共和国周辺)に定住、農業と交易に従事するヴォルガ・ブルガールとなった。

    彼らは、ハザール可汗国の支配下に入るが、後にアッバース朝と通商を結んで
    イスラム教を受容、ハザールの衰退と共に独立して王国を形成したが、13世紀に
    モンゴル帝国に征服されて滅亡した。 ヴォルガ・ブルガールの人々はジョチ・
    ウルス(キプチャク・ハン国)の領民となり、現在ヴォルガ屈曲部に住む
    チュルク系民族のヴォルガ・タタール人やチュヴァシ人はその後裔であると
    されている。 特にチュヴァシ人の話すチュヴァシ語は、チュルク諸語の中でも
    ブルガール人の話していた言語の特徴を保持しているという。 一部の部族
    集団は、黒海北岸を経てバルカン半島に進入、ドナウ川の下流域に定住したが、
    この集団をドナウ・ブルガールと言う。

    彼らは南隣する東ローマ帝国と戦い現地のスラブ人を支配する国家を形成し、
    680年に第一次ブルガリア帝国(ブルガール・ハン国)を建国した。ブルガール・
    ハン国のブルガール人達は、9世紀頃にキリスト教を受け入れ、次第に
    コーカソイドに属するスラブ人と同化し、今日のブルガリア人を形成して行った。

    【ブルガール語】
    ブルガール人が使用していたとされるブルガール語は、バルカン半島、
    ヴォルガ川中流域、北カフカスなどで話されていたと考えられる言語である。
    チュルク諸語の中での位置付けは不明確であるが、チュヴァシ語と近縁と見られ
    ている。 ブルガール語の話者は、ヴォルガ・ブルガール、ドナウ・ブルガールを
    構成する民族集団に含まれていたと考えられている。 現代のチュヴァシ語は、
    他のチュルク諸語とブルガール語との間で見られる音韻上の対立が規則的に
    現れる事から、現在存在する言語の中では、ブルガール語に近縁の唯一の言語で
    あるとみなされている。 尚、現在のヴォルガ・タタール語は、ブルガール語の
    要素を一部含むものの、キプチャク系チュルク言語とブルガール語の混交言語と
    考えられている。

    【ドナウ・ブルガール語】
    9世紀には、ドナウ・ブルガール人のスラブ化に伴い、バルカンでの話者は
    途絶したと見られている。 ドナウ・ブルガール語の碑文は、ブルガリア北部の
    プリスカや、ルーマニアのムルファトラルで発見されている。 これらの碑文は
    ギリシア文字や突厥文字(オルホン文字)の古チュルク文字にて書かれており、
    内容は祈祷文や讃辞の他、法廷目録である。
     
    ドナウ・ブルガール語の碑文は、ギリシア語で書かれた同一碑文と共に見つかる
    例があり、スラブ化が進む前のブルガリア第一帝国の支配者が、ギリシア語を
    公用語として使用していた事が分かる。 尚、現在のブルガリア語は、被支配者
    であった南スラブ人の言葉であり、支配者の言語が被支配者の言語に吸収された
    と言う意味では、世界的に見ても、かなり珍しい言語となっているが、その
    被支配者であった言語が、共通スラブである古代教会スラブ語の基となった
    のは、非常に興味深い歴史的な事実である。 

    ヴォルガ・ブルガール語】
    ヴォルガ川中流域では、13世紀から14世紀ごろまで存続したとみられるが、
    モンゴルによるヴォルガ征服に伴い、住民のキプチャク化が進み死語となった。
    ヴォルガ川流域では、アラビア文字や古チュルク文字を使ったヴォルガ・
    ブルガール語の碑文が多数発見されている。 ブルガリア語は、元々アジア人
    であったブルガール人が、モンゴル・タタールの大軍に押し出されて、遥々
    ヨーロッパの地まで民族大移動してきた際に、そこに住んでいたスラブ人と
    同化し、スラブ語化された言語であり、支配者の言語が、被支配者の言語に
    吸収されたという、世界でも非常に稀な言語となっている。 この逆パターンが、
    ハンガリー語とフィンランド語で、アジアから押し出された、マジャール人と
    フィン人のアジア系言語は、そのまま、ヨーロッパに根付いた。

    【ブルガリア語の形成】
    ブルガリア語は、古くから、スラブ人の間では、宗教・学問の言語として
    使用されていた「古代教会スラブ語」であり、その元となった言語であるため、
    非常に古い文語の歴史を持っているものの、約500年間にも及ぶオスマントルコ
    支配の時代に、新たに教会用語となったギリシャ語に押されて、かなり衰退
    したが、18世紀後半に入って、ブルガリア人聖職者の間から、ブルガリア語
    復興の機運が生まれ、現代ブルガリア語の元となる新ブルガリア語が形成され、
    民族意識が高まり、ブルガリア語は、オスマン帝国からの独立運動を支える
    重要な役割を果たした。

    スラブ祖語は、元々、古代のブルガリア語でるため、ブルガリア語に似ている
    言語ほど、昔の文法体型を維持している事になるが、ブルガリア語自体が、
    オスマントルコ支配の時代に、かなり崩れてしまったため、文法的には、英語に
    かなり近い。 文法が崩れ去った言語は、どの言語も、ほとんど、英語のように
    なるという共通点がある。

    スラブ語の「私」は、ブルガリア語以外、全て「ja」だが、古代教会スラブ語では、
    「私」の事を「az」と言うのと、スラブ語では、「アルファベット」の事を
    「Azbuka」と言うため、スラブ人は、「az」が「私」という意味である事を
    皆知っている。 ロシア語とブルガリア語は、そのまま喋ってもほぼ内容が理解
    出来るぐらい似ている言語だが、スラブ語は、ゲルマン語他の言語と比較して、
    それぞれの言語に分かれたのがかなり遅かったため、ブルガリア語以外も全言語が
    かなり似通っている。 よって、スラブ語のうちの何れかの言語をある程度理解
    出来ていれば、その他の言語でも何を言っているのか、ほぼ理解可能である。

    【ブルガリア語とマケドニア語】
    ブルガリア語とマケドニア語は、方言程度の違いしかない、非常に似通った
    言語であるため、ブルガリア人は、皆マケドニア語の事を、ブルガリア語の
    方言だと考えている場合が多い。 スラブ語は屈折語であり、名詞類は6つ、
    あるいは、7つに格変化するが、ブルガリア語、マケドニア語では、この特徴が
    殆んど失われ、代名詞に格変化が残るのみである。 この格変化の消失に
    示されるように、ブルガリア語とマケドニア語は、その他のスラブ語とは異なる
    特徴を持ち、その異なる部分は、むしろ、系統関係を異にする近隣の
    ルーマニア語やアルバニア語等と共通する特徴を持っている。

    一般的に、地理的に隣接した複数の言語が、長期間の言語接触の結果、文法や
    語彙構造等、類型論的に相似した言語的な特徴を持つようになることが知られ
    ているが、系統関係に関わりなく、その様に類似した共有する言語的領域を
    「言語圏」と呼ぶ。 バルカン半島では、こうした「言語圏」の存在が早く
    から知られており、ブルガリア語とマケドニア語は、このバルカン言語圏に
    含まれるスラブ語である。

    バルカン言語圏の特徴としては、後置冠詞がある。 スラブ語には、語類
    としての冠詞はなく、必要に応じて、指示代名詞がその機能を果たしているが、
    通常、これらは形容詞と同様、名詞の前に置かれ、名詞の性、数、格に一致する。
    これに対して、ブルガリア語は、後置冠詞を用いて、「その」という指示代名詞を
    意味する。

    ブルガリア語とマケドニア語は、この他にも、共通スラブ語の持っていた時制
    体系を受け継ぎ、これを更に発展させたため、他のスラブ語と比較すると、
    時制に関する形態が豊富にあるという特徴を持っている。 時制形式が単純化
    されたロシア語では、現在形、過去形、未来形の3つの形式を区別するのみだが、
    ブルガリア語では、過去、未来の時制に複数の迂回形がある。

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    スラブ語は、それぞれの地理的な分布により、東、西、南スラブ語の3語群に
    区分される。

    【東スラブ語群】(地図の赤い部分)
    東スラブ語群に含まれるのは、ロシア語、ウクライナ語、ベラルーシ語であり、
    かつてのソ連邦内でも使用されていた言語となっており、現在もロシア、
    ウクライナ、ベラルーシにおけるそれぞれの公用語となっている。 東スラブ語は、
    類似性が比較的高く、ロシア帝国時代のウクライナ語とベラルーシ語は、ロシア語の
    方言とみなされていた。 ウクライナ語とベラルーシ語には、ポーランド語に類した
    特徴が多く、かつて、ポーランドの支配下にあったという歴史的な関係を示して
    いる。 また、ウクライナとスロバキアの国境付近には、ルシン語という少数
    言語がある。

    【西スラブ語群】(地図の青い部分)
    西スラブ語群に含まれるのは、ポーランド語、チェコ語、スロバキア語、ドイツ
    国内の少数言語であるソルブ語、またポーランド北部にあるカシュブ語である。
    このうち、ポーランド語、チェコ語、スロバキア語は、それぞれの国家の公用語、
    並びに、欧州連合の公用語にもなっている。 ソルブ語は、ソルブ人が住むドイツの
    歴史的、地理的な影響を強く受けたため、ザクセン州の上ソルブ語とブランデン
    ブルク州の下ソルブ語に分かれて形成された。 現在、ソルブ語は、この両州では、
    地域的な公用語として学校教育にも取り入れられている。

    カシュブ語は、長くポーランド語の方言とされて来たが、系統的に、また歴史的に
    見て、ポーランド語と非常に近い関係ではあるものの、21世紀に入ってようやく、
    ポーランド国内の地域言語の地位を獲得した。 西スラブ諸語は、文法体系の
    基本こそ共通しているものの、音韻や語形の面で差異が目立ち、共通スラブ語から
    分岐して行く早い課程で、それぞれの言語が独自の特徴を持って形成された
    ことが予想出来る。

    【南スラブ語群】(地図の赤と紫の部分)
    南スラブ語群は、東・西スラブ語群から見て地理的に、ルーマニア、ハンガリー、
    オーストリアという異言語を使っている国家により隔てられ、バルカン半島に
    広く分布している。 南スラブ語群には、ブルガリア語、マケドニア語、
    スロベニア語、そして、ユーゴスラビア時代には、セルビア・クロアチア語と
    呼ばれていたセルビア語、クロアチア語、ボスニア語、モンテネグロ語が含まれる。
    それぞれの言語を文法的な特徴から見ると、ブルガリア語とマケドニア語が、
    「バルカン言語圏」に含まれ、他のスラブ語とは異なる特徴を持っている。
    南スラブ語全体としては、このバルカン言語圏の特徴を持つブルガリア語と
    マケドニガ語の南東グループと、この特徴を持たないセルビア語・クロアチア語、
    並びに、スロベニア語の北西グループに2分される。

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    【文字で見るスラブ語】
    大きく3語群に大別されるスラブ語だが、使われている文字で見ると、2つの
    文化圏に大別することが出来る。 1つは、ラテン文字、いわゆる、ローマ字で、
    もう1つはキリル文字である。 ラテン文字は、地理的に見ると、西半分の
    西スラブ語群と、南スラブ語の北西グループで使用され、キリル文字は東半分の
    東スラブ語群と、南スラブ語群の南東グループで使用されている。 セルビア語と
    モンテネグロ語は、伝統的には、キリル文字を使用しており、セルビアの公用
    文字もキリル文字だが、最近では、日常的にラテン文字が使用されている。 また、
    クロアチアやボスニアでも、歴史的にはキリル文字も使用されており、重要な
    文章は、キリル文字でも残されている。

    スラブ語の文字文化は、キリスト教の受容と発展とは切り離すことが出来ない。
    スラブ語圏の西半分のラテン文字の使用は、西方カトリック教会の影響であり、
    また東半分のキリル文字の使用は、東方正教会を受け入れたため、独自に創られた
    ものである。 これらの文字は、聖書や宗教文書の翻訳を行う際に用いられため、
    ラテン文字は「西方教会」、キリル文字は「東方教会」の象徴となり、それぞれの
    スラブ人たちに受け入れられて行った。

    【キリル文字】
    キリル文字は現在、スラブ語圏以外でも使われており、旧ソ連の諸言語、例えば、
    シベリア東部のエヴュンキ語、や中央アジアのタジク語等でも使用され、モンゴル語
    でも使用されている。 キリル文字の使用範囲が広まったのは、ユーラシア大陸の
    広い範囲に政治的、文化的影響力を及ぼしたロシア、つまり、ロシア語で使用されて
    いる文字であったからである。 ロシア語のキリル文字は、33文字から成っており、
    Ь, Ъは、それぞれ「硬音記号」と「軟音記号」と呼ばれ、子音の硬軟を表すために
    使われるため、現代ロシア語では、これらの文字に音はない。

    【東スラブ語の文字の表記方法】
    ロシア語とベラルーシ語のアルファベットは、殆んど同じだが、ロシア語にはない
    I と ’ を使用している。 また、ウクライナ語とベラルーシ語では、子音を2つ繋げた
    二重音字を比較的多く用いている。 東スラブ語のキリル文字は、それぞれ少しずつ
    異なるが、特に注意すべきは点は、全く同じ文字の発音が異なることがあるところ。
    特に、ウクライナ語のアルファベットには、ロシア語とは異なる文字が4文字が
    あり、逆に、ロシア語のЭは存在しない。

    【南スラブ語の文字の表記方法】
    南スラブ語群のうち、南東地域はキリル文字圏に含まれる。 ブルガリア語は、
    ロシア語の33文字のアルファベットから3文字を除いたもので構成され、順序も
    ロシア語と同じである。 但し、「Ъ」は、文字は同じだが、機能がロシア語とは
    異なる。 ロシア語では音を持たない補助記号であるが、ブルガリア語では、母音を
    表すため、この文字が語頭に出てくる単語も存在する。

    【セルビア語のキリル文字】
    セルビア語のキリル文字は全30文字だが、東スラブ語圏とは若干文字が異なる。
    セルビア語は近年では、ラテン文字でも表記するが、キリル文字による
    アルファベットの基本的な順序はロシア語と概ね同じだが、Ђ, Ј, Љ, Њ. Ћ, Џの
    6文字は、東スラブ語にはない文字であり、逆に、ロシア語にはある、Ё, Й, Щ, Ъ,
    Ы, Ь, Э, Ю, Яの9文字がない。 これは、言語の特徴に合わせて現代的な
    アルファベットが後から作られたためである。

    言語的にはセルビア語と同じ、モンテネグロ語(ツルナゴーラ語)の場合は、
    最も新しく独立宣言を行ったスラブ語であり、2009年、セルビア語の
    アルファベットを元に、これまでのキリル文字にはない文字としてЗ́, Ćの2文字を
    加えたアルファベットが新たに制定された。 これらの文字は、ラテン文字では、
    Dž, Śとそれぞれと表記される。 これまで、長くセルビア語の一方言として
    扱われて来たモンテネグロ語は、セルビアとは多少発音的に異なる部分が
    あったため、こうした発音上の特徴を、国家独立と共に、異なる文字を用いて
    書き表そうとしたのである。 但し、これらの文字の現時点での導入は余り
    進んではいない。

    マケドニア語は、第二次世界大我の終結と共に、マケドニアという独立国家がした
    ことで正式に言語として認められ、正書法も定められている。 マケドニア語
    キリル文字は、セルビア語のキリル文字をモデルとして作られた。

    【キリル文字の発祥】
    スラブ世界で生まれたキリル文字は、スラブ民族と国家形成の歴史、周辺諸国との
    関係に深く結び付いている。 キリル文字は、ギリシャ文字を元にして作られたが、
    キリル文字の考案者は分かってはいない。 恐らく、10世紀末頃のブルガリアが
    発祥の地だろうと考えられており、ブルガリアは、7世紀頃にバルカン半島に
    移動して来た東方チュルク系ブルガール人と、既にこの地に住んでいたスラブ人が
    融合して形成された国である。 8~9世紀には、国家としての基盤が固められ、
    ビザンツ帝国の西側に台頭した。 864年には時の支配者ボリス(在位852~889年)
    がビザンツ教会からキリスト教を受容、後継者シメオン帝(在位893~927年)の
    時代に中世ブルガリア国は最盛期を迎えた。 当初、ブルガリアの文化は、
    ビザンツの文字と言語、つまり、ギリシャ文字とギリシャ語に依拠していたため、
    スラブ人の独自の文字文化は、ギリシャ文字が元として作られ、これによって、
    スラブ人の言葉が表記されるようになったが、これがキリル文字の始まりである。

    スラブ民族は、ヨーロッパ大陸の東、紀元後の数世紀の間に現れ、9世紀~10世紀に
    至る頃には、およそ、現在のスラブ諸国がある辺りに民族国家を形成した。
    この頃、スラブ人の西には、カール大帝のフランク王国の継承国である東フランク
    王国が、南東にはビザンツ帝国があり、また、キリスト教会は東西に分裂の途上に
    あった。 現在チェコ、スロバキアがある一帯には、スラブ人として初の国家で
    あるモラヴイア王国が建国され、9世紀には、そこに西方教会の一大勢力であった
    フランク教会の影響力が及んで来た。 しかし、モラヴイア王は、このフランク
    教会側からの介入を嫌い、860年代に入って間もない頃に、ビザンツ教会に対して、
    スラブ人のためにスラブ語で神の教えを説く「牧師」を派遣して欲しいと依頼した。

    これに応じて、ビザンツ皇帝ミカエル(在位842~867年)は、側近のギリシャ人
    キュリロスとメゲイオスを派遣したと伝えられている。 モラヴイアの地でこの
    兄弟は、ギリシャ語聖書のスラブ語翻訳に着手したが、その活動はフランク教会に
    妨害され、2人の死後、弟子たちは追放された。 追放が始まったのは885年頃で、
    彼らは、その後、ブルガリアに迎え入れられた。

    モラヴイアからやって来たスラブ人たちが使っていた文字は、キリル文字ではなく、
    それよりも古い文字で、キュリロスが考案した「グラゴル文字」と呼ばれる、異なる
    文字であった。 但し、グラゴル文字は、次第に廃れて行き、最終的には、ギリシャ
    文字がスラブ語を表記するための文字として使われるようになったが、グラゴル
    文字を取り入れた文字体系は、いつしか、かつてグラゴル文字を考案した
    キュリロスの名を冠して、「キリル文字」と呼ばれるようになり、東方正教会の
    キリスト教を受け入れた東スラブ世界へと広まって行ったのである。

    【ラテン文字のスラブ語の世界】
    日本では「ローマ字」とも呼ばれているラテン文字は、歴史をたどれば、
    キリル文字と同く、ギリシャ文字から派生した文字体系である。 ラテン文字は、
    その文字の発祥の地であるローマ帝国が領土を広げ、キリスト教がそれぞれの国で
    国教となったことにより、ヨーロッパ大陸全体へと拡大し、欧州言語を表記する
    ための文字としては、最もメジャーな表記文字となった。 しかし、言語が
    異なると、発音も大幅に異るため、1つの文字では表記出来ない発音上の問題が
    発生し、2つ以上の文字を組み合わせたり、補助的な記号を付けて音を区別したり
    するようになった。

    スラブ語を母音文字で分けた場合、ブルガリア語以外の南スラブ語は、基本的に、
    A, E, I, O. Uの5つの母音があるだけであるが、そもそも、スラブ譜は、印欧祖語
    から分かれて形成される過程において、母音体系を単純化し、古い時代には
    あった二重母音を全て単母音化した。 南スラブ語では、この単純化した母音
    体系のままの状態で残ったため、ほとんどの南スラブ語の標準語では、5つの母音
    文字だけで構成されている。

    但し、西スラブ語の状況は少し異なっており、チェコ語、スロバキア語では母音が
    長短の区別を持つようになったため、Áのように、長母音を表す文字があり、Uは
    長母音を表すÚ, Ůの合計3つが存在するが、Ůは、発音上の異なる起源を文字に
    よって表したものである。 ポーランド語では、古代スラブ語から引き継いだ
    鼻母音を表すためのĄ, Ęの文字が必要となった。

    これら特殊文字の発祥の地は15~16世紀頃のチェコであると言われており、
    現代では、南スラブ語でも導入されている。 これらの特殊文字が定着する前の
    スラブ語は、西欧諸語で用いられているCH, CZ等の2重文字を用いていたが、
    チェコで生まれたスラブ民族による活動が他のスラブ語圏に波及するに従って、
    特殊ラテン文字が西スラブ語の中で定着して行った。 スラブ語の中で最も子音
    文字が多いのはポーランド語であるが、チェコ語とは異なった特殊文字が使用
    されており、子音体系が複雑化したポーランド語では、CH, DZ, Dź, SZ, RZ, CZ,
    Dżの2重子音文字が使用されている。 スラブ語は、基本的な語彙の多くが共通
    しているが、ラテン文字とキリル文字に文字表記の体系が大きく分かれている
    ため、全く異なる言語のように見えるが、発音上は、非常に共通点が多い言語群で
    あると言うことが出来る。

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    【グラゴル文字の発明】
    キリル文字という名称は、スラブ人に布教を行った東方正教会の宣教師、キュリロス
    (キリル)とメトディオス(メフォディ)の兄弟の名前に由来している。 彼らは、
    モラヴィア王国のラスチスラフ王が862年に東ローマ帝国にキリスト教の伝道師
    派遣を要請した際に送られたが、その布教活動のため、スラブ語を表記する
    ための文字を発明した。 しかし、彼らが実際に考案した文字は、グラゴル文字と
    呼ばれるキリル文字とは異なる文字であった。 862年から863年頃に考案された
    グラゴル文字は、スラブ語を表記するための初めての文字であり、スラブ語圏に
    おいて広く使用されるようになったが、彼らの布教活動は、ローマ教会の圧力に
    よって失敗に終わり、885年のメトディオスの死後、弾圧された彼らの弟子たちは、
    全員ブルガリア帝国へと移り、ブルガリア皇帝のボリス1世によって庇護され、
    そこで布教活動を続けた。

    Russianalphabet

    【キリル文字の誕生】
    グラゴル文字はスラブ語の特徴を良く捉えたものであったが、いくつかの問題が
    存在した。 形が複雑過ぎて、使い辛かったことに加えて、当時ブルガリアでは、
    既にギリシャ語を使う層が一定数存在しており、ブルガリア語をギリシャ文字で
    表すことが頻繁に行われていた。 弟子たちは、ブルガリアに移った後に、グラゴル
    文字を改良し、900年前後には、よりギリシャ文字に近い形の新しい文字を開発した。
    キリル文字の開発にあたっては、基本的にはギリシア文字を採用し、ギリシア文字
    では表現出来ないものは、グラゴル文字からの借用や新文字によって表現した。
    しかし、彼らは、キュリロスを偲び、新しい文字をキュリロスの文字「キリル文字」
    と呼んだ。 この名称により、後世では、キリルが創作した文字がキリル文字と
    信じられるようになったが、上記のように弟子たちが弾圧を受けたこともあり、
    キリル文字成立期の資料がほとんど残ってはいないため、19世紀前半までは、
    グラゴル文字とキリル文字のどちらが古いかは謎となっていた。 その後、19世紀
    中頃に古い音韻を残したグラゴル文字による資料がいくつか発見され、グラゴル
    文字の方が早く成立したことが明らかとなった。

    キリル文字の使用が始まった時期は明確ではないが、シメオン1世の統治下(在位
    893年~927年)で使用が始まったと考えられている 。 文字の開発当初、キリル
    文字とグラゴル文字はブルガリア国内で併存しており、首都プレスラフを中心とする
    北東部ではキリル文字が、旧首都オフリドを中心とする西部においては、グラゴル
    文字が使用されていた。

    【文字の広まりと変遷】
    教会での典礼用に開発されたキリル文字は、グラゴル文字と同様、東方正教会内で
    普及して行き、徐々にグラゴル文字に取って変わった。 シメオン時代にブルガリア
    統治下にあったセルビアにもキリル文字が広まり、更に、988年にはキエフ大公の
    ウラジーミル1世が正教会を受け入れたため、ロシア全体にもキリル文字が広まる
    こととなった。

    各国に伝わったキリル文字は、その後各地の実情に応じて修正が加えられて行った。
    ロシアにおいては、18世紀初頭にピョートル大帝が文字改革を行い、いくつかの
    文字を廃止し、あるいは、字体がラテン文字に近付けられた。 更に、20世紀に
    入ると再び文字改革が行われることになり、1912年に改正改革案が発表され、
    1917年には、ロシア臨時政府によって旧文字体系から4つの文字が削除された
    現在のロシア文字体系が施行された。 セルビアにおいても19世紀半ばにヴーク・
    カラジッチによって言文一致を目指した改革が行われ、不要な文字の削除とラテン
    文字のJの導入等が行われ、セルビア語のキリル文字によるアルファベットが
    成立した。 1945年にはブルガリアにおいても文字改革が実施された。

    【キリル文字使用言語】
    古くからキリル文字が使われ、現在も使われている言語は、スラブ語群と正教会の
    重なる範囲にほぼ一致し、東スラブ語群のロシア語、ウクライナ語、ベラルーシ語、
    南スラブ語群では、ブルガリア語、マケドニア語、セルビア語、モンテネグロ語
    である。 スラブ語群でも、カトリック圏であるポーランド語、チェコ語、
    スロバキア語、スロベニア語、クロアチア語はラテン文字を使用しており、
    イスラム教に属するボスニア語もラテン文字を使う場合が多い。 また、スラブ語
    とは全く関係がないモンゴル語、ジョージア(グルジア)では、南オセチア自治州の
    オセット語(イラン語群)もキリル文字を使用している。

    また、東方正教会に属するスラブ語群以外の言語は、かつてはキリル文字が使用
    されていた言語が多いものの、現代においては使用されていない。 ルーマニアは
    正教会であるため、以前は、キリル文字を使用していたが、18世紀以降、民族主義の
    高まりにより、ラテン文字化運動が広がり、1859年~1860年に掛けて、正式に
    ラテン文字が採用されることとなった。

    その他、正教会に属する言語では、ギリシャ語はギリシャ文字、ジョージア語は
    ジョージア文字、アルメニア語はアルメニア文字となっている。

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    2018年12月5日、ブラック企業大賞実行委員会は、2018年のブラック企業
    大賞のノミネート企業9社を発表した。
    20170831

    株式会社ジャパンビジネスラボは、都内で語学学校等を運営する企業である。
    同社で英語講師を務めていた正社員の女性は、2014年、育休明けに保育園が
    見つからず規定上の休職を申し出たが拒否された。 同社には「希望する場合は
    正社員への契約変更が前提」と記載された育休明け社員向け契約社員転換制度が
    あり、このままでは自己都合退職になると言われた女性は、「正社員に戻れるなら」
    と、週3回、1年雇用の契約社員として職場復帰した。  復帰後、保育園が
    見つかり、正社員に戻りたいと求めたが、会社は拒否し、1年後の2015年、
    「期間満了」を理由に社員を雇い止めした。 尚、社員は面談の中で上司から
    「俺は彼女が妊娠したら、俺の稼ぎだけで食わせるくらいのつもりで妊娠
    させている」と発言されるなどした。 社員は会社を相手取って地位確認を
    求める訴訟を起こし、2018年9月、東京地裁は、会社が行った雇止めについては
    無効、会社の対応は不法行為とする判決を下した。 ただし、正社員の地位の
    確認を求めた点については退けた。

    判決文では「原告の受けた不利益の程度は著しく、被告(会社側)の不誠実な
    対応はいずれも原告が幼年の子を養育していることを原因とするもの」と認定
    している。 また、「俺の稼ぎだけで食わせる」発言については、
    「暗に妊娠した者とその配偶者に落ち度がある批判しているものと捉えられ
    かねない不用意かつ不適切な言動であり、交渉に臨む態度として許容されない」
    と厳しい指摘をした。

    現在、会社側も社員側も共に控訴して係争中である。 女性の労働市場への
    参加が進む中、出産した女性社員を短期契約の契約社員などに転換させ、
    契約期限をもって雇止めにする新手の出産解雇は、ここ数年目立っている。
    その典型的な例の一つとしてノミネートした。

    multipart20180
    株式会社ジャパンビバレッジ東京は、サントリー食品インターナショナル
    グループ傘下の自動販売機オペレーション大手・ジャパンビバレッジホール
    ディングスの子会社である。 同社は、2017 年末に足立労働基準監督署により
    「事業場外みなし労働時間制度」の違法適用を指導され、違法な長時間残業が
    あったとして是正勧告を受けた。この労働者の残業時間は月100 時間を超えて
    いたという。

    しかし、同社はこの制度を違法適用したことで、1日10 時間を超える自動
    販売機の補充などの労働に対して、7時間45分の給与しか支払っていなかった。
    また、ある支店の支店長がクイズを出し、正解者にのみ有給休暇の取得を認める
    「有給チャンス」とよばれるパワハラの存在も明らかとなり、メディを賑わせた。
    言うまでもないが、有給休暇の取得は労働者の権利であるので、「クイズに正解
    すること」をその取得条件とすることは法律違反である。 この「有給チャンス」
    問題に関連して、同社の複数の管理職が処分されたという。

    自動販売機でいつでも飲み物が買えるのは、その自動販売機に飲料を補充する
    労働者があってのことであるが、その利便性の裏には、無理のある労働条件や
    有給休暇すらまともに取らせないパワーハラスメントなどの横行があったことは、
    世に広く知られるべきことであるのでノミネートした。


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    株式会社日立製作所は、日立グループの中核的企業であり、日本を代表する
    電機メーカーである。 会長の中西宏明氏は、日本経団連会長を務めている。
    また、日立プラントサービスは日立製作所のグループ会社である。 2013 年に
    同社に新卒入社した20 代の労働者が、日立プラントサービスに在籍出向中、
    精神疾患によって労災認定された。 この労働者は富山県の工事現場で設計・
    施工管理監督をしていたが、月100 時間を超える長時間残業が頻発し、最大で
    月160 時間を超えていた。

    更に、所長から「いらない」「着工まで不要」「めざわりだから帰れ」
    「仕事辞めてしまえ」などの暴言を受け続け、労働時間を勤怠記録に記入する
    際には「考えてからつけるように」と言われ、労働時間の過少申告に追い詰め
    られた。 更には、座っていた椅子を蹴られており、これらの長時間労働や
    パワハラによって精神疾患を発症した。

    加えて、同社では山口県の笠戸事業所において、数百名のフィリピン人技能
    実習生を不正に働かせていたとして、法務省が技能実習適正化法違反の疑いで
    同社を調査している。 報道によれば、彼らは配電盤や制御盤を作る
    「電気機器組み立て」を習得するはずが、窓や排水パイプ、カーペットや
    トイレを鉄道車両に取り付ける作業しかさせられていなかったという。
    技能実習生の在留資格の更新が出来ないことを理由に、既に99 名が解雇
    されている。 長時間労働とパワハラによって深刻な労災が発生したこと、また、
    外国人技能実習生に対する扱いの不適切さからノミネートした。

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    株式会社モンテローザは「白木屋」「魚民」「笑笑」「目利きの銀次」
    「山内農場」などの居酒屋チェーンを展開する外食企業である。 2017 年6 月、
    同社が福岡県福岡市で運営する「わらわら九大学研都市駅店」の店長(当時
    53 歳)が開店準備中に倒れ、致死性不整脈で亡くなった。 遺族の労災申請を
    受けて福岡中央労働基準監督署が調査したところ、男性が亡くなるまでの
    3カ月間の時間外労働が過労死ラインとされる月80 時間におおむね達している
    と確認されたことなどから、今年8 月7 日、労災と認定された。

    男性のいとこがインターネットで発表した告発漫画によれば、男性は生前、
    友人とのLINE で「15 時から深夜3時まで勤務。それから6 時台の始発まで帰れず、
    8 時前にやっと帰宅。そのあと12 時には起きないといけない」「地獄です」
    などと漏らしていた。

    モンテローザでは各店に勤怠管理ソフトを導入しており、亡くなった男性も
    記録上は週に2 日休み、休憩も取れていることになっていた。 だが、上記漫画や
    一部報道によれば、このソフトは一種の「労基署対策」であり、実際はサービス
    残業や休日出勤、休憩なしの労働がまかり通っていたという。 外食産業における
    長時間労働の結果の過労死という幾度となく繰り返される悲劇は、決して看過
    出来ないためノミネートした。
    ゴンチャロフ製菓株式会社は、神戸市に本社を置き、チョコレート・焼き菓子
    などの洋菓子の製造販売及び喫茶経営を手がけている。 2016 年6 月、同社の
    工場に勤務していた当時20 歳の男性が電車に飛び込んで自殺した。 これが
    長時間労働と上司によるパワーハラスメントが原因として、2018 年6 月に西宮
    労働基準監督署により労災認定された。

    報道によると、チョコレート製造などに携わっていた男性は、廃棄品は牧場に
    回されることから、ミスをすると「牛のえさ、作りに来とんか」と責められ、
    辞意を申し出ると「お前の出身高校からはもう採用しない」と叱られるなど、
    上司からパワハラを受けていたという。

    更に、男性は2015 年9 月~12 月には月約80~100 時間の残業をしており、
    同労基署は「業務による強い心理的負荷が認められる」とした。 長時間労働と
    パワーハラスメントによって20 歳の若い命が奪われるという痛ましい事例であり、
    近年社会問題となっている長時間労働とパワーハラスメントを象徴する事例
    としてノミネートした。 

    img_0_m

    財務省
    財務省は、国家予算の編成などを担う省庁の1つであり、行政の中枢に位置付け
    られる国の重要機関である。 今年4月、当時、財務省の事務方のトップである
    事務次官が、テレビ朝日の女性記者に対して、取材中に性的な言動を繰り返して
    いたことが報道された。 同省の最高責任者である麻生太郎財務大臣は当初、
    事実関係の確認には双方から意見を聴くべきだなどとし、被害女性に名乗り出る
    よう促す一方で、事務次官がはめられた可能性などにも言及した。

    その後、財務省は顧問弁護士に調査を委託。 同月27日の記者会見で、事務次官
    によるセクシュアルハラスメント(セクハラ)があったと判断したことを発表した。
    尚、事務次官側はセクハラについて否定している。

    この過程で麻生大臣は、日本には「セクハラ罪という罪はない」と発言し、
    セクハラを軽視する態度を崩さなかった。 また、セクハラ行為を防止することが
    第一であるはずなのに、「男を番記者にすればいい」などと女性記者を排除する
    ような発言もあった。 こうした麻生大臣の言動は、セクハラが深刻な社会問題
    であることの認識を欠いていると指摘せざるを得ない。

    現在、健全な民間企業はセクハラなどのハラスメントをなくそうと努力している。
    にもかかわらず、「女性活躍」を標榜する政府の中枢機関で起きたセクハラ事件に
    対して、その対応が余りにお粗末であったと言わざるを得ない。 その悪影響は
    計り知れないほど大きい。 そこで、民間企業ではないが特別にノミネートした。

    surugabank

    スルガ銀行は静岡県沼津市に本店を置き、東京ほかの大都市でも営業展開していた
    地方銀行である。 同行では、今年5 月に破産手続開始が決定し破綻した不動産
    会社「スマートデイズ」の勧誘のもと同社のシェアハウスに投資していた一般
    投資家らに不正な融資をしていたことが判明し、今年9 月7 日には、この問題に
    関する第三者委員会(委員長=中村直人弁護士)の調査報告書が公表された。
    これにより、同行が行員たちに過大なノルマを押し付ける一方、達成出来ない
    人に対しては、凄絶なパワーハラスメントを行っていたことが発覚した。

    上記報告書によれば、第三者委ではスルガ銀行の全行員を対象にアンケート調査を
    実施。 その結果、「首を捕まれ壁に押し当てられ、顔の横の壁を殴った」
    「数字ができないなら、ビルから飛び降りろといわれた」、「ゴミ箱を蹴り上げ
    たり、空のカフェ飲料のカップを投げつけられた」「死んでも頑張りますに対し、
    それなら死んでみろと叱責された」「物を投げつけられ、パソコンにパンチされ、
    お前の家族皆殺しにしてやると言われた」…などの回答が多数寄せられたと
    されており、第三者委もこうしたパワハラの蔓延が不正融資の温床になったとの
    見方を示している。

    パワハラ行為それ自体の酷さもさることながら、この放置・励行が最終的には
    社会全体に害を及ぼすことの実例としてノミネートした。
    80201962
    野村不動産株式会社は、不動産業界の最大手企業である。 野村不動産では、
    「裁量労働制」が違法適用されていた2016 年9月、50 代の男性社員が過労自殺
    していたことが今年3 月発覚した。

    同社では2005 年、会社の中枢で経営企画の立案や情報分析などを行う社員が
    対象の「企画業務型裁量労働制」を約600 人の社員に適用した。 だが実際には、
    マンションの営業担当など本来は適用の対象とはならない業務の担当者がここに
    多数含まれており、亡くなった社員もこれを適用された結果、一ヶ月の残業時間が
    180 時間を超えることもある長時間労働を強いられていた。

    上記の過労自殺が労災認定された2017 年12 月には、こうした裁量労働制の違法
    適用とそれに伴う違法残業、残業代未払いなどにより同社の東京本社など5 つの
    事業所が労働基準監督署から是正勧告を受けたほか、宮島誠一社長が東京労働局
    から是正の特別指導を受けている。

    裁量労働制が違法な長時間労働の温床となっている事実を示し、その悪用が最悪の
    労災事故を引き起こした事例としてノミネートした。

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    三菱電機株式会社は、家電から発電機まで様々な電気製品を製造するメーカー
    企業であり、我が国の代表的な大企業である。 同社では男性社員5人が長時間
    労働が原因で精神障害や脳疾患を発症して2014~2017年に相次いで労災認定
    されていたことが発覚した。 5人はシステム開発の技術者か研究職で、そのうち
    2人は過労自死しており、3人には裁量労働制が適用されていた。 裁量労働制が
    適用された3名の中には過労自死した社員も含まれていたという。

    同社・ネットワーク製作所(兵庫県尼崎市)に勤務し、2016年2月に過労自死した
    男性社員は亡くなる4カ月ほど前から法定時間を上回る残業がそれ以前の約5倍に
    急増し、月80時間前後の残業が続いたという。 この時期に精神障害が発症した
    として、2017年6月に労災認定された。 裁量労働制が適用されていたため
    「残業」扱いにもなっていない。

    また、同社名古屋製作所(名古屋市)の技術者の男性社員(当時28歳)は、
    2012年8月に過労自死した。 2011年にシステム開発プロジェクトの担当に任命
    されたが、システムに次々と不具合が発生した。 完成が予定に間に合わず、
    遅れを取り戻すために月100時間を超す長時間労働が数カ月続き、精神障害を発症。
    2014年12月に労災認定された。

    長時間労働による過労死という深刻な事故を起こしながら、同社は再発防止出来ず、
    4年間に2人もの過労自死を出したことは極めて重大であり、短期間に長時間労働を
    原因とした労災が5件も認定されたことも異常な状況であるため、ノミネートした。

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