都バスの深夜運転が2014年11月1日で終了した。 世界の主要都市では、24時間体制で
深夜バスが運行されているのだが、東京の場合、この路線以外に、一切何の交通機関にも
接続出来なかった事が、廃止の最大の理由となっている。
東京は、世界最大の都市圏となっているため、上手くやれば、深夜バスの運行は必ず
根付いた筈。 それでも、利用客が伸びなかったのは、六本木から、渋谷に行けたとしても、
朝の4時半過ぎまでは、山手線でさえ運転をしていないため。
渋谷から横浜方面へは、24時間体制とは言わなくても、深夜運行バスが運転されているが、
タクシーよりは、かなり割安とは言え、その運賃は、非常に高い。 横浜の市バスも、
最終バスは、午後11時前後と非常に早いが、横浜駅前は、深夜3時頃でも普通に人が歩いて
いるため、30分~1時間間隔でも良いので、深夜にバスを運転すれば、需要はある筈。
世界で最も住みやすい町としても有名な、ウィーンとトロントでは、市内の交通は、定期券
だけで、全ての交通機関に乗車出来るため、交通費がかなり安くなっており、深夜運行バス
にも、その定期券が使える。
日本では、何もかもが利益優先となっており、こういう公共性のある交通事業には、一切
投資しないのだが、それは、単に、建設業界が儲からないから邪魔をしているためなのでは。
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